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2010年04月03日

ノーピクの心得はできているか

金曜の嵐にはまいった。痛勤とはこのこと。
どうにか10時に会社に着いた頃にはヘロヘロ。
昼ごろには収まったが、それまでは芦ノ湖でも南よりの
風が散々に暴れたことだろう。
こんな後にはキャスティングで狙ったほうが正解かも
しれなかったが、この釣りにはまってしまうと、ロッドが
「入る」という出来事抜きでは釣りが成立しない。
自分の型にはめようとする考えそのものが間違っているのだが
これは仕方がない。季節が進む中で、いつか自分の型にはまる
時期が来るもの。しかし、本当に狙うなら、その時の釣り場の
状況に自分を合わせるのが正解。

今日は、そんな反省をさせられた一日であった。
まず、昨日の超暖かい南風から一転して朝は気温2度。
風はないものの午前中はずっと曇天で次第にシンシンと
冷え込むような感じ。活性が上がる要素がなかった。



<4月に入ったが、春ではない芦ノ湖>

朝一は鏡のような水面で、三石からずっと沿岸にライズ発生。
ライズの道に沿って進む。ヒメかな?小型のマスがユスリカに
出ているようなライズ。
4月に入り、ワカサギ接岸ピークも湖尻側から徐々に開けて来る
だろうと期待し、今日は西岸を進み、湖尻を重点的にやるつもり
だった。
が、嵐の後でゴミだらけ。濁り。最悪の状況。
しかもワカサギ、ガンガン接岸している!浮いてるのも1つしか
見なかった。
まず、湖尻狙いは失敗。湖一周で箱根湾、再び西岸へ。
各所ボトムトレースが面白そうな感じでまばらなワカサギの群れ
や、湖底にへばり付く巨大な反応も頻発。また、沖のフィッシュ
ボールや単体反応も依然として登場。9、10、12あたり。
ヒメは好反応連発で10~15。
大荒れで魚は浮いている様子もある。可能性に満ちた日ではある。
しかし、いかんせん前日とのギャップで冷え込みが厳しく、表層
も喰わない。中層も深場も当たらない。とにかく朝から微動だにせず。
湖一周に加え、ショアか沿岸か沖か、表層か中層か深場か、ツノ
か貝かミノーかスローかほどほどか速か、すべてをちょっとづつ
やっているうちに何もなく終わった感じ・・・。
例えばツノは2色と8色、つづいて3色と7色、次に4色と6色で
広範を探ったが、結局のところ、冷え込み、濁りという状況で無理
に自分の型にはめようと矛盾した釣りをしていた気がする。
2色WB9センチヒメで湖横断を試みたりもしたのだが・・。
この状況は冷静に考えれば中層と深層の2点待ちで貝のスローまたは
デッドスローというのが正解だったと思う。スローでやるなら場所も
ある程度絞り込むべき。やはり状況に釣りを合わせなければ、運だけ
ではない。やるべきことをやった上での運だ。

樹木園沖で6色アワビに重いアタリ。慎重なやり取り。
6色ならニジではないという思いがあった。超久々のアタリでもあり
膝に力が入らない、ドキドキして呼吸も乱れるほど。
良くファイトする流木だった。写真とろうかと思ったほどだ。

ノーピクのまま昼前上がりで箱根湾へ曳きながら戻る。
湾内。片付けようかな、と思った頃に6色アワビについに初のアタリ!
当然の事、魚。さほど大きくはなさそうだが、棚から言ってサクラの
小型ということもありえる。シャローがせまっており、後ろから観光船も
せまっていたのでクラッチ切りで万全のファイト。
で、得たものは放流ニジであった。しかも胃にはワカサギ入りであった。
そういう季節になりつつある。

昼からは少し暖まってきたが、寂しく下山。
この時期は寒暖が肝。特に寒い日は昼ごろと午後が有利な気がする。

それにしても、バラシで魚運が逃げた気がしていたのだが、本日、ツキの
流れが変わるできごとがあった。
定期券を買いにJRの駅まで行って、肝心のSUICAを忘れてきたことに
気が付き、「ちぇっ」と思いつつ、駐車場からから大通りへ右折で出る。
(実は右折禁止だったらしい)花見の飲酒運転を警戒中のポリに拿捕。
7000円納税。
よし!これで運が好転するに違いない!

芦ノ湖の春よ、そろそろ来てくれてもいいよ。  


Posted by GoFishing! at 23:59Comments(0)芦ノ湖

2010年03月27日

納得の完敗

下界にいると、今日は久しぶりにトロ日和だなーと思った人は
多いだろう。ところが、とんでもない。
朝は氷点下。芦ノ湖は午前中ずっとこんな感じだった。
久しぶりに風はなくて良かったが・・。



出漁後しばしで、が本降り。11時に少し小康。
午前上がりで片付けていると晴れ間がのぞき、暖かくなる、という
まあ、よくあるパターン。
今日は子供とDSで遊ぶ約束をしているので、延長戦は断念。
約束破りは4月の勝負どころにとっておいて、今のうちは大人しく
しておかないと。
通信簿でありえないくらいの成績アップを条件にDSを買ってあげる
約束をしていたら、まんまとそれをクリアされてしまい、ついに
友達コレクションとともに買い与える羽目になってしまった。
子供というのは、要は関心のあることは頑張るし、興味ないことを
いくら熱心に指導したところで何も身に入らない生き物らしい。

それはそうと、釣り。

結論から言うと惨敗。
ワカサギ接岸期の最も辛い状況に突入している。
近海漁業でも通用しない、本当のショア釣りレベルと見た。
が、主要ポイントでは沖合いにも単体反応がポツポツ。
やはり今年は個体数が多いと感じる。一発チャンスはある。
ただ、今日のように冷え込みや雪なんかだと活性が上がらず
チャンスがますます小さくなる。
現状の反応は7~8mと12m付近に二極化。遥か沖だと12m
あたりか、と思わせて、時に7mに現れたりという感じ。
ニジは3色までという感じなので3キロ中盤以上で6,7,8,9色
あたりを駆使することで「釣り分け」が可能な状況である。
ただし!当たらない。当たればかなりの確率で本命?

ということなので、アタリが少ないのは納得ずくで貫くべき
というのが今日のテーマ。
そして、バラシ病に陥らないこと。

6時ごろ出船。
島の外を回って山のホテル側へ向かうことにした。
湾内のクルーザー前、6色HM夜光6センチ、3キロ。
いきなり朝一の大アタリ。
持つ。重い。「うひょー、朝一から頂き?」と思うが
最初の抵抗を凌ぐと急にテンション軽く。魚が従順に
なったか。アイドリング速度のままリトリーブ。
が、どうも、前回のバラシがよぎり、強引に巻けない。
なんだか、テンション不足しているのに、ゆっくり恐々
と巻いている自分がいる。結局、あと2色になった時点で
再び抵抗され、あっけなくバレ。中間の緩みを上手く
使われた感じ。モノはブラウンかな、という気もするが
とにかく悪いスパイラル。
で、予定通り、アタリは少なく、その後は雪の地獄巡礼。
白浜でライン出し途中でニジが掛かった以外はノーピク。
10:30、雪が止んできたところでツノ4キロに攻め方
を変えてみる。
百貫から旗ブイへ一直線に向かうコース、4キロ80ヤード
ツノ(ゴールド系)6センチ。大アタリ、も乗らず。
以降、何も起こらず。
酷い目にあったようだが、この状況、この釣りで2回チャンス
があって、それを手に出来なかっただけのこと。という点で
納得の完敗と。
今のところは魚の方にツキがあるか?4月になって流れが変わる
ことを期待。
それにしても、午後は釣れたのだろうか。相当後ろ髪引かれたが
それでも、あと1チャンスあるかないか、だよなー。
4月頑張ろう。
小田原あたりは桜が結構咲いていた。
もうすぐ桜前線が箱根の山を登り始めるか?  


Posted by GoFishing! at 19:15Comments(0)芦ノ湖

2010年03月20日

「サクラを取り逃がす」といふことについて

第2戦はもっとサクラマスの諸君が太ってからと思っていたが
S川師匠の2本を見れば、週末を家で撮り溜めした番組鑑賞で
やり過ごすというわけにもいかなくなる。
中国から近づいてくるタチの悪い低気圧が発達しそうで、風が
心配だったが、案の定、予報より随分と前倒しで荒れ始めた。
朝から疾風は南~西へころころと風向きを変えながら吹きすさぶ。
気温は6度ほどはあるが、風で寒く感じる。

何はともあれ、このところポツポツ出ているわけだが、ワカサギの
接岸も先の新月辺りでピーク入りしている感じで、状況はどない
なのか?
まずはレッドコア受難の時期に入っていることは痛感。現に今日は
10時前後から14:30上がりまでノーピクを喰らった。
放流マスは少し浅めに布陣しているようだが、遠洋においてはあまり
出会うこともなく、特に5色、6色となると、せいぜいスロー気味で
ヒメマスが掛かる程度。
ようは、釣れているサクラも起死回生の一発!的な展開のようだ。

さて、このところ実績の出ている(らしい)東側だが、今日のような
天候では風下でとても攻めきれない。今日はガラガラ。朝のうち
百貫まで西岸を進みヒメ1のみだったので、ガラ空きの東へ渡る。
百貫から箱根園に渡る横断路(最深部コース)も一応操業。
5色T-SHELL夜光、7色アワビ。3.2キロ。
横断も中間点を過ぎたころの出来事。
魚探にはチラホラヒメの群れが出始める。
こんなとここでサクラ釣れるわけないか。
と何気なーく夜光を付けた右舷スティルブレイカーを見るともなく
視界に入れる。T師匠こだわりカラーの美しいロッドがひしゃげる
ように引き込まれている!なぜかドラグが出て行かない。
レッドコアラインの特性上、ラインの摩擦でブレーキがかかること
がある。「やべー!!」と思ったが、ロッドを持った時点では軽く
なっていた。
こういうケース、残念だし、悔しいけど、よくあること。それほど
引きづらない。ただ、これが1日に1回のアタリだったりと辛いこと
もあるのだが。
「よし、次、次だ!いるぞ。釣れる。」
この時、頭の中には先日M田さんが成し遂げた伝説の「その日リベンジ」
がイメージされていた。
しかし、サクラをバラスという事の本質はそんな生易しいものではなかった。

その後、東岸沖合いを重点的にやり、初期にヒットが多かった樹木園近辺、
立岩と攻めるがピクリともせず。難行苦行が始まる。
疾風が烈風に変わる寸前の9時ごろ事件は起きた。
その前に、サクラの疑いがある反応は各地でポツポツ見られる。朝のうちは。
今回はワカサギ接岸期でありながら、沖合いをさ迷っている個体と鉢合わせ
する作戦(それが可能なほど個体数が多く、行動パターンも多様なのだ)。
百貫などは12mに巨大なシルエット、その他7~10mあたりに出没。

今日は風裏となった西岸が激コミだった。ヒメの反応が多く、サクラらしき
反応は少ないのだが、まあきっとどこにでも魚はいる状況。
長い沈黙の末に6色夜光(再び、というか三度!)に激アタリ。
水深30mライン。速度3.2キロ。ロッド保持。
スティルブレイカーならでは、いかにもサクラな手ごたえが明確に伝わって
くる。「よっしゃー!リベンジ成功!!」
4色あたりで綱引き状態となり巻かせてもらえない。
が、岬の向こうから他船が目の前を横切っていく。沖へ出られない。
風裏から強風下へ出ることもあり、細かな操船で回避は困難と判断し
ニュートラルに。
おかげでサクサクとリーダーまで上がって銀色の長い魚体が浮上してくる。
サクラである。スリムだが長さは50絡み(ということに)。水面から
突き出たヒレは刺々しいほど。
ボート際に寄せてくると、温存していた体力を駆使して猛烈なヘッドシェイク
でルアーを振り外そうとする。それをボートの周りを泳ぎながらそれを
続けられる。それを凌げば疲れてネットインとなるのだが、こいつは
どこまででもヘッドシェイクを続ける。トローラーを喜ばせるあの手ごたえ
は、このサクラ独特のルアーを吹っ飛ばそうとする行為によるもの。
今は味わいたくない手ごたえだ。
いい加減にしてくれー、と心配になってきたころ、船の前側に出て横向きで
首を振られ、ポイッと船上にルアーだけが戻ってきた。
えっ、と時間が止まったが、魚の方は止まっていない。さっさと元気に
潜っていった。成すすべもない完敗。クラッチ切りの判断以外にはミス
はなかったと思うのだが・・・。

「サクラばらした」というのは良く聞く話だが、サクラ確定後にバラす
というこの悪夢は、とてつもないショックで、本当に放心状態となる。
その後、本当の意味での「その日リベンジ」を目指して昼休みもとらず
操業を続けたが、まったく報われることはなかった。
その日リベンジのためには、一度休憩をとって、心身の状態を整えて
臨むことが重要であるということが判明した。
だが、現時点では沖に出ている個体が少なく、今日のように場荒れして
しまうとリベンジは相当に困難な作業であると痛感した。

サクラを初めて釣るまでに苦節4シーズン以上の風雪を耐え忍んだ自分
だが、初めて掛けたサクラをバラさないで本当に良かったと今更ながら
思う。人生初でなくとも、今シーズン初でも十分に凹むだろう。
終了後、S川師匠に昨日の快挙の祝辞を申し上げたが、師も「とりあえず
1本獲れていると気持ちが違うね」とのことであった。

ということでサクラバラシ、悪しきことのように言ってはいるが、この
ゲームを熱くさせてくれる強烈なスパイスだろう。利き過ぎには注意が
必要。また、このスパイラルにはまったりしたら立ち直れるだろうか、
と素朴に心配したりもする。
「サクラばらした」はそう、聞き流してはいけないレベルの大事なのだ。
後日、絶対にリベンジする。いくらブログに書きたてたところで何ら
慰めになるわけでもないし。  


Posted by GoFishing! at 20:07Comments(2)芦ノ湖

2010年03月03日

ひな祭り

ひな祭りのことはすっかり忘れて、出撃。
週末まで待ちきれなかった、というのもあるが、
とりあえず今週では今日が狙い目かな、と。
特別解禁すら来ていないので、とにかく、まずは湖の
状況をリサーチするところから。
とにかく次回以降に繋げていかないと。
ここのところ2年連続で初日にサクラGETに成功して
いるが、2度あることは3度あるとは、とても思えない。
それくらい去年は1本目以降が厳しかった。
気温2度、朝は霧、小雨。けっこう寒い。
風は東よりの微風。6時過ぎ開始。
アワビで4色&7色で沿岸漁業作戦。
三石、トリカブト、白浜、平岩、箒、ムジナ、百貫と
感なし。魚探反応も皆無。
思っていた展開と随分違う。やば、と思い仕掛け回収。
一気に禁漁区を飛ばして立岩、小杉で横断の樹木園、カエル
和田、プリンス、龍宮、山ノ神、庭石、成蹊。
こんだけやって、樹木園、カエルの狙い位置寸前で2度とも
チビニジに邪魔されたのみ。もちろん4色。
魚探には樹木~和田の角あたりは賑やか。ヒメの群れと放流マス
の団体がひしめいている。
が、とにかく活性が低い。
ワカサギの群れは15m前後にまとまっており、接岸を意識
し始めているが、それより浅い10m前後はもぬけの空。
ボトム付近のワカサギの群れを直撃するという過去2年の作戦
と同じ攻めだし、状況も現況では似ているのだが、本命っぽい
のが魚探にも見えない。
4色をT-SHELL夜光(レイライン5.5)にチェンジ。
今度は亀ヶ崎まで足を伸ばす。4色には乗らないアタリ多し。
夜光はよいかも。
ついに亀ヶ崎で7色にビッグヒット!
が、乗らず。過去2年は1度きりのアタリで獲っている。
同じルアー、同じロッド、棚もほぼ一緒。
乗らなかったですか、今年は。終わったな。
10時過をぎており気温も少しぬるんだが、小雨交じりの曇天
で活性上がらず。
ちょっと気なっていた夜光の方の乗らないアタリ。チモトの
短いフックに交換してみた。すると、ほーーー釣れる。ヒメに
ニジにニジ。ほんと、終わったな今年は。
なーんて思っていると7色アワビ(10年エース)根掛かり、
ロスト・・・。言葉なし。
帰還。
どうも、この魚探に映らない状況って、去年のシャッター閉まった
後と同じっぽい。キャスティングで釣れているというのが、また
不吉だ(レッドコア屋にとっては・・)。定置にも相当ワカサギが
入っているようだし。まさか、もうシャッター閉まった?
午後は帰ってお雛様飾ったりしないとなあとも思ったが、
次回に向けて何もヒントすらない。
思い直して午後も違うことを試そう、と思い出船。
島経由で山のホテル方面へ。途中、島でニジ。5色アワビ。
打開策が・・・遠洋漁業か近海漁業か・・・
悩んでいるところで戦況インフォメーション入電。
参戦せんとて即時に戦場へ。
日が出てつかのま暖かくなった。
プリンス過ぎたあたりからバンバン当たる、釣れる。ニジが。
活性が上がってきた。が、ニジに邪魔されては釣りにならない。
4色夜光+5色アワビ、どちらも釣れるが、このままでは
ニジと遊んでタイムアップだな。
ここで決意の近海漁業へ。先のアワビロストで怖さもあるが、
岸寄りは4色夜光(もちろん愛用のT-SHELL)。
8mラインを速度3.0キロで進む。
で、しばし。
ギーーーーーーーー!!!と根掛かり以外では聞いたこと
がないような激しいラインアラーム。
「ああああ、また愛用のスプーン戦死か・・・」
ロッド持つ。ゴンゴンゴンッ。
「おおおお、サクラじゃねえ?」
ということでサクラだった。
浮いてからのスリリングなやりとり、しびれる。
1年ぶりのサクラ、バラしたらたまらん。
最後までヒヤヒヤしながらネットイン。
14:10の出来事。
にて終了。
結局、接岸パターンになってしまったのか?
それは今後の戦況が語ってくれると思うが、まだまだ
行けると思う。この時期は天候1つで全然状況が違うので、
今日一日のことでは判断できそうにない。



去年はいきなりグッドサイズで、その後が続かなかったので
今年は、これくらいから徐々に上げて行きたいなあ。
43.5センチ
あまり脂は乗ってなかったが、旨みは格別。
初日の食感は極上の寒ビラメ?
ひな祭りにふさわしい究極の食材。

今年も1本目を釣らせていただき、祝勝会もしてもらい、
福井ボートのみなさん、ありがとうございました!



  


Posted by GoFishing! at 22:18Comments(2)芦ノ湖

2010年03月01日

祝解禁

芦ノ湖では良い解禁日和だったのではないでしょうか。関野さんさすがですね!15年くらいやってもボディウムには到達できないですから!毎年でしからね!さて、一本目行きますか、と燃え上がる今日このごろ。いよいよ開幕です!ちょいと痩せてるのが気になるけど、ワカサギにがっちり噛み合ってる固体もあるわけで、それからはぐれた固体がヒットしてるとも思われ、それは取りも直さず固体数の多さを意味しておりますね。いずれにせよ早く一本獲って落ち着きたいですね。
  


Posted by GoFishing! at 21:51Comments(0)芦ノ湖

2009年12月19日

今年もありがとう

いよいよ芦ノ湖最終日(実際は20日までだが)。
とりあえずお礼参りだけでも、と強風で釣りにならない
ことも計算に入れつつゆっくり目に箱根へ出かけた。
このところ天気予報には裏切られ続けているが、今日は
いい方に転んだ。気温はマイナス6度だが、朝は弱い風。
午前中のんびりとワカサギ釣りができた。
手は麻痺状態だが寒さはそれほど気にならない。
ガイドが凍るのは当然としてPEが凍結してスプールから
出て行かない。この寒さは人生最高レベル。
島の23メートルにアンカーを下ろし、赤虫と格闘。
まったく感覚のない指先ではまったく話にならない。
ワカサギの状況完全に底ベッタリで魚探に群れが映ること
は一度もなかった。が、コンスタントに当たりは来る。
着底後、意図的に少しラインを弛ませると小気味よい当たり
が来る。魚は大きいので当たりの感じは良い。が、あまり
鈴なりにはならない。せいぜい3~4匹。
欲張って弛ませ過ぎて、途中お祭りによる自爆もあり。
地味ーな釣りだが、なかなか奥深く面白い。
それでも10時には、その地味な当たりもなく、虚無状態。
が飽きるということもなく11時まで今年最後の釣りを堪能
させてもらった。



<いくら大きくても、この数では500に届かず。>

カップめんで昼食後、南西風は強いが、この後弱まりそうな
感じ。ここは最後の最後にヒメトロで締めるか、と思い
強風の中、再度の出航。
この前、12月パターンに苦しめられたリベンジは、やはり
今やらなければ。
「2時間でつれるよ」とS川師匠
「さっくり釣れるといいですね。」とT師匠
いやー、そう甘くはないかもねー、とやってみないと
わからないのがヒメトロ。
「8匹くらい釣りたいなー」
今日は天気が良いので深棚で安定化?と思ったが、返り討ち
っぽい雰囲気。
トリカブト、旗ブイ、箒、百貫ブイ、百貫と進むが、魚探の
反応は21~22、16~17、15、12~13、10、8~9
と選り取りみどり。
前回は、これに踊らされた。要はどの群れを断固として攻めるか。
直近の情報を頼りに深棚と15mの両待ちで進む。
も、当たらない。百貫までカスリもせず、これは惨敗?

が、ずーっと魚探を見てきて思った。8~10mが最も反応
が多い。さらに、チビもいるが、それっぽい大きさも多い。
群れの密度や大きさから、この反応はヒメとほぼ断定。
で、百貫あたり、斜め上方にダッシュしているやつのシルエット
を何度か魚探が捉える。その場所、その時間帯の狙い目がついに
見えた気がした。
急遽、60号で11~13m出しに変更。
沈黙を破り、すぐにダブルヒット。「もらった!」
予定外の釣りでフックは前回からのキャリーオーバーだったので
バレが多いのだが、百貫の風裏となった禁漁区沖を中心に11~
15m出しで一気に定数を達成。1本目から1時間と15分。
時に15時。気が付けば晴れて陽光は暖かく、風も収まっていた。
最後は自分の望んでいた最高のカタチでのヒメトロで締めることが
できた。
船上より平和鳥井と何より芦ノ湖そのものに拍手を打って今年一年
の感謝の一礼。



<手抜き写真。さすがにスリム化。サイズもまちまちに。>

いきなりのサクラゲットにはじまり、最後まで今年も芦ノ湖の釣り
を楽しませてもらった。
芦ノ湖と魚達と漁協と、そして福井ボートのみなさん、今年も
お世話になりました。
来年もどうかサクラゲット!!!!できますように。
  


Posted by GoFishing! at 23:30Comments(0)芦ノ湖

2009年12月13日

ようやく12月らしくなったかな

芦ノ湖解禁もあと1週間となった。
1年は早い、と言うが、開幕の頃を考えると遥かな昔のような
気もする。それほど激闘の1年だったということか。
今年は本当に仕事やプライベート諸々に阻まれて特に6月以降は
思うように釣行できなかった。
来年もこんなことにならないように、春先から猛ダッシュしなけ
れば。
芦ノ湖でもこんな風なので、他の釣りはまったくと言っていいほど
出番なしの1年だった。

さて、サクラが桜の咲く頃とすれば、ヒメマスは紅葉の頃である。
紅葉もそろそろ見納めとばかり、ヒメの釣り納めに芦ノ湖へ。

今年は12月に入っても棚が安定して良く釣れている。
が、どういうわけか今日は本当に12月らしいパターン。
魚探に22mに映った、棚合わせた、10mに大群!やはりそっちに
合わせよう、みたいな騒ぎで気紛れに分散した群れに踊らされて
手こずった。
場所的には手堅く百貫、禁漁区あたりが良かったらしいのだが、
本日は釣り納めなので、今年やってない場所をやろう、と思い
成蹊から湖ど真ん中コース。が、これは大外しだった。
この時期、なかなか群れも神出鬼没で右往左往させられたが
本命は水深12~13mであろう。60号18~20mあたり
のヒットが多かったが、もっと浅い方がよかったようだ。
ルアーもひどく曇ったので、通常より大きく派手な(ピンク)
バッセルに赤のビニ管たっぷりの3本チラシ針で行ったが、
これもややセレクティブ君たちには嫌われた感あり。

10時半ぐらいから陽光差してくるも、当たらず。考えてみれば
この時に棚をぐんと深くしていれば良かったかもしれない。
11時過ぎにギブアップ。



お刺身サイズは31.5センチ。
12月でこれだけ釣れれば満足×2。

最終週は行けてもワカサギにしようかと思う。
これで今シーズン最後のトリュイト・ディネェとなるな。


開高健著「フィッシュ・オン」より
・マスの晩餐、トリュイト・ディネェといえばフランス料理でも
 ちょっとしたものである。
・今夜はトリュイト・ディネェである。ブレダースホフ※といっしょに
 やったら、こいつ、こたえられないのじゃないか。
※ドイツ、ニーダードルフレンドルフ村産の白ワイン  


Posted by GoFishing! at 16:59Comments(0)芦ノ湖

2009年11月29日

本職たりえず

インフル騒動のおかげで2週間というもの釣りから遠ざかった。
例年だとヒメマスも終了モードだが、今年はまだまだ行ける様子。
寒さと強風という悪コンディションだったが、行ける時に行こう
ということで本日出漁。
それにしても夜明けが遅くなった。6時でも暗い。駐車場6時着で
十分な感じだ。
北東の冷たい風が容赦なく吹きつけ、これまで好調だった西岸は
特にうねりも強く厳しい。前回と違って霧はないが、うねりは前回
以上。今年は贅沢に日を選べないのでタイミングが悪い。
愛用船もセッティングが変わったのか、気温の低下で燃調が合った
のか、軽快に回るものの船足が速い。追い風では釣りにならず
最初から遠くに出て湾内へ戻る(逆風)の組み立て。
が、さんざん叩かれたためか、光量不足(今日もシェルは使わず)
かアタリなし。7時を回り百貫ブイの手前まで移動して箒、旗ブイ
と逆風攻撃。どうにかトリカブトまでで2匹拾う。コンディションは
良好な魚。魚探の反応は20~21ピッタリ指定状態。
60号で22~25m出し。船速は安定せず1.5~2キロ。
実は追い風でニュートラルだと1.0~1.2キロ。
本職ならこのスピードこそ本領を発揮するところだろう。
が、自分にはこのスピードに対応する引き出しがない。
やってみれば釣れるのかもしれないが、やはりトローラーの性分
でラインが斜めに入っていないと気持ち悪い。
お次は百貫から禁漁区へ進出するも、うねりは最高潮で釣りに
ならず。有望ポイントを断念。
その後、本職を目指し修行するか、北東で楽なプリンス沖に戦場
を移すか悩み、結局楽な方へ。
旗ブイ間を攻める。
時に9時。イケスには4つ。今日はやばい感じ・・。
S川ガイドの話では釣れない日は相当厳しくなってきているらしいし。
が、転戦は吉と出た。まず船速が安定。陽も差して、金物には有利な
条件になってきた。
この区間では15m前後と20m前後の2系統に群れが分かれ、
追い風と向かい風で同じライン数でどっちにも対応可能だった。
行きも帰りもダブルヒット連発で1時間足らずで定数到達。
ただし、プリンス方面は小型の群れが多く全体的に魚は百貫あたり
で釣れるものと比べると見劣りする。25ぐらいが多い。
20センチクラスが2本混じったが。このところ深刻な被害をもたら
していたモグラを2週連続で捕獲した「みゃーすけ」の報酬に充てる
事とした。
何匹か今日の寒さを利用して開きにした。脂の乗りも良く、楽しみ。



<西岸で頑張ればもっと良型が揃うが・・今日は無理だった>
スリム化しつつあるが、食味は依然として十分のはず。
あー鏡のような湖面でヒメトロがやりたい。
箱根全山、紅葉は素晴らしかった。車も多いが。



<すっかりストーブが恋しい季節となった芦ノ湖>
  


Posted by GoFishing! at 17:03Comments(0)芦ノ湖

2009年11月03日

紅葉は霧の彼方に

ついに11月になった。
今年は暖冬、冷夏に続き暖かな秋。気温の変化が穏やかで紅葉の発色は
冴えない。湖の環境もちょっと不思議な感じ。減水も影響してか
蛭川にはまったくヒメマスの遡上がないとか。採卵できずで、今後が
心配です。
湖底水温が高かった今年。サクラは期待ほどではなかったにせよ、
ワカサギもヒメも豊漁。秋の湖水は異常にクリア。
いずれにせよ、来年のサクラは豊漁がほぼ確定しつつある。
何とか秋を静かにやり過ごして、来春の爛漫のサクララッシュを
夢見たいものだ。
さて、前置きが長くなったが、1日の芦ノ湖にヒメトロで出船した。
本当は31日が良かったわけだが、インフルエンザワクチン(季節性)
が品切れ間近ということで、子供たちを連れて止む無く接種へ。
日曜は翌日の会社が辛いので、最近は避けていたのだが、どうやら
寒冷前線の南下と、太平洋側の別の低気圧による前線もあり、
飛び石連休を含めても1日の午前しかチャンスはなさそうだった。
しかも、一気に寒くなりそうだし。
あったか陽気で湖上から紅葉散策、という絵図を思い描き、日曜の
芦ノ湖へ。

が、どうしたことか。朝から激強風。



<しかも、、濃霧! GPSなしでは航行不能な状態・・>

自分の場合、ヒメトロは本気モードというより秋の風情と食味と
釣り味と3つ揃っての総合レジャーなので、これではヒメトロ本来
の楽しさがない。
しかも富士方向から吹いてくるので、風裏が存在しない。
6時半ごろスタートし、一気にトリカブト沖まで走って追い風に
乗って操業。三石で仕掛けとぶら下げアンカーを回収して再び風上に
ダッシュ、の繰り返しでどうにか釣りは成立。
わざわざ用意してもらった5号艇のエンジンも常に複雑なスロットル
ワークを強いられる。アクセル固定では数秒も速度を維持できない。
意地で1.5~1.6キロを維持。追い風ではニュートラルどころか
リバースさえ必要な状況。
しかも、霧では喰いも立たない。1往復で1匹の地味な釣り。
果敢に風上に向かって釣りを成立させているHさんや鉄人A澤さん
を見て励まされ、自分も沖合いに狩場を移す。
旗ブイあたりは相当に優良な魚群。だが、チビの群れも多く、棚の
釣り分けが要求される。
良い魚は水深20~21mに展開。23~24出しで当たる。
途中、霧が深くなりアタリが止まったため、霧の薄い百貫方面へ
移動。これが失敗だった。百貫ではアタリなし。霧は薄いが風は
猛烈。散々な目に・・。
結果的には箒~百貫については帰路の中間のブイ沖~箒だけが良か
った。
やはりあちこち移動すると特に喰いの悪い日は苦労する。
霧に対しては自分の経験上はアワビや少し大きめのルアーが良いの
だが、なんだか強風でルアー交換が面倒臭く、そのままバッセルで
通してしまった。
とても苦行となったこの日の締めは、強風による帽子飛散。
愛用のノッポさん帽子。さすがにゴアテックスだけあって、ずっと
浮いている。少し悩んだが、長年の友の救助を優先。仕掛けは
入れたまま船を旋回させ救出へ向かう。船舶免許の時はこれが
苦手だったのだが、一発で決めた。が、仕掛けも一発でお祭り。
ゆっくり慎重に巻き上げたがPEまで巻き込んでの大混戦。
時に10時30分。定数まであと2。粘って修復を試みたが
ついに断念して帰港。あろうことか、霧は薄まりなかなか見頃の
紅葉がうっすらと姿を見せる。まあ、こんなもんだよね。
この飛び石で東北旅行に行かれたというS川師匠よりは紅葉見れた
かもしれない。



<27~28のベストサイズが揃ったが、少し痩せ始めた。>

今回も混じりっけなし、ヒメしか掛からず。
さすがに今回はワカサギまでやる余力なし。
すっかり筋肉痛の本日である。なぜ??

とりあえず5匹ほど塩焼き用に田舎にクール便で発送した。
秋の味便りだよ、もあるが、先日の実家からの差入れへの
返答品でもある。
極めて市場流通の希少なヒメマス。はたして何匹関門海峡を渡る
のだろうか。今年はまだ5匹だろうか。



<一応、5匹はこれの返答品なり。伊万里牛と物々交換。>

ヒメがすき焼に変わるイリュージョンか。



  


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2009年10月17日

秋の収穫祭ダブルヘッダー!

釣り人生で、こんなにも長いインターバルは何年ぶりだろうか?
9月1週目以来となる芦ノ湖。
最近の好調情報の中、自分は行けず、相当イリイリしていた。
ようやく行けた秋のベストシーズン。
ダブルヘッダー第1試合はもちろんヒメトロ。
気温は10度と肌寒い早朝だが、風もなく適度に曇り空。
行けそうな感じ。
6時出船。
とりあえず最近の実績ポイントからスタート。
いつものごとく湾内と三石はカットしてその先から。
60号で23mと24m出し。
赤金スプーン1.5g+紅サシ
サクラは掛からなくなってきたとのことだが、一応3本針は
見合わせ小型2本針(カットチヌ1号:金)。

投入後即アタリ。23m。反対側の棚を合わせて巻き取り開始。
で、間髪入れずダブルヒット!
初っ端からダブルかよー。芦ノ湖最高だなー。ほんと。



<やや小ぶりながら塩焼最適サイズのダブル>

その後西岸を進みながらポツポツと数を重ねる。
しばしアタリがない時は、ほぼミニが付着している。
自分の大好きな某所では、今回も華麗な食い上げが連発。
普通サイズがガンガン喰い上げてくる。
ポイントとポイントの中間では当たらないものの、主要ポイント
では必ず釣果が出る感じ。復路はポイント間が竿を上げて全開で
移動したが、きっとこれが効率よい。
が、今にして思えば、もっとのんびりと湖上散策すれば良かった。
1ヶ月以上の飢えが、ガツガツした釣りをさせていたようだ。
結局7:30に15匹目ヒット。
しばし悩んだ。不思議な魚。銀ピカの25センチほど。ヒメとも
違うしもちろんサクラとも違う。背中の模様はヒメだが、もっと
クッキリ。顔はシャープだが目は大きく歯もヒメ。
5分ほどイケスで観察したが、高水温も平気らしい。
結論は婚姻行き遅れのオスであった。
おかげで白子のムニエル、レモンバター醤油風味を食すことが
できた。これは半端なく旨い逸品。

少し気になるポイントの魚探掛けなどしながら8時に一旦帰港。



<第1試合の結果。モンドセレクション金賞間違いなしのヒメマス達>

少しお茶休憩を挟んで、第2試合。ワカサギ。
残りの紅サシでビールのつまみ程度、と思っていたが、
やりだすと面白くて熱くなる。
湾外の20~24の地味ーな群れを追うが、とてつもない数の
マスが追い回している。
まー時間帯というのもあるが、思わぬ苦戦。。
ようやく10時過ぎに20mラインにまずまずの群れを見つけ
どうにかペースをつかみかけたころ紅サシ終了。
こっちの気力体力も終了。
11時30分上がり。



<この数で500g到達。とにかくデカイ!>

秋の風物詩ということで、こんな感じで。



<庭の長ナスもついでに焼きナスに>

てなことで、秋の芦ノ湖の食味を満喫させていただいた。
いやー、久しぶりの釣りだったが、やっぱり芦ノ湖素晴らしい。

が、ついついうっかりしていたが、紅葉はまったく眼中に入らず。
1秒も気を抜かず漁をしていた感じ。
まだまだ修行が足りん。
楽しみの3分の1を忘れてきてしまった。

さらに秋深まるまで待つか。  


Posted by GoFishing! at 21:38Comments(0)芦ノ湖

2009年09月05日

収穫の秋が来た

ヒメマスは秋になって婚姻色に色付き、釣りとしては終焉に向かう
わけだが、芦ノ湖では来年成熟する銀ピカの魚体に脂が乗りに乗って
くる季節でもある。今年成熟個体を初夏に、というのもあるが、自分の
好みは、やはり秋!脂のノリが、滋味が違う。
というわけで、いつもより早く秋風が吹き始めた感のある今年は、例年
より早めにヒメトロ開始とした。やはりピークは10月だが、情報では
いい釣りができている模様。さあ、収穫の秋へいざ。
しかーし、自分で釣って見なければ状況というのは解らないもの。
水況、ポイント、棚、魚のコンディション、ヒット傾向、シーズン最初は
いつもわくわくドキドキである。
仕掛けも少し模様替え。ゴムクッションを敢えてペラと錘の間に装着。
ルアーはあまり関係ないと感じているが、今日も小型の赤金スプーン。
フックは地獄針を避け(サクラ対策)、通常のトローリングフック。
ドジャーは#000と#0000を使用。
今日は朝から気持ちよく晴れて、早朝は静穏。日が出てから東風
やや強く。気温16度(日中はシャツ1枚でOK)。
一番乗りで出船。前日にT師匠にライブ情報を聞いていたので最初から
ポイント、棚は照準どおり。数十秒で1匹目、つづいて2匹目と。
魚はプリプリ!!!小さそうなので錘は60号を使ったが、アタリも引きも
十分な代物。
初回なので広く探ろう、と西岸を真っ直ぐに突き進む。拾い釣りだが
とにかく朝の内は喰いが立ち、満遍なくどこででも釣れた。
8時頃には王手、となったが、その前あたりからアタリがぱったりと
止まり、ついには1時間に1アタリという状況。
百貫でついに!と思ったら恐れていたチビ桜(25位細身・・)だったりで、
結局定数は10:15分で到達。旗ブイ横で華麗に食い上げた婚姻メスで〆。
婚姻は結局2匹混ざったが、まあ季節感を味わうということで。
(白子のフライ旨かったーー!明日はイクラで親子丼か・・)



めちゃめちゃコンディション良し!

食味を除いても、ヒメトロの醍醐味は定数早上がりの充実感と、そして
何といってもダブルヒット!なのだが、今日はダブルヒットには持ち込めても
バラシが結構あった。やはり地獄針には敵わず・・。

これが醍醐味やね・・。



左22m出しと右24m出しで走っていて、22m側にヒット。右24m側を2m
巻き上げてから左を取り込み開始。チラチラ見ていると「来よった!」右竿も
ヒット!慌てず落ち着いて1つづつ回収。今日唯一のダブルネットイン!!

実は、今日はこれよりもっと深棚をやっていた。日中食いが落ちたので棚を
上下させていく中で上棚でダブルが出た。「これか??」
と思いきや、先に述べた百貫でのチビ桜ヒットとなった。無事リリースできた
が、どうやらヒメと完全に同じか少し上の層を闊歩しているようだ。
実際、釣り分けは難しいので少しでもダメージの小さいフックで望むなど
配慮が望ましい。初心者だと魚の見分けがつかない恐れもあるが良く見れば
全然違うので、これから旬のヒメトロをやる上では気をつけたいもの。
菜園にスイカがなって、実が白いうちに収穫する人はいまい。スイカは夏。
サクラは春である。



<最高な食材のみなさん>

さきほど刺身(酢〆)、ムニエル、吸い物で第一陣を食したが、特Aです。
今年も芦ノ湖の秋バンザイです。

それにしても、今日は船の力も大きかった。
アイドリングで1.3キロぐらいなので、スロットルで1.6とか1.8に調節でき、
風向に関係なく同じスピードがキープできた。

もちろん、ダブルが狙えるのは追い風のときだけだけど。




  


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2009年08月23日

夏休み子ども参観日

夏休みもあと1週間。
子どもたちの楽しい思い出になればと、今日は芦ノ湖で
ファミリーフィッシング。これは初の試み。
ようやくボートに乗せられるところまで成長したか、と嬉しく
もあるが、この家族サービスが常態化したら、これはこれで
恐ろしい。
子どもたちは大喜びだったが、相当に疲れた!
船の上を前に後ろに駆けずり回り、じっとしていないと思いきや
日が昇ると眠くなり駄々をこね始める。もちろんトイレ騒動も。

ま、それでも朝一のワカサギ確保も子どもたちの奮闘で
マスだけでなく我が家の食糧として数日分が調達できたし
本題のブラウン狩りも見事に自分で釣り上げた!
なかなかやるなー、子どもたちよ。



<↑お姉ちゃんがこの魚を釣ったときは眠りこけていたが・・>
ややスリムな48センチ×1300g 抱卵

↓何度もエサだけ奪う神経質なアタックを見せてくれた珍魚。



<見事にフライリールで巻き上げた>
ネットに入れるまでは、絶対イワナ獲った!と思ったのだが・・。
今の透明度は凄い!遥かな水深ですでに茶色い!
ブラウンか?いや、、ウグイかも・・。え、イワナだ!、あれ???
と大騒ぎ。

夏休みの楽しい芦ノ湖の一日であった。
ピーカン、無風の中どっと疲れたが。

それにしても、ワカサギの時期は家族連れも多く楽しいなー
と思ったが、子連れで楽なのはトローリングの方がずっと楽
だろう。

本日の鈴なり
・自分 4つ
・嫁さん9つ
・長女 7つ
・次女 4つ
惨敗。

最近は夏の日差しで厳しい日が続いているそうだが、とにかく
群れが速い!そして、ごくたまーーーにしか回ってこない。
しかし、回ってきたら良好な群れだし、食いも悪くない。
大きな群れはサシも喰うが、地味な群れは新鮮な赤ムシ+アクション
が必須という展開であった。朝一は特にカラ針も良かった。
8時以降は下降線で、休憩後ブラウン狩りにトリカブト方面に出張った
時には白浜あたりもぐったりムードが漂っていた。
10時半には撤退組も相次ぐという壮絶さであった。
で、しーんと静かになたら「ブ」が釣れた、というわけである。

  


Posted by GoFishing! at 17:53Comments(0)芦ノ湖

2009年07月25日

夏の芦ノ湖

は、基本的に濃霧に見舞われることが多い。
今日はおまけに強風&強雨の3悪人勢揃い。
厳しい中禅をスポーツとして楽しむのもよいが、
夏の芦ノ湖の釣りは楽しみが多く、選択に悩む。
自分は芦ノ湖ではバスはやらないが、絶好調の
ワカサギにそろそろ収穫期限のヒメトロ、レッド
コアトローリング(特にブラウン狙いはやりたい)
そしてワカサギエサのムーチングとこの時期
ならではの楽しい釣りが複合的に楽しめる。

非常に悩んだのだが、今日はムーチングでブラウンを
狙うことにした。状況は福井ボートHPを見ての通り
だが、朝一から出船を見合わせ、ようやく7時過ぎ出航。
いきなりエサの確保に苦労するほどの激渋。喰いは
良いのだが、群れが底にうすーく張り付いた状態。
湾内くまなく回ったが、流し釣りで攻め甲斐があるような
群れは出ていなかった。1時間もかけてフーフー言いながら
イケスに十分なエサを確保。

で、貴重なワカサギ1匹を針につけて沈めて、上げると
↓の魚とすり替わっているという、まさにイリュージョン。



<ザ・レッドバンド・レインボー メス>

なーんて、ことではなく、何の前触れもなく、いきなりロッドが
根元から折れそうなほど水に突き刺さり、ドラグはギーギー叫ぶ。
ファイトもレッドコアよりダイレクトでスリリング。
何度もの危機を乗り越えて水面に上がってきたかと思うと、水平に
20ヤードほど突っ走っていく。バーブレスの1本針なのでジャンプさせ
まいと必死に防戦。
これまで経験した最高のファイトと言っても過言ではない。
ネットインも一発で決め、十分に元気付けてからイケスに入れた。
21度はあるはずなのだが、どうにかイケスで元気に泳いでくれた。

そんなイリュージョンに3回成功したが、結局ニジばかり。
写真の
まあ、たまにはニジでスモークサーモン・ハロッヅ風でも作ってやろう
かと思い、ブラウンはまたの機会とし、11時で撤収した。



<58センチ 2450グラム ロクマル行かず・・>

だんだんとこういうレインボーが定着しつつある芦ノ湖。
このところのワカサギ資源の凄さ(それを支えているプランクトンの凄さ)
そして来年はサクラマスが大爆発!ということで期待したい。

さて、その大事なチビ桜だが、良型ヤマメレベルに育ってワカサギ
に襲いかかってくる。ベイトを巻き上げていると一緒に浮上してきて
ついばもうとする。それをさせまい、と綱引き状態になることも。
ワカサギ釣りでは回避は難しいが、ムーチングではテクで回避する
ことも可能。一気に食い込まない継続的なアタリをパスすれば
ほぼ回避でき、結局今日は1匹もイジメずにすんだ。
あとはワカサギ釣りの場合もそうだが、ベイトの巻き上げは高速で
行うこと!
なんだか、サクラ避けという新たなジャンルのテク開発が進みそう
な今日このごろ。安全かつ思い切りこれから秋の釣りを楽しむため
にも必要性が高い。例えばヒメトロでヒメしか掛けないテクとか。

(備考1)
日食の日に釣れたニジもそうだったらしいが、本日みゃーすけ用に
キープした2匹(30センチ、42センチ)のうち30センチのニジは赤味
が強く、胃の内容にはワカサギ多数に加え、田エビというか川エビ
というか、そんなエビが大量に!身もホンマスのように赤い。
これはみゃーすけに聞くしかないが、旨いだろうな。
ちなみに同じ場所で釣った58センチの胃はワカサギ1匹のみ。

(備考2)
ボートハウス内にこんなマスコットが。



釣れない時でも癒されること間違いなし。
あっという間に大きくなるんだろうなー。
見るなら急行すべし。

  


Posted by GoFishing! at 22:49Comments(0)芦ノ湖

2009年06月16日

お礼を忘れていたね・・。

土曜日の芦ノ湖。
最近は本当に空いている。サーモクラインも緩やかに形成されつつ
あり、いよいよトロシーズンだというのに。
しかも、この時期の箱根は最高に気持ちいい。
箱根の空気吸うだけでリフレッシュ、という釣り人は今こそ芦ノ湖へ。

さて、状況は10m近辺に魚の反応は極端に集中化傾向!
6色あたりで爆釣ではなかろうか。

天気、気温とも良好だがいかんせん西よりの強風。
サクラの残党狩りで水深15m近辺をアワビとツノの両面待ちで
じっくりと曳く。なぜ10mレンジをやらないのだろう、と自分でも
思うわけだが・・。
どうしてもボトムのワカサギを絡めたくなり、やや攻めが中途半端になる。
水深17~18前後の15mラインを攻める、みたいな感じである。
結局はプリンスまでアタリなく、ようやくのファーストフィッシュもウグイ。
あー夏だねぇー。
なんだかんだで、いつのまにか湖尻。
なんだか船団がワカサギ釣っている。夏?
いや、どうやらムーチングが流行しているようだ。
その船団の沖側をかすめるように中途半端な攻撃を続ける。
が、このポイントを通過すること行きと帰りと1匹づつミニザクラが掛かる。
掛かった瞬間にミニだと判るので、まあ丁寧にお帰り願っているのだが、
やはり困る。しばし湖尻をじっくりやるが、その他は丸ヒレレインボーしか
かからないことだし、これ以上ミニの被害者を出したくないのでトロペに
付け替えてずるずると島目指して引き返す。
が、どーもこの日はブラウンの反応なし。島は横殴りの突風で操業不能。
元箱根湾は、ワカサギの反応も出始めているけど、やはり底の変化が
乏しいっちゅうか、釣れる気がしない。

午後は風上の西岸をズルズルやったが、やはりアタリなし。
今回は根掛かり対策でルーバも購入して行ったのだが、今回は出番なし。

と、釣り的にはパッとしない一日だった。ブラウンの釣れツボがちょっと
変わったかな?というのもあるが、とにかくボトムのワカサギがらみの攻撃
に対する食いが極端に落ちた。これはワカサギがまとまりつつある状況の
裏返しかもしれない。いよいよムーチングシーズンか???

さて、ちょっと怪奇写真っぽいが、今日はちょっと驚いた。



一体、何人乗ってるんですかー?これが何艘も何艘もひっきりなし。
まさにドル箱航路。
この日13日は九頭竜さんの例祭だそうで、縁結び祈願に特に「女性が!」大挙して
押し寄せているらしい。
九頭竜さんと言えば、沖から「どうかサクラと縁結びを・・」と祈願するのはトローラー
としての常だと思うが、ボートハウスで懇談中、「祈願はみんなやるけど、釣れたとき
のお礼を忘れてるよ」という話になった。そういえば、そうだよね。
今シーズン1本目を恵まれておきながらお礼参りしていない自分の責任は重大だ。
あの船に乗らなければ・・。

が、この日はそれとは対極に熱海へ。
やはり釣りの後の温泉とビールは最高。宴会も9時ぐらいで引き上げたので、普段
よりよほど健康的な一日であった。



翌朝の熱海。鉛色。不思議な街。
が、熱海から湯河原までの有料道路を早朝かっ飛ばしたらめっちゃ気持ちよかった。
やはりオーシャンサイドってのはいいなー。
ここいらは海釣り天国だし。
今度湯河原でも遊びに行ってみるかな、と少し思った。

※熱海駅前の足湯に転落して全身湯にしたばかりか、コインランドリーで素っ裸で
 服を乾かしていた人間、すいません、ウチの会社のモンです。熱海市民のみなさん
 お騒がせして申し訳なかとです。これだから酔っ払いは困る。
 教訓は携帯は防水に限るという一事に尽きたそうです。

  


Posted by GoFishing! at 23:57Comments(0)芦ノ湖

2009年05月30日

ペッパー警部芦ノ湖パトロール

このところ水温の上昇により鱒類は深層に移行しており、暖冬の影響か
深層の水温が高く、例年より一層深い布陣となっている。
さて、野生化した鱒たちは深層で再びワカサギと出会ったようで、ボトム
のワカサギ絡みというのが面白くなっている。
このところサクラはさっぱり釣れなくなっているわけだが、一方でブラウン
が活況となっており、悩ましい。そろそろ移行するか??

いつもの金曜夜の会話。
娘「パパ今週は釣り行かないでよ!」
私「いいじゃん、午前中だけですぐ帰ってくるからさー」
娘「じゃ、ブラウン釣って来て」
私「よーし(いい子だ・・)」
娘「ブラウン釣るまで帰って来ないで」
私「(なんと好都合な)」
娘「やっぱり釣れなかったら早く帰って来ていいよ。
  パパが早く帰ってくれた方が嬉しいもん。」
私「(泣けるなー)」

という次第で今日は朝からブラウン狙い一本。
と言いながら片側はアワビ装着でサクラ混じりを密かに
狙う。が、これは結局のところ根掛かり地獄。
やはり二兎は追わず、どちらもミノーにすべきだった。

雨は上がって朝から曇り。ラッキーなことに空いている。
せっかく湖全部が空いているのに箱根湾で地味ーに
トローリングペッパー75Fをズル曳く。(95フィート、2キロ半)
酷かった雨風のせいかワカサギの群れが上ずっており
単体反応も5色ドンピシャぐらいに多数。しかし無視。
一周目の三石から当たる。重いが単調な引き。やはりウグイ。
二周目でもウグイを水揚げし、いやーな感じで湾外へ。
トリカブト、白浜、平岩、箒、ムジナ、百貫から龍宮に渡って東岸
大島外周と転戦してスカ。そろそろウグイの時合は終わったろ、
と再び箱根湾へ。観光船桟橋を過ぎてしばし巡航時に強アタリ。
たぶん白クルーザー前のシャロー14m前後のボトム付近で喰った。
「よっしゃ、ブラウン獲ったか」の手ごたえ。途中で2回走られる。
浮いてくるとシルバー!おおおおおおおサクラかーーー?
そんなこんなで反対側のロッドは放置しで全力で確保へ。
が、稚魚放流っぽい素晴らしい魚だったが、モノはレインボー。
さほど落胆しない。こういう魚なら大歓迎。
が、反対側のルアーは運悪く根掛かりでロスト。
今度こそは、ともう一周。海賊船桟橋前あたりで再びヒット!!
が、これもレインボー(美魚)。
ペッパー警部ってウグイとかニジが得意なんだっけ??

だんだん今日はブラウンとは縁がなさそうだなー、とネガティブに
なってくる。気を取り直して再び湾外。もう10時だ。
三石、トリカブト、白浜、平岩、箒Uターン、平岩(沖から侵入)、白浜、
トリカブト、で、攻めすぎて根掛かり(エースアワビ)が無事に回収。
もうだめかも・・。11時近くなった。
が、一応再開。
トリカブトから再びシャローを攻める。15mラインに沿って三石方面
に右折。出っ張りシャロー上を犬の墓の方に出たころ、強アタリ。
ラストチャンス!これがウグイだったら泣くよ、まじで。
軽い。軽いぞーーー。魚がこっちに泳いできてる?
水面に姿を現したのは、とてつもなくカッコいい。背中が張り出して
ピンと三角のヒレが水面を切る。シルバー、ゴールド、コバルト、パープル
複雑な色合い。こんなウグイはいねーだろう。
一気に潜り、リーダーを引き出す。素晴らしいファイター。
今度こそ反対のロッドは奉納してもいいや、ってな感じに全力で確保。
なんとか捕獲に成功。
求めていた獲物を仕留めた満足感というのはサクラと変わらない。
何より、このブラウンのコンディションの良さは本当に感動モノだった。
芦ノ湖のポテンシャル素晴らしすぎ!



<写真じゃ伝わらないなー、この魚体の美しさ・・>
そして、この旨さ・・・

 ※トロペ75F(ワカサギ) 95ヤード、2.7キロ 11時ジャスト




  


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2009年05月17日

新たな課題と久々の刺身

先週の休戦を挟んだ間に、状況が激変している。
湖面すべてをユスリカのシャックが覆い、表層は実に賑やかだが
ヒット情報は大深度になりつつある。魚探では6~10mに反応が
多数。恐らく敵は10mあたりと思われる。
土曜日はポツポツ来そうな曇り。微風。釣れそうな日和。
山のホテルのツツジは最高の見頃で朝から駐車場は長列。
キャスティングでやっていたころは、この時期こそが芦ノ湖最高の
時期と感じていたが、確かに活性は良い。
朝から冷え込んだが、まあ問題ないだろう。

休戦期間に戦備としてできることはやった。課題のリーダーは
色々と考えた結果バリバスのヘビーカバー用バスラインの12
ポンドに変更。ローリングスイベルのすべて新品交換。フックも
エース級はすべて新品交換(が、ここでケチがついた!)。

絶好の天気なので朝から夜光の使用も考えたが、これまでのデータ
が活かしやすいツノ4キロをベースに深度調整で対応することに。
まずは箱根湾、大島外周、元箱根湾、東岸、というルート。
70ヤード、80ヤードで開始(結局最後までこのまま)。

朝一は光量が不足してか当たらない。それにしても激コミ。
次第に嫌気がさして西岸に移動。するとみんな嫌気がさしていた
のか西岸も混む。百貫などは始終5~6艘は操業。
5:30ごろサクラ登場の着信があったのだが、なぜか携帯のコール
に気が付かず。気付いていれば西岸に行く時間のロスはなかった!
そんなこんなで、結局は箱根湾から朝一のルートを再開。

各地でポツポツと当たりだすが、70でも80でもニジ、ニジ!
時折ヒメが混じる(随分と果敢なヒメだ)。
しかし、ニジもやたらと大型が多い(放流だけど)。

10時ごろにはイケスが飽和状態となり、リリースしながらの操業に。



<水温も16度越えで、魚たちには酷なイケスになりぬるかな>

まあ、リーダー交換も機能して、とにかくスティルブレイカーはすべてのアタリ
を掛けているような状態。
が、事件はやはりFENWICK側で起こった。
龍宮前から箱根園沖合いに向けて出て行こうとしている状況。(恐らく水深25m前後
地点でヒット)
80ヤード、ツノ(左腕エース)、4キロ。
トローリング史上最大級アタリ。ロッドを握りに行くまでに2回はこけた。
結果から言うと、例によって乗らず。
問題は複雑。このフックは直前に製作したが、チヌバリ5号が最後の1本になったので
止むを得ず4号と組み合わせた(どうせなら6号にすりゃよかった)。
で5号の1本は先が潰れていた(その前に庭石で反対側のヒットを
取り込んだときにボトムコンタクトしたのかもしれない)。
して、4号の方、わずかだが伸ばされている。
通常なら強度的に問題はないが、まず80ヤードも出すと、ベイトリールの芯は
鉛筆ほどの細さになってしまい、ドラグの滑り出しが極端に悪くなる。
アンバサダー9000でも、さほどバッキングは巻けない。
それは見ていて感じた。竿が完全に伸されてからギー!とリールが叫ぶまでに
ワンテンポ空白があった。そこにきて、伸びないリーダーに変更したことも災い
してフック伸びという結果であったと思う。
まあ、不運が重なったが、これだからこの釣りは止められない!

が、天は頑張っているトローラーを哀れに思うと、必ずお恵みをくれる。
長期的に見れば、きっとそうなっている。
山のホテル沖、10:30。相変わらずツノ4キロ80ヤード。水深33m(ボート地点)。
コン、コン、ガツーン、、といかにもサクラチックなしかしやんちゃなアタリ。
重量感はニジと変わらないが、あと4色ほどになって強烈に抵抗して巻かせて
くれない。水面で久々の心踊るシルバーの魚体。慎重にネットに入れて顔を
見る。今年成熟組かどうか。35センチクラスは、まさに微妙なところ。
顔も成熟組だし、身の入り方は大人そのもの。だが、尾鰭は再生途上でサイズ的
にも疑問の残る魚体。とりあえずイケスに入れる。



<結果的には刺身行きで正解だった、いかにも丸々と太っている>

この季節に30センチ台というのは大きく3パターンあるようだ。
 1.昨春稚魚放流で発育の劣った組
 2.昨秋稚魚放流で生育途上
 3.昨秋ヒメマスの放流に混じってオマケで入った組
どうやらこいつは3。養魚場出身っぽい尾鰭がそれを裏付ける。
1は去年も1本食したが今期成熟で実に美味。
注意したいのは2である。ほとんどヒメの良型っぽく、目が小さい程度で
間違いやすい。が、基本的には顔も体型もサクラっぽい迫力がない。
これは来春スーパーサクラに成長する候補生なので絶対に掛けたく
ない。



<オマケ組も侮ることなかれ!刺身はトロけたぁー>

それにしても新たな課題もあり、攻略も至難を極めるサクラ。
でも、今期のサクラは今期にしか攻略できないってのが面白いゲームだと思う。

東岸で実績が出ているが、そろそろ攻略法を変えていかないと、と感じる。
まずは場所変えもそうだが、確実に相手はスレているし、次第に身重になってくる。
次は正反対の攻略で行こう。
ツノ早は気持ちいいが、どうしても元気なニジとチビが飛びついてくる傾向は
否めない。狙いは1点、身重ということで。
  


Posted by GoFishing! at 11:39Comments(0)芦ノ湖

2009年05月03日

もはや福引っぽい現状

正直、福引とか宝くじとか、そういうのにはからっきし自信がない。
芦ノ湖にて福引のガラガラを回してみるものの、出てくるのは
虹色の玉ばかり。
先週末はARIOで略礼服買って福引13回。すべて「うまい棒」。
何の因果か本日午前釣行にても13回の「うまい棒」に終わった。



<午前中の釣果 ニジ×13>

さて、本日は待ちに待った曇りだったが、あいにく朝一から烈風(南西)!
状況的には、前回と同じ感じだが、放流ニジがさらに中層に進出し活性も
上がっている。サクラの釣果も実績で言えばニジと同じ泳層になっている。
今回も40、50ヤードを中心に状況に合わせて30と60を混ぜる程度。
早朝の1往復のみシェルで3キロ前半。その後はツノで4キロで通した。
このところの西寄りの風のせいもあって東岸の活性が上がっており、朝は
島経由で山のホテル~龍宮折り返し、とやってみるが、とにかく風下のウネリ
は半端ではなく、一度回収するとラインを出すのは至難。そんな状況で放流
ニジが時折掛かるものだからたまったもんじゃない。一往復で西側に鞍替え。

西側は風上でウネリもなく天国だが、魚は露骨にスレている気がする。
が、まあ安全に優先されることはなし。レジャーですから。
と、GWの午前中をのんびりと白浜、平岩、箒、ブイ、百貫折り返し、ムジナ
、箒、旗ブイ、トリカブトの無限ループで楽しんだ。結果的には銀色の玉は
出なかったが、まあ仕方ない。回し続けるのみ。そのうち金の玉も出るか。
そろそろブラウンも沖に出てくる季節になろうとしている。

本日面白かったのは、ツノの色の違い。前回で晴れの日の18番を発掘した
が、今日は曇りの日のエースを発掘。ややゴールドっぽい光り方が太いやつ。
特に濁っている東岸はこいつの独り舞台。仮に17番としておこう。左のエース。
一方、静かな西岸に来ると18番が圧倒する。やはり光量や水色でアタリが
違うということを実感した。リーダー問題だが、今日はナイロンのまま。
やはりFEN側で重い当りに限って乗らないことがあった。柔らかい方が乗り
は良さそうなものだが、固い頑丈な口角だと貫通できない恐れがある。
次回よりFENWICKのみフロロリーダーとする予定。チビは弾いてくれて結構。

本日もほとんどツノでの釣果だが、シェルの方がアタリは確実に多そうだ。
そろそろ福引はやめて、坊覚悟の深場攻撃に突入しても良い頃合であろう。
次回からそうする予定。
やはり、どうしても自分には福引で当てるのは無理っぽい。

それにしても肩身が狭い。GWだというのに釣りに出て。しかも手ぶら。
今日はヒレピンは2匹だけで、いずれも島。たらふくワカサギを食べていた。
身もオレンジで「刺身にすっか。」と言ってはみたが、家族の反応は冷静。
好物のハラスの塩焼きを食べた長女からは「ブラウンほど美味しくないね」
とダメ出しされる始末。早く家長の威を奪還したいものだ。  


Posted by GoFishing! at 23:59Comments(0)芦ノ湖

2009年04月29日

行方知れず

結局28日は仕事までサボってサクラにふられてしまった。
まあ冷え込みの影響とか天気良すぎとか、いろいろあるが
あとは運と執念か。

携帯投稿の通りでいよいよ中層にニジが出てきた。しかも
イケスでワカサギを吐き出したやつが2匹いた。
と言っても魚探にはなんにも映らない。おそらく水深6mほど
にいるはずだが。
なお、30ヤードより上では相変わらず放流チビニジが釣れる
ようだ。今回は40ヤードより下で全10匹のうち40upが3本と
釣り応えはあったので中大型から先に湖環境に馴染んでくる
のであろうか。放流連中もワカサギを喰いだしたわけだ。
45センチのやつなどはサクラに劣らないファイトを楽しませて
くれた。ちょっと膝が笑った。

さて、週末の荒天で行方不明感のあるサクラ。映らないので
何ともいえないが、ニジと同じ層を狙うか、さらに下(8~10)
または表層か、の3選択なのだが、どれでもアリではないだ
ろうか。
朝一某所。10mに巨大「へ」の字。夜光6色を3.3キロ。
じゃれつくようなアタリも乗らず。これが意外と本命だったのかも
と思いつつ、日が昇って無風の中でシェルをあきらめ、その後は
沖の4キロツノで通した。これでも十分出ると思うのだが出なかった。

が、アタリが増えて一つ気が付いた。今シーズンは乗らないアタリ
が多く、一因としてリーダーを変えたことが影響しているように思える。
特にFENWICK(Mアクション)で顕著。去年までバリバスのソルト
ラインの10ポンドを使用していたが、経費節減のため某メーカーの
ナイロンに変えた。これが伸びる伸びる!FENの吸い込まれるような
柔らかい入りと相乗効果で乗らないのかもしれない。
リーダーって20m近くあるので相当なクッションになってしまう。
いっそフロロか。コストUPも止む無しか。
ローリングスイベルを挟んで先端リーダーはグランドマックスの1.7号
を3mほど使用し釣行ごとに交換しているが、リーダーとなると20m近く
コストがなあ。

もう1つ、アタリが多いとアタリツノの発掘には適した一日だった。
ようやく背番号18を付与できるツノ発見。まあ、あくまで芦ノ湖の
現況の水色で、ということだろうが。この日の釣果はほとんど1本で
獲ったもの。光り過ぎるツノは結局シェル並みでピーカンだと不利の
ような側面もあるのか。

現況では曇りか小雨でシェルという釣りをさせてほしい。がGWも
晴天続きのようで悩ましい限り。
それにしても、仕事さぼってるのが自分だけじゃないのを知って
心休まる芦ノ湖の休日であった。次はいつサボるかな。
  


Posted by GoFishing! at 22:40Comments(0)芦ノ湖

2009年04月19日

いよいよ釣れだしたか。

いよいよ、サクラ登場頻度が増してきた。
開花したかと思うとすぐに満開になって、気が付くと葉桜になってしまう
あたり、本当にこの魚はサクラと称するにふさわしい味わいである。
ので、手遅れにならないうちに花見とばかり芦ノ湖へ。
本当は今週は休養週と思っていたのだが・・。

状況は、というと、ワカサギは終盤だが接岸が続いている。
で、魚探に何もうつらないあたり、相当に魚は上ずっている。
ミノーイング好調がそれを裏付けているであろう。
今日は結果的に午前11時上がりでニジ5;ヒメ1で終わったが
2色×3キロ後半がメインであった。

この棚なので今日のピーカンで日中は厳しかった。
日が昇ってアタリが遠のくと「あーあ」的な気分になるが、そこへ
予想外の強風が吹き出した。最初は「お、チャンス」と思ったが、その後
北東の強風は突風交じりになり、次第にうねりも強くなる。
しまいには横風での操業は不能な状態。

それでも、と今日は立岩より湖尻寄りを重点的にやった。
湖尻の場合は湖尻から富士下ろし的に吹き出して来る。波をかぶりながら
風上に向かって突き進む。今日は沖の表層狙いで決めて進む。
2色羊角キール(三山)、3色OXツノで4キロ。中央よりやや西岸寄りを進む。
しばしの沈黙航海の後、3色にアタリ。が、乗らず。食いが浅い。
回収して再度ラインを出し始めていると、左舷側2色スティルブレイカーに
ド級のアタリ。今回はこっちもアンバサダー9000を使用していたのだが、
凄まじいギー音にビックリした。時に6:40。
ロッド保持。ゴンゴンゴンッという手ごたえ!(この意義は大きいのだ)
ドラグ絞ってハンドル回すも、滑るどころか引き出されていく。重く速い!
そこで思ったが、波をかぶるほどの向かい風の中である。このまま
ファイトすれば確実に船は押し戻されて180度回転する。
止むをえん!最初からクラッチ切りだ!と、ごそごそとクラッチなんぞを切って
さーーーーファイト!「ん・・・軽い・・・・・(涙)」
回収すると三山工房純正採用の頑強なフックにそれっぽい鱗が1枚わざとらしく
刺さっている。おひおひ、まじかよ、とあきれたが、よくよく考えるとキールタイプ
の振り幅の大きい動きがミスバイトを誘発し、変なところに掛かったのかもしれ
ない。マイGOD!状況的に無理はあるが、立派なニジだったに違いないと自分
に言い聞かせる。
直後魚探を見ると5mに思いっきり本命っぽい(あくまでも思い込みだが)感あり。
とすると、敵はこのあたりに複数機で布陣しているか???
こんどは追い風で攻略だ、とばかりにリスクを犯しながらもUターン攻撃など
をかけるが、その後は当たらず。
それにしても、沖の表層に出ているという事実は極めてエキサイティング。

結局、自分はこれで終わってしまったが、先日2本目が出た日に「次は俺だ」
と言っていたi田さんが見事に仕留めてくれた(さすがに荒れた日に強い!)。
このポイント、実は先週に16m水深の8m付近に複数の単体反応を確認して
おり、今日は朝一にそのラインを攻めたのだが反応なし。きっとさらに沖に出て
いたのかな。

  


Posted by GoFishing! at 16:32Comments(0)芦ノ湖

2009年04月11日

さすがに完済したろう、これで。

4月に入って運気はガタガタ。
仕事はトラブル続き。
家では子供が順番にインフルエンザ。
釣りは12時間連続ノーフィッシュ更新中。

年度でツキの流れが変わったか?
3月のサクラでツキを使いすぎて借金ができたか?

子供達も元気になり、仕事も落ち着いて、そろそろ
釣りも・・。と思ったが、アメリカの景気なみに底が
見えない状況であった。

今日は快晴、無風、ラジコンボート。ここまでは良い。
ラジコンなど今日一日の中では微苦笑レベルだ。

1週間立って、水温が上昇し、活性は上がっていたが
ワカサギ接岸は大きな変化なし(進んではいる、確実に)

な状況に加え、朝5時でも出遅れ。しかもタフコン。
なので、今日はルアーのテストを色々とやった。
朝は新作アワビ。で、連続ノーフィッシュは14時間に。
上げてみるとフックがラインに絡んでいる。両方とも。

再テスト。アタリが時々、でも乗らない。ルアーがオーバー
アクションなのか、天気が良すぎるのか・・。
で、日が高くなったのでツノテスト。
自分はいつも灰皿用の缶カラに水を入れて幾つかツノを浸けておく。
で、今日の天気でよさそうなのを・・。と選んでセットして流し始める。
ここで、通常は使わなかったツノを取り出して干し、水は捨てる。
が、14時間ノーフィッシュのダメージか、前者の工程を省略して
水をジャーっと捨てた!!!!タイムマシンで戻りたい。10秒前に。
箒で極上のOXを釣った人、それ私んです。。たぶん。
最低最悪、もうどうしようもない。
心ここにあらずで当たらず。

で、さすがに少し真面目にノーフィッシュをやめようと思い、アワビで
3色、4色にして東岸へ向かう。いやー、ニジでも嬉しかったー。なにか
トンネルを抜けたみたいで。とりあえず3色で3匹。が、やはり乗らない
アタリが多かった。単体反応も8m付近にいくつも確認でき、全域の
地形の変化のあるポイントでいい雰囲気が出て来つつある。
4色、3.0キロで大アタリが2度。いずれも乗らず。ツキはない、完全に。
ストレスが溜まったまま午前で終了。

ルアーテストも微妙。アタリがあるからOKとも言えるが、やはり乗らない
ことが多いのはNGとも言える。フックのせいもあるかも。
なんにしても、アタリが出るようになってきたのは嬉しいことだ。

さて、帰路。今日の最悪の出来事を反芻しつつ、ボーっと運転している
と、最後のとどめにスピード違反で切符切られた。
以前にも世話になった?白バイさんだったが、なかなか好人物である。
あー、これでツキの負債を完済できたんじゃないかなーと思うと、少し
嬉しくなる。

箱根の山桜は見頃となりつつある。今日もサイトシーイングは楽しめた。

さっき裏山でタケノコ4本。やはり好転しつつある。と信じよう。


  


Posted by GoFishing! at 16:55Comments(0)芦ノ湖