2009年05月17日
新たな課題と久々の刺身
先週の休戦を挟んだ間に、状況が激変している。
湖面すべてをユスリカのシャックが覆い、表層は実に賑やかだが
ヒット情報は大深度になりつつある。魚探では6~10mに反応が
多数。恐らく敵は10mあたりと思われる。
土曜日はポツポツ来そうな曇り。微風。釣れそうな日和。
山のホテルのツツジは最高の見頃で朝から駐車場は長列。
キャスティングでやっていたころは、この時期こそが芦ノ湖最高の
時期と感じていたが、確かに活性は良い。
朝から冷え込んだが、まあ問題ないだろう。
休戦期間に戦備としてできることはやった。課題のリーダーは
色々と考えた結果バリバスのヘビーカバー用バスラインの12
ポンドに変更。ローリングスイベルのすべて新品交換。フックも
エース級はすべて新品交換(が、ここでケチがついた!)。
絶好の天気なので朝から夜光の使用も考えたが、これまでのデータ
が活かしやすいツノ4キロをベースに深度調整で対応することに。
まずは箱根湾、大島外周、元箱根湾、東岸、というルート。
70ヤード、80ヤードで開始(結局最後までこのまま)。
朝一は光量が不足してか当たらない。それにしても激コミ。
次第に嫌気がさして西岸に移動。するとみんな嫌気がさしていた
のか西岸も混む。百貫などは始終5~6艘は操業。
5:30ごろサクラ登場の着信があったのだが、なぜか携帯のコール
に気が付かず。気付いていれば西岸に行く時間のロスはなかった!
そんなこんなで、結局は箱根湾から朝一のルートを再開。
各地でポツポツと当たりだすが、70でも80でもニジ、ニジ!
時折ヒメが混じる(随分と果敢なヒメだ)。
しかし、ニジもやたらと大型が多い(放流だけど)。
10時ごろにはイケスが飽和状態となり、リリースしながらの操業に。

<水温も16度越えで、魚たちには酷なイケスになりぬるかな>
まあ、リーダー交換も機能して、とにかくスティルブレイカーはすべてのアタリ
を掛けているような状態。
が、事件はやはりFENWICK側で起こった。
龍宮前から箱根園沖合いに向けて出て行こうとしている状況。(恐らく水深25m前後
地点でヒット)
80ヤード、ツノ(左腕エース)、4キロ。
トローリング史上最大級アタリ。ロッドを握りに行くまでに2回はこけた。
結果から言うと、例によって乗らず。
問題は複雑。このフックは直前に製作したが、チヌバリ5号が最後の1本になったので
止むを得ず4号と組み合わせた(どうせなら6号にすりゃよかった)。
で5号の1本は先が潰れていた(その前に庭石で反対側のヒットを
取り込んだときにボトムコンタクトしたのかもしれない)。
して、4号の方、わずかだが伸ばされている。
通常なら強度的に問題はないが、まず80ヤードも出すと、ベイトリールの芯は
鉛筆ほどの細さになってしまい、ドラグの滑り出しが極端に悪くなる。
アンバサダー9000でも、さほどバッキングは巻けない。
それは見ていて感じた。竿が完全に伸されてからギー!とリールが叫ぶまでに
ワンテンポ空白があった。そこにきて、伸びないリーダーに変更したことも災い
してフック伸びという結果であったと思う。
まあ、不運が重なったが、これだからこの釣りは止められない!
が、天は頑張っているトローラーを哀れに思うと、必ずお恵みをくれる。
長期的に見れば、きっとそうなっている。
山のホテル沖、10:30。相変わらずツノ4キロ80ヤード。水深33m(ボート地点)。
コン、コン、ガツーン、、といかにもサクラチックなしかしやんちゃなアタリ。
重量感はニジと変わらないが、あと4色ほどになって強烈に抵抗して巻かせて
くれない。水面で久々の心踊るシルバーの魚体。慎重にネットに入れて顔を
見る。今年成熟組かどうか。35センチクラスは、まさに微妙なところ。
顔も成熟組だし、身の入り方は大人そのもの。だが、尾鰭は再生途上でサイズ的
にも疑問の残る魚体。とりあえずイケスに入れる。

<結果的には刺身行きで正解だった、いかにも丸々と太っている>
この季節に30センチ台というのは大きく3パターンあるようだ。
1.昨春稚魚放流で発育の劣った組
2.昨秋稚魚放流で生育途上
3.昨秋ヒメマスの放流に混じってオマケで入った組
どうやらこいつは3。養魚場出身っぽい尾鰭がそれを裏付ける。
1は去年も1本食したが今期成熟で実に美味。
注意したいのは2である。ほとんどヒメの良型っぽく、目が小さい程度で
間違いやすい。が、基本的には顔も体型もサクラっぽい迫力がない。
これは来春スーパーサクラに成長する候補生なので絶対に掛けたく
ない。

<オマケ組も侮ることなかれ!刺身はトロけたぁー>
それにしても新たな課題もあり、攻略も至難を極めるサクラ。
でも、今期のサクラは今期にしか攻略できないってのが面白いゲームだと思う。
東岸で実績が出ているが、そろそろ攻略法を変えていかないと、と感じる。
まずは場所変えもそうだが、確実に相手はスレているし、次第に身重になってくる。
次は正反対の攻略で行こう。
ツノ早は気持ちいいが、どうしても元気なニジとチビが飛びついてくる傾向は
否めない。狙いは1点、身重ということで。
湖面すべてをユスリカのシャックが覆い、表層は実に賑やかだが
ヒット情報は大深度になりつつある。魚探では6~10mに反応が
多数。恐らく敵は10mあたりと思われる。
土曜日はポツポツ来そうな曇り。微風。釣れそうな日和。
山のホテルのツツジは最高の見頃で朝から駐車場は長列。
キャスティングでやっていたころは、この時期こそが芦ノ湖最高の
時期と感じていたが、確かに活性は良い。
朝から冷え込んだが、まあ問題ないだろう。
休戦期間に戦備としてできることはやった。課題のリーダーは
色々と考えた結果バリバスのヘビーカバー用バスラインの12
ポンドに変更。ローリングスイベルのすべて新品交換。フックも
エース級はすべて新品交換(が、ここでケチがついた!)。
絶好の天気なので朝から夜光の使用も考えたが、これまでのデータ
が活かしやすいツノ4キロをベースに深度調整で対応することに。
まずは箱根湾、大島外周、元箱根湾、東岸、というルート。
70ヤード、80ヤードで開始(結局最後までこのまま)。
朝一は光量が不足してか当たらない。それにしても激コミ。
次第に嫌気がさして西岸に移動。するとみんな嫌気がさしていた
のか西岸も混む。百貫などは始終5~6艘は操業。
5:30ごろサクラ登場の着信があったのだが、なぜか携帯のコール
に気が付かず。気付いていれば西岸に行く時間のロスはなかった!
そんなこんなで、結局は箱根湾から朝一のルートを再開。
各地でポツポツと当たりだすが、70でも80でもニジ、ニジ!
時折ヒメが混じる(随分と果敢なヒメだ)。
しかし、ニジもやたらと大型が多い(放流だけど)。
10時ごろにはイケスが飽和状態となり、リリースしながらの操業に。
<水温も16度越えで、魚たちには酷なイケスになりぬるかな>
まあ、リーダー交換も機能して、とにかくスティルブレイカーはすべてのアタリ
を掛けているような状態。
が、事件はやはりFENWICK側で起こった。
龍宮前から箱根園沖合いに向けて出て行こうとしている状況。(恐らく水深25m前後
地点でヒット)
80ヤード、ツノ(左腕エース)、4キロ。
トローリング史上最大級アタリ。ロッドを握りに行くまでに2回はこけた。
結果から言うと、例によって乗らず。
問題は複雑。このフックは直前に製作したが、チヌバリ5号が最後の1本になったので
止むを得ず4号と組み合わせた(どうせなら6号にすりゃよかった)。
で5号の1本は先が潰れていた(その前に庭石で反対側のヒットを
取り込んだときにボトムコンタクトしたのかもしれない)。
して、4号の方、わずかだが伸ばされている。
通常なら強度的に問題はないが、まず80ヤードも出すと、ベイトリールの芯は
鉛筆ほどの細さになってしまい、ドラグの滑り出しが極端に悪くなる。
アンバサダー9000でも、さほどバッキングは巻けない。
それは見ていて感じた。竿が完全に伸されてからギー!とリールが叫ぶまでに
ワンテンポ空白があった。そこにきて、伸びないリーダーに変更したことも災い
してフック伸びという結果であったと思う。
まあ、不運が重なったが、これだからこの釣りは止められない!
が、天は頑張っているトローラーを哀れに思うと、必ずお恵みをくれる。
長期的に見れば、きっとそうなっている。
山のホテル沖、10:30。相変わらずツノ4キロ80ヤード。水深33m(ボート地点)。
コン、コン、ガツーン、、といかにもサクラチックなしかしやんちゃなアタリ。
重量感はニジと変わらないが、あと4色ほどになって強烈に抵抗して巻かせて
くれない。水面で久々の心踊るシルバーの魚体。慎重にネットに入れて顔を
見る。今年成熟組かどうか。35センチクラスは、まさに微妙なところ。
顔も成熟組だし、身の入り方は大人そのもの。だが、尾鰭は再生途上でサイズ的
にも疑問の残る魚体。とりあえずイケスに入れる。
<結果的には刺身行きで正解だった、いかにも丸々と太っている>
この季節に30センチ台というのは大きく3パターンあるようだ。
1.昨春稚魚放流で発育の劣った組
2.昨秋稚魚放流で生育途上
3.昨秋ヒメマスの放流に混じってオマケで入った組
どうやらこいつは3。養魚場出身っぽい尾鰭がそれを裏付ける。
1は去年も1本食したが今期成熟で実に美味。
注意したいのは2である。ほとんどヒメの良型っぽく、目が小さい程度で
間違いやすい。が、基本的には顔も体型もサクラっぽい迫力がない。
これは来春スーパーサクラに成長する候補生なので絶対に掛けたく
ない。
<オマケ組も侮ることなかれ!刺身はトロけたぁー>
それにしても新たな課題もあり、攻略も至難を極めるサクラ。
でも、今期のサクラは今期にしか攻略できないってのが面白いゲームだと思う。
東岸で実績が出ているが、そろそろ攻略法を変えていかないと、と感じる。
まずは場所変えもそうだが、確実に相手はスレているし、次第に身重になってくる。
次は正反対の攻略で行こう。
ツノ早は気持ちいいが、どうしても元気なニジとチビが飛びついてくる傾向は
否めない。狙いは1点、身重ということで。
Posted by GoFishing! at 11:39│Comments(0)
│芦ノ湖
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