2011年05月06日
ゴールデンな一日
ゴールデンウイークの締め釣行。芦ノ湖へ。
先日の自分の釣果以降、一気にトロシーズンに行くのかと
思ったが、その後は沖は不調の様子。
やはり南西爆風続きによる一時的な状況であったのか。
相変わらず、グリグリやフライで登場するサクラマス。
まだまだ場所によってはワカサギの群れがビッシリとして
おり、天候の落ち着きとともにトロで釣りにくい状況に
戻ったようだ。
さて、それでも季節は徐々に推移するもの。今日は今日の
釣りというものがある。
朝一は湾内から。
14mライン。ワカサギの群れを追い上げているような
やる気のある単体反応がボトムから2mほど浮いている。
サクラか?ブラウンならかなりやる気全開モード。
ファーストヒットは40センチ程度のブラウン。
今年は蛭川養魚場渾身の素晴らしいブラウンが放流されて
いるが、さらに箱根湾内でワカサギを飽食して完全に銀毛
しつつある。体つきもプリプリ!こういう美しい魚は
釣り人を幸せにしてくれる。

<尻尾が写っていないが、各ヒレとも美しい個体>
沖が不調なら、でワカサギ絡みで攻めるが、かなりポイントが
限定される。が、その他を漫然とやっても何もいいことは起こらない
というのが今日の状況。
辛抱強くピンポイントを回る。
朝7時までは食いが立っており、ワカサギ絡みのポイントでは確実に
当たった。で、肝心なところでニジが邪魔してくる。
残り少なくなったワカサギ食べ放題コーナー。ニジ、ブラウン、サクラ
と連合軍で襲っているようだ。で、お食事タイムが限定的なのがサクラ。
サクラがやる気ある時に通れればよいのだが・・・。
よいことが起こるのを待ち望みつつ小杉の鼻。7時ちょいと過ぎた。
亀ヶ崎までは早引きしようかな、と思い加速せんとてスロットルを握
りかけたところで史上最大級のアタリ。根掛かりではないことを確信
しつつロッド保持。グイグイ引き込まれラインが止まらない。
蒸気機関車でも掛けたか、ぐらいのトルク感。ブラウンっぽいとは
思いながらも、時折サクラを期待させるような躍動感。
最後の最後までトルクフルな引きを堪能し、浮上させたのは金色の
方であった。まあ、ゴールデン、ウイークなので、よしとしよう。

<60センチ級の威容>
計測せずリリースしたが、確実にブラウンの自己ベスト。
いいことあるなー。地道にポイント巡れば。
で、7時以降はアタリも遠のいた。沖も早引きも今日は嘘のように
当たらず、以降の午前中は退屈だった。
で、午後。
完全無視されながら辛いポイントめぐり。
ワカサギはいるんだが、魚探反応なし。アタリなし。
早引き、カスリもせず(いや、2回ニジが・・・)。
で、迎えた15時。仏ガ崎。
おー、ボトムから2m浮いた反応!!!
ワクドキしながら時を待つ。来ない・・・。
ジリジリと速度を落し、アイドリング速度まで。
クイックイッ、エンジン合わせ、ジーーーーッ!
よっしょあーーー。
ロッド保持(完全にサクラのつもり)。
これまた終始素晴らしいファイト。
片方の竿、捨ててもいいや、ぐらい気合を入れて浮かせた
魚は、またもや黄金色に輝く素晴らしいブラウン!

<ブラウンらしい色彩の51センチ>
ここまでブラウンだと納得してしまった。サクラは留守だ。
どこへ出掛けた???
まあ、サクラは出なかったが、子供もブラウン大好きだし、
釣り的には、かなり内容のある釣りだったので満足。
惜しげもなくエースを投入し、かなり攻めた結果だし。
今シーズンは、本当に学ぶことが多いシーズン。何とか
結実させたいものだ。
それにしても、刺身旨かった。
活き〆の天然ヒラメのお造り。(初日の食感)
素晴らしい旨み。
サクラの甘い脂も魅力だが、ブラウン、やはり旨し。
先日の自分の釣果以降、一気にトロシーズンに行くのかと
思ったが、その後は沖は不調の様子。
やはり南西爆風続きによる一時的な状況であったのか。
相変わらず、グリグリやフライで登場するサクラマス。
まだまだ場所によってはワカサギの群れがビッシリとして
おり、天候の落ち着きとともにトロで釣りにくい状況に
戻ったようだ。
さて、それでも季節は徐々に推移するもの。今日は今日の
釣りというものがある。
朝一は湾内から。
14mライン。ワカサギの群れを追い上げているような
やる気のある単体反応がボトムから2mほど浮いている。
サクラか?ブラウンならかなりやる気全開モード。
ファーストヒットは40センチ程度のブラウン。
今年は蛭川養魚場渾身の素晴らしいブラウンが放流されて
いるが、さらに箱根湾内でワカサギを飽食して完全に銀毛
しつつある。体つきもプリプリ!こういう美しい魚は
釣り人を幸せにしてくれる。
<尻尾が写っていないが、各ヒレとも美しい個体>
沖が不調なら、でワカサギ絡みで攻めるが、かなりポイントが
限定される。が、その他を漫然とやっても何もいいことは起こらない
というのが今日の状況。
辛抱強くピンポイントを回る。
朝7時までは食いが立っており、ワカサギ絡みのポイントでは確実に
当たった。で、肝心なところでニジが邪魔してくる。
残り少なくなったワカサギ食べ放題コーナー。ニジ、ブラウン、サクラ
と連合軍で襲っているようだ。で、お食事タイムが限定的なのがサクラ。
サクラがやる気ある時に通れればよいのだが・・・。
よいことが起こるのを待ち望みつつ小杉の鼻。7時ちょいと過ぎた。
亀ヶ崎までは早引きしようかな、と思い加速せんとてスロットルを握
りかけたところで史上最大級のアタリ。根掛かりではないことを確信
しつつロッド保持。グイグイ引き込まれラインが止まらない。
蒸気機関車でも掛けたか、ぐらいのトルク感。ブラウンっぽいとは
思いながらも、時折サクラを期待させるような躍動感。
最後の最後までトルクフルな引きを堪能し、浮上させたのは金色の
方であった。まあ、ゴールデン、ウイークなので、よしとしよう。
<60センチ級の威容>
計測せずリリースしたが、確実にブラウンの自己ベスト。
いいことあるなー。地道にポイント巡れば。
で、7時以降はアタリも遠のいた。沖も早引きも今日は嘘のように
当たらず、以降の午前中は退屈だった。
で、午後。
完全無視されながら辛いポイントめぐり。
ワカサギはいるんだが、魚探反応なし。アタリなし。
早引き、カスリもせず(いや、2回ニジが・・・)。
で、迎えた15時。仏ガ崎。
おー、ボトムから2m浮いた反応!!!
ワクドキしながら時を待つ。来ない・・・。
ジリジリと速度を落し、アイドリング速度まで。
クイックイッ、エンジン合わせ、ジーーーーッ!
よっしょあーーー。
ロッド保持(完全にサクラのつもり)。
これまた終始素晴らしいファイト。
片方の竿、捨ててもいいや、ぐらい気合を入れて浮かせた
魚は、またもや黄金色に輝く素晴らしいブラウン!
<ブラウンらしい色彩の51センチ>
ここまでブラウンだと納得してしまった。サクラは留守だ。
どこへ出掛けた???
まあ、サクラは出なかったが、子供もブラウン大好きだし、
釣り的には、かなり内容のある釣りだったので満足。
惜しげもなくエースを投入し、かなり攻めた結果だし。
今シーズンは、本当に学ぶことが多いシーズン。何とか
結実させたいものだ。
それにしても、刺身旨かった。
活き〆の天然ヒラメのお造り。(初日の食感)
素晴らしい旨み。
サクラの甘い脂も魅力だが、ブラウン、やはり旨し。
2011年04月30日
GW芦ノ湖の一日
まだ暗い4時30分ごろ起き出し、箱根園コテージから駐車場に
向かう。薄明かりの中、山桜、シダレ桜が幻想的で美しい。
山の朝の空気は最高に気持ちよく、薄明るくなった空は快晴。
もう少し明るくなれば賑やかに小鳥たちが歌いだすに違いない。
5時前に箱根湾の駐車場に着くと、昨日以上に賑わっている。
みなGWまでも芦ノ湖で過ごそうという、真の好き者ばかり
ということか。
それにしても昨日に続いての好天。貴重だ。本当にツいている。
早朝は鏡の湖面。山々の若葉の間から鶯の声。
今日は結果にはこだわらず、好きにやることに。
昨日釣れているし、GWだし、考えを変えて臨む。
レイクトローリングは、基本的にスポーツフィッシングであり
結果より楽しさを追求するのも大いにアリ。このところは
サクラにこだわり過ぎてきたが、季節的にも、この釣り本来の
痛快さを重視してもよい。その延長線上でサクラが掛かれば
最高!
さて、結局は沖のど真ん中系をライン出し切って早引きで進む。
レジャーなんで。
その結果、解ったことがある。一時状況不明となっていた湖の
状況が少し見えた。
まず、季節の進みが早い北側(九頭竜以北で顕著)は完全に
トロシーズン最盛期に入っている。これは極端。
禁漁区より南は沖や速い釣りにはまったく反応しないが、
魚探反応では、かなり沖にも進出しており、あとは季節の進み
とスイッチの入り具合でいずれ釣れ出すだろう。
それにしても、それまで完全沈黙だった状況から、次々に
ギーギーとラインが入って止まらなくなるような釣りへの
劇的な転換には驚いた。北側はまさに、ザ、トローリング!
亀ヶ崎と神宮を結んだ中間あたり沖合い水深5~6mに追い
上げられたようなベイトボール&襲う魚の魚探映像。
キール系を4.5キロ60ヤードまで浮かし、ギーーッ!!
みたいな釣りである。基本はニジ回避で水深10mあたりを
曳いているのだが、それでもニジ、ニジ。

<湖尻の沖を軽く一周するとこんな感じに・・・>
今日、子供乗せておけばよかった。というより、昨日北側に
来ればよかった。どっかにサクラいるだろうし。
と、そうこうしていると家族が朝食食べ終える頃になってしまった。
そろそろチェックアウト準備に戻るか。帰路は同じ釣り方で
アタリすら来ない・・・。
本当に短時間だったが、トローリングの楽しさを満喫した。
超早上がり、少しもったいない気もするが、またしても南西
が暴れだしそうな気配。午後までやろうと思っていた皆さん
は辛かっただろうな。
チェックアウトした後は、箱根園周辺を散策。天皇桜も完全に
見頃。素晴らしいGWの一日となった。

<子供達は連日、ミニ動物園に夢中>
オヤジは、その間にプリンスの湖畔の湯に。極楽。
あー、日焼けが痛い!
芦ノ湖周辺は観光客(特に国内客)満載で、いつもならウザーと
思うところだが、とても嬉しく感じた。
ただ、温泉、ホテルなど観光業へのインパクトは大きく、こんな
ことで日本が誇る観光地が衰退してもらっては困る。
みんな、仕事頑張って、休日は日本で遊ぼう!
向かう。薄明かりの中、山桜、シダレ桜が幻想的で美しい。
山の朝の空気は最高に気持ちよく、薄明るくなった空は快晴。
もう少し明るくなれば賑やかに小鳥たちが歌いだすに違いない。
5時前に箱根湾の駐車場に着くと、昨日以上に賑わっている。
みなGWまでも芦ノ湖で過ごそうという、真の好き者ばかり
ということか。
それにしても昨日に続いての好天。貴重だ。本当にツいている。
早朝は鏡の湖面。山々の若葉の間から鶯の声。
今日は結果にはこだわらず、好きにやることに。
昨日釣れているし、GWだし、考えを変えて臨む。
レイクトローリングは、基本的にスポーツフィッシングであり
結果より楽しさを追求するのも大いにアリ。このところは
サクラにこだわり過ぎてきたが、季節的にも、この釣り本来の
痛快さを重視してもよい。その延長線上でサクラが掛かれば
最高!
さて、結局は沖のど真ん中系をライン出し切って早引きで進む。
レジャーなんで。
その結果、解ったことがある。一時状況不明となっていた湖の
状況が少し見えた。
まず、季節の進みが早い北側(九頭竜以北で顕著)は完全に
トロシーズン最盛期に入っている。これは極端。
禁漁区より南は沖や速い釣りにはまったく反応しないが、
魚探反応では、かなり沖にも進出しており、あとは季節の進み
とスイッチの入り具合でいずれ釣れ出すだろう。
それにしても、それまで完全沈黙だった状況から、次々に
ギーギーとラインが入って止まらなくなるような釣りへの
劇的な転換には驚いた。北側はまさに、ザ、トローリング!
亀ヶ崎と神宮を結んだ中間あたり沖合い水深5~6mに追い
上げられたようなベイトボール&襲う魚の魚探映像。
キール系を4.5キロ60ヤードまで浮かし、ギーーッ!!
みたいな釣りである。基本はニジ回避で水深10mあたりを
曳いているのだが、それでもニジ、ニジ。
<湖尻の沖を軽く一周するとこんな感じに・・・>
今日、子供乗せておけばよかった。というより、昨日北側に
来ればよかった。どっかにサクラいるだろうし。
と、そうこうしていると家族が朝食食べ終える頃になってしまった。
そろそろチェックアウト準備に戻るか。帰路は同じ釣り方で
アタリすら来ない・・・。
本当に短時間だったが、トローリングの楽しさを満喫した。
超早上がり、少しもったいない気もするが、またしても南西
が暴れだしそうな気配。午後までやろうと思っていた皆さん
は辛かっただろうな。
チェックアウトした後は、箱根園周辺を散策。天皇桜も完全に
見頃。素晴らしいGWの一日となった。
<子供達は連日、ミニ動物園に夢中>
オヤジは、その間にプリンスの湖畔の湯に。極楽。
あー、日焼けが痛い!
芦ノ湖周辺は観光客(特に国内客)満載で、いつもならウザーと
思うところだが、とても嬉しく感じた。
ただ、温泉、ホテルなど観光業へのインパクトは大きく、こんな
ことで日本が誇る観光地が衰退してもらっては困る。
みんな、仕事頑張って、休日は日本で遊ぼう!
2011年04月29日
子供参観日
4月29日。待ちに待ったGW。
2日が子供の学校があるので遠出もできず近場で楽しむ
しかない。
となると、必然的に箱根に足が向いてしまうのは釣り人
の性というものだが、湖岸のツツジ、山桜に箱根園あたり
のシダレ桜など、今こそ芦ノ湖観光のときである。
山のホテルのツツジは例年5月中盤となる。
幸いにも連休は快晴でスタート。
いつもの釣りに行く時間に家を出発すると、やはり5時に
到着。夜中出発組と早朝出発組の中間を狙う釣り人時間。
朝の気温は2.5度!!!!今年の春は寒い・・。
それでも、このところ南西の爆風や濃霧続きだったことを
思えば寒くても静かな朝は大歓迎。
とりあえず子供達は車の中で寝かせておき、出船。
ここ一週間釣れておらず、爆風の中で状況も変化しているはず。
まずは沖目を速めで流しながら様子を見る。
時折沖にも各深度にて単体反応が出没。これは、いけるか・・。
が、狙った東岸は濁りがきつく厳しい。西岸は水は悪くないが
快晴下でアタリがシビア。前アタリまでは来るが掛からない
ことが多い。それでも、数本ニジは獲れたので、沖の速めでも
十分に可能性を感じた。
で、8時になったので子供達を拾いに桟橋に戻る。
奥さんと子供達と3つの椅子を積み込み、ワイワイガヤガヤと
出船。家族サービスというよりは、子供参観日。
父の仕事ぶりを見せておこうかというのが半分。
しかして、真の目的は前竿出しでヒット率を上げることに加え
何より運を借りること。今の自分にはサクラを掛けるだけの
運がないような気がしている。ならば、人様の運を頼りにする
しかない。幸運の女神が3人もいればなんとかなるでしょ。
今年の芦ノ湖、去年厳しかった人に微笑みかけるようなところ
があり、去年に運を使い果たした自分には、とても釣らせてや
ろうという気分ではないだろうと思った次第。
さてさて、子供参観日。
レッドコア2本、シンカー2本の4本出しで6,8,10,12m
を狙う。速度は3キロ。掛かったら子供に巻かせるつもりでは
あったが、どう考えてもガチでサクラを狙っている。
トリカブトで4色に好ヒット!「サクラかも!」と言いながら
結局は自分で巻くダメオヤジ。が、いい魚だったがニジ。
で、その後沈黙・・・。子供参観日、普通ならここでニジ量産へ
とシフトするはず。しかし、自分は前竿を回収し、再びレッドコア
2本のみで完全サクラ狙いにシフト。程好く風も出てきた。
狙い的にはそれまで続いた南西爆風を意識。
流されたワカサギを喰っているうちに沖にはぐれたサクラを探す、
みたいなイメージ(ファンタジーか)。
で、開始10分、ファーストヒットで強烈に竿が引き込まれる、
ドラグが走る。これがトローリングだよ!時に9:15。
十分な手ごたえ。これはさすがに自分で巻かせてもらう。
長女、反対の竿回収。奥さん、ランディングネット。次女、船上の
安全確保のため着席。連係プレーで見事にサクラゲット!
絵に描いたような完璧な参観日。
女子供にはその有り難味は解らないとは思うが、いつもこんなに
簡単に釣れているとは思ってくれるな!

<前回から着実にサイズアップ中。次は大台か・・・。>
この時期としては太りきれていないようだが、口と頭にはヒメトロ
のフックが刺さっていた。それでもワカサギはしっかり食べている。
これまで釣ってきたサクラの半数近くが過去に釣られた痕跡があった。
芦ノ湖は意外と狭く、そして魚は限られているということを感じる。
意図せず成長過程のサクラが釣れてしまった場合にリリースすること
は、必ずやサクラ咲くこの季節に見返りをくれる。
巻きキズは以前のモノだろうが、それでもこのサクラ、大暴れ番長で
撮影の間にずいぶんとキズがついてしまった。それもまた男らしい。
おっと、子供に釣らせなければ。
と、普通ならここで思う。が、サクラ狙い続行。
が、子供も学習したらしく、最初からリールのハンドルを握って
竿の横に座り込んでいる。
しまいには「巻く練習する」と言ってはカリカリと始め、今度は
クラッチを切ってラインを戻す。で、クラッチを再投入。が、
ジーッとラインが止まらなくなる。「おーーー、ヒーット!!」
これは自分で掛けたも同然なので長女に全てを任せる。
椅子に座ったままカジキのトローリングのような具合で保持。
船速を最小限に絞込み安定させる。「ゆっくり巻いてねー。」
途中、ロッドの重さに「腕が疲れた」なんて言いながらもしっかり
釣り上げた。そして、素晴らしく美しいワイルドレインボーという
オマケ付きだった。

<父でさえ、こんなレインボー、今年は釣ってないぞ!>
さあ、今度は次女の番。
のはずが、11時ごろには「トイレ行きたい!」が始まり、残念ながら
帰港。が、1年生には、やはりレッドコアは無理かな。
午後は子供達は箱根園で遊び、自分はもう1流し。
1ヒットのみ。こんなことがあるんだ!?と、やはりな、な事件が。
午前中と同じメソッドで14時。同じヒットポイントまで行ってダメ
ならUターンしよう、などと思いながらヒット地点を過ぎる。
さすがにダメか・・・。とUターンすべく右90度変針。
外側の竿が折れるか、というぐらい引き込まれ、ドラグが叫ぶ。
まったく同じ地点で再びサクラヒット!!!
途中の重量感やファイトもほとんど再現フィルム。
ティペット3mまで寄せ、偏光レンズ越しに水中で幅広な魚体を
閃かせるサクラを確認。浮かせにかかったその時、イヤイヤを
されてポイッとルアーだけ戻ってきた。スプリットリングから
フックが抜けていた。「幸運の女神達が下船するとこんなもんか」
自分のツキの現状を裏付けたか。
が、清々しい気持ちで逃げたサクラを見送る。
百点満点の休日、そして夕方に撮影。

<ここまで来ると、もはやアートか・・・>
そしてそして、今日の主役にも登場してもらわないと。

<本当にステキな色彩のレインボー>
PENの不思議な表現力。15%に圧縮してるので酷い画質
だが、顔にピントが行くと魚がボケる。絞りを浅くすれば
よいのかな・・・。
2日が子供の学校があるので遠出もできず近場で楽しむ
しかない。
となると、必然的に箱根に足が向いてしまうのは釣り人
の性というものだが、湖岸のツツジ、山桜に箱根園あたり
のシダレ桜など、今こそ芦ノ湖観光のときである。
山のホテルのツツジは例年5月中盤となる。
幸いにも連休は快晴でスタート。
いつもの釣りに行く時間に家を出発すると、やはり5時に
到着。夜中出発組と早朝出発組の中間を狙う釣り人時間。
朝の気温は2.5度!!!!今年の春は寒い・・。
それでも、このところ南西の爆風や濃霧続きだったことを
思えば寒くても静かな朝は大歓迎。
とりあえず子供達は車の中で寝かせておき、出船。
ここ一週間釣れておらず、爆風の中で状況も変化しているはず。
まずは沖目を速めで流しながら様子を見る。
時折沖にも各深度にて単体反応が出没。これは、いけるか・・。
が、狙った東岸は濁りがきつく厳しい。西岸は水は悪くないが
快晴下でアタリがシビア。前アタリまでは来るが掛からない
ことが多い。それでも、数本ニジは獲れたので、沖の速めでも
十分に可能性を感じた。
で、8時になったので子供達を拾いに桟橋に戻る。
奥さんと子供達と3つの椅子を積み込み、ワイワイガヤガヤと
出船。家族サービスというよりは、子供参観日。
父の仕事ぶりを見せておこうかというのが半分。
しかして、真の目的は前竿出しでヒット率を上げることに加え
何より運を借りること。今の自分にはサクラを掛けるだけの
運がないような気がしている。ならば、人様の運を頼りにする
しかない。幸運の女神が3人もいればなんとかなるでしょ。
今年の芦ノ湖、去年厳しかった人に微笑みかけるようなところ
があり、去年に運を使い果たした自分には、とても釣らせてや
ろうという気分ではないだろうと思った次第。
さてさて、子供参観日。
レッドコア2本、シンカー2本の4本出しで6,8,10,12m
を狙う。速度は3キロ。掛かったら子供に巻かせるつもりでは
あったが、どう考えてもガチでサクラを狙っている。
トリカブトで4色に好ヒット!「サクラかも!」と言いながら
結局は自分で巻くダメオヤジ。が、いい魚だったがニジ。
で、その後沈黙・・・。子供参観日、普通ならここでニジ量産へ
とシフトするはず。しかし、自分は前竿を回収し、再びレッドコア
2本のみで完全サクラ狙いにシフト。程好く風も出てきた。
狙い的にはそれまで続いた南西爆風を意識。
流されたワカサギを喰っているうちに沖にはぐれたサクラを探す、
みたいなイメージ(ファンタジーか)。
で、開始10分、ファーストヒットで強烈に竿が引き込まれる、
ドラグが走る。これがトローリングだよ!時に9:15。
十分な手ごたえ。これはさすがに自分で巻かせてもらう。
長女、反対の竿回収。奥さん、ランディングネット。次女、船上の
安全確保のため着席。連係プレーで見事にサクラゲット!
絵に描いたような完璧な参観日。
女子供にはその有り難味は解らないとは思うが、いつもこんなに
簡単に釣れているとは思ってくれるな!
<前回から着実にサイズアップ中。次は大台か・・・。>
この時期としては太りきれていないようだが、口と頭にはヒメトロ
のフックが刺さっていた。それでもワカサギはしっかり食べている。
これまで釣ってきたサクラの半数近くが過去に釣られた痕跡があった。
芦ノ湖は意外と狭く、そして魚は限られているということを感じる。
意図せず成長過程のサクラが釣れてしまった場合にリリースすること
は、必ずやサクラ咲くこの季節に見返りをくれる。
巻きキズは以前のモノだろうが、それでもこのサクラ、大暴れ番長で
撮影の間にずいぶんとキズがついてしまった。それもまた男らしい。
おっと、子供に釣らせなければ。
と、普通ならここで思う。が、サクラ狙い続行。
が、子供も学習したらしく、最初からリールのハンドルを握って
竿の横に座り込んでいる。
しまいには「巻く練習する」と言ってはカリカリと始め、今度は
クラッチを切ってラインを戻す。で、クラッチを再投入。が、
ジーッとラインが止まらなくなる。「おーーー、ヒーット!!」
これは自分で掛けたも同然なので長女に全てを任せる。
椅子に座ったままカジキのトローリングのような具合で保持。
船速を最小限に絞込み安定させる。「ゆっくり巻いてねー。」
途中、ロッドの重さに「腕が疲れた」なんて言いながらもしっかり
釣り上げた。そして、素晴らしく美しいワイルドレインボーという
オマケ付きだった。
<父でさえ、こんなレインボー、今年は釣ってないぞ!>
さあ、今度は次女の番。
のはずが、11時ごろには「トイレ行きたい!」が始まり、残念ながら
帰港。が、1年生には、やはりレッドコアは無理かな。
午後は子供達は箱根園で遊び、自分はもう1流し。
1ヒットのみ。こんなことがあるんだ!?と、やはりな、な事件が。
午前中と同じメソッドで14時。同じヒットポイントまで行ってダメ
ならUターンしよう、などと思いながらヒット地点を過ぎる。
さすがにダメか・・・。とUターンすべく右90度変針。
外側の竿が折れるか、というぐらい引き込まれ、ドラグが叫ぶ。
まったく同じ地点で再びサクラヒット!!!
途中の重量感やファイトもほとんど再現フィルム。
ティペット3mまで寄せ、偏光レンズ越しに水中で幅広な魚体を
閃かせるサクラを確認。浮かせにかかったその時、イヤイヤを
されてポイッとルアーだけ戻ってきた。スプリットリングから
フックが抜けていた。「幸運の女神達が下船するとこんなもんか」
自分のツキの現状を裏付けたか。
が、清々しい気持ちで逃げたサクラを見送る。
百点満点の休日、そして夕方に撮影。
<ここまで来ると、もはやアートか・・・>
そしてそして、今日の主役にも登場してもらわないと。
<本当にステキな色彩のレインボー>
PENの不思議な表現力。15%に圧縮してるので酷い画質
だが、顔にピントが行くと魚がボケる。絞りを浅くすれば
よいのかな・・・。
2011年04月21日
狭間の戦い
4月21日芦ノ湖。朝の気温2度&3週連続の濃霧!!
いよいよトロシーズン開幕か?と緊急参戦するも、
いきなりがっくし、の濃霧。
しばし待機し、さほど深くならなそうなので出船したが
基本的に霧が深いうちは食いが立たない。
<それにしても箱根に春来る>

<箱根全山に山桜、ミツバツツジ、モクレン、野鳥の囀り>
芦ノ湖の最高の季節。あとは湖中のサクラを満開に!
魚探状況は先週から明らかに進展あり。15m前後には
ワカサギの群れは映らない。一部を除けば、さらに浅瀬に
入っても同様。ワカサギの群れ絡みでの捕食が厳しい状況
になっているのは明らか。
ただし、現状は弱って漂っているワカサギを表層付近で喰う
ことが容易であり、事実、リーダー出し途中でヒットする
魚がもっともコンディションに優れていた。
このエサがなくなれば、いよいよだろう。目下はまさに
狭間、というところ。週末雨のようだが、天候回復後に
暖かさが来れば一発かもしれない。
さて、群れの捕食が厳しくなったところで、あぶれている
奴を狙おうと、少し沖目で深棚をやったが、残念ながら
不発。表層やれば、という話だが、サクラは騙されてくれない。
ニジラッシュになるようだ。ほっとけメソッドが最強かも
しれないが、トローリングでほっとけは無理。
昼前には沖の方でも単体反応が出始めたので沖をちょい速めで
ひいてみたが、やはりカスリもせず。
<午前のイケス>

<だがしかし、釣れて来るニジはトロらしい魚に!!>
午後は、8mラインまで寄って各地を攻めてみたが、ほとんど
ワカサギすら見えず。終了間際に見つけた湾内のワカサギの群れ。
10mを5色デッドスローで攻撃。
暖かく穏やかな夕刻。
最後のドラマ、ドラグを引き出す重々しいアタリ!
ついつい嬉しくて笑ってしまったが、上がってきたのは金色。
ウグイ?イワナ?おーーっ。
ブラウンかー。
<芦ノ湖ではレアな赤系の衣裳をまとった美しきブラウン>

ネットに沿って弧を描いてしまうので頭でっかちに見えて
しまうが、実際は体高も含め美しいプロポーションのブラウン。
常時湾内のボトムに張り付いているらしく、下側のヒレが
恐ろしく発達していやがる。
先に持ち帰り用にニジを1本血抜きしていたので、この子は
リリース。赤系、食べてみたかったが・・。しかし、ブラウンは
逃がせば必ず次にもっと大きい奴が釣れる。わらしべ長者作戦。
サクラでなくてずっこけたが、これはこれで。
仕事休んでサクラ釣れずで、職場のみんなには面目ないが、
一日思い切って遊んだ充実感を味わうことができた。
来週、GW前の一週間、頑張って仕事するけん!
いよいよトロシーズン開幕か?と緊急参戦するも、
いきなりがっくし、の濃霧。
しばし待機し、さほど深くならなそうなので出船したが
基本的に霧が深いうちは食いが立たない。
<それにしても箱根に春来る>
<箱根全山に山桜、ミツバツツジ、モクレン、野鳥の囀り>
芦ノ湖の最高の季節。あとは湖中のサクラを満開に!
魚探状況は先週から明らかに進展あり。15m前後には
ワカサギの群れは映らない。一部を除けば、さらに浅瀬に
入っても同様。ワカサギの群れ絡みでの捕食が厳しい状況
になっているのは明らか。
ただし、現状は弱って漂っているワカサギを表層付近で喰う
ことが容易であり、事実、リーダー出し途中でヒットする
魚がもっともコンディションに優れていた。
このエサがなくなれば、いよいよだろう。目下はまさに
狭間、というところ。週末雨のようだが、天候回復後に
暖かさが来れば一発かもしれない。
さて、群れの捕食が厳しくなったところで、あぶれている
奴を狙おうと、少し沖目で深棚をやったが、残念ながら
不発。表層やれば、という話だが、サクラは騙されてくれない。
ニジラッシュになるようだ。ほっとけメソッドが最強かも
しれないが、トローリングでほっとけは無理。
昼前には沖の方でも単体反応が出始めたので沖をちょい速めで
ひいてみたが、やはりカスリもせず。
<午前のイケス>
<だがしかし、釣れて来るニジはトロらしい魚に!!>
午後は、8mラインまで寄って各地を攻めてみたが、ほとんど
ワカサギすら見えず。終了間際に見つけた湾内のワカサギの群れ。
10mを5色デッドスローで攻撃。
暖かく穏やかな夕刻。
最後のドラマ、ドラグを引き出す重々しいアタリ!
ついつい嬉しくて笑ってしまったが、上がってきたのは金色。
ウグイ?イワナ?おーーっ。
ブラウンかー。
<芦ノ湖ではレアな赤系の衣裳をまとった美しきブラウン>
ネットに沿って弧を描いてしまうので頭でっかちに見えて
しまうが、実際は体高も含め美しいプロポーションのブラウン。
常時湾内のボトムに張り付いているらしく、下側のヒレが
恐ろしく発達していやがる。
先に持ち帰り用にニジを1本血抜きしていたので、この子は
リリース。赤系、食べてみたかったが・・。しかし、ブラウンは
逃がせば必ず次にもっと大きい奴が釣れる。わらしべ長者作戦。
サクラでなくてずっこけたが、これはこれで。
仕事休んでサクラ釣れずで、職場のみんなには面目ないが、
一日思い切って遊んだ充実感を味わうことができた。
来週、GW前の一週間、頑張って仕事するけん!
2011年04月16日
ファンタジー
朝から11℃。下界では日中25℃と暖かい一日。
午前中は雨に加え濃霧に覆われた芦ノ湖。
風は南西〜西寄り、やや強く。
暖かくなる過程、南風では仕方のないところだが
2週連続の待機に加え、今日は昼まで霧が晴れず
ちょっとまいった。
常連諸氏はそろそろ2周目に入られており、まあ
キャスティングで2本という超人は別としても、
そろそろ周回遅れぐらいにはなりたいなあと思いつつ。
これまでの釣りに何が足りなかったか?
極論すれば、やはり1本を釣りたいという思いの強さ
ではないかと。
今の状況、依然としてワカサギ接岸期が続いている。
進行の過程には差があるので、サクラどもがワカサギを
捕食しているステージにも様々ある。もちろん、キャスティング
で出ているステージもあれば、トローリングに適したステージも
ある。
結局、現時点で獲るならトローリングに適したステージで
狙うことにつきるのだが、これは、かなりピンポイントで丁寧な
釣りになる。3月初期や5月後半以降なら当然にやる釣りなのだが
トローリング盛期に入ってもおかしくない4月中旬にこれをやる
のは結構モチベーションが高くないと辛い。
が、今日は意地でも1本を獲りに。
単に実績あるパターンを真似るだけではダメで、なぜ、その方法で釣れたのか?それを想像する。湖で何が起こって
おり、サクラは何を考え、どう行動しているのか、空想する。
そのファンタジーの中でルアーの泳ぎのイメージができるか。
地形に沿ってビッシリと身を寄せるワカサギの群れから、チョロチョロ
と外れたやつなのか、ヨロヨロと弱って漂っているやつなのか?
ファンタジーが固まると、自分なりの釣り方、釣れるポイントが思い浮かんでくる。
思ったポイントを面でもなく、線でもなく、点で撃つ。
キャスティング組をかわしながら、アプローチして、通して、回収し、
移動する。面倒な釣り。
昼に霧が晴れた。いざ、とばかり観光船航路絡みのポイントから攻める。
ワカサギの溜まり場も随分と変わってきている。プリンス前あたりも
ワカサギは見えない。いよいよ終盤か。
霧が晴れて、晴天になるまでにはそれほど時間がない。わずかばかりの
曇天と適度な西風が続く間に・・・と。1時15分。割と早く答えは出た。
強烈なワカサギの群れを岬の突端で捕捉。沖に逃げるカーブで通す。
そろそろ。ドンピシャでロッドが吸い込まれ、ようやくの今シーズン
第1号を手中に収めることに成功した。

サイズ抜きに、とにかく嬉しい1本目!今までで最多ガッツポーズした
ような気がする。ほんと今年は苦労したような気がする。
それにしても、このコダワリ写真館。なかなかウケるのだが、ここまで
してもらえれば魚冥利に尽きるのではないだろうか。
稚魚放流からたったの1年、桜咲くこの季節に神々しいまでの輝きを放ち
この秋には散っていく儚い存在。その最高に輝いている瞬間。
駒ケ岳バックというのもステキだ。

このサイズでも、捌いた包丁は脂でびしょ濡れ。刺身は今までで最高レベル
で言うことなし。すっと口に溶ける脂の甘美なこと・・・。
娘の入学祝にも結婚記念日にも食卓に上げることができなかった究極美味を
ようやくにしてGET。
いつもながらサポートしてくださる福井ボートさんに大変感謝だが、今日は
思わず芦ノ湖先輩にも深々と一礼して箱根を後にした。
車を買い替えて、ミュージックキャッチャーの1枚目には、いきものがかり
の桜咲く街物語を録音しておいた。サクラが釣れたら、その1曲目の
SAKURAを聴きながらドライブして帰ろう、と思っていたのだが、よう
やく実行できた。
やっと自分にも春が来たか。さてさて、トローリングの出番はこれから!
午前中は雨に加え濃霧に覆われた芦ノ湖。
風は南西〜西寄り、やや強く。
暖かくなる過程、南風では仕方のないところだが
2週連続の待機に加え、今日は昼まで霧が晴れず
ちょっとまいった。
常連諸氏はそろそろ2周目に入られており、まあ
キャスティングで2本という超人は別としても、
そろそろ周回遅れぐらいにはなりたいなあと思いつつ。
これまでの釣りに何が足りなかったか?
極論すれば、やはり1本を釣りたいという思いの強さ
ではないかと。
今の状況、依然としてワカサギ接岸期が続いている。
進行の過程には差があるので、サクラどもがワカサギを
捕食しているステージにも様々ある。もちろん、キャスティング
で出ているステージもあれば、トローリングに適したステージも
ある。
結局、現時点で獲るならトローリングに適したステージで
狙うことにつきるのだが、これは、かなりピンポイントで丁寧な
釣りになる。3月初期や5月後半以降なら当然にやる釣りなのだが
トローリング盛期に入ってもおかしくない4月中旬にこれをやる
のは結構モチベーションが高くないと辛い。
が、今日は意地でも1本を獲りに。
単に実績あるパターンを真似るだけではダメで、なぜ、その方法で釣れたのか?それを想像する。湖で何が起こって
おり、サクラは何を考え、どう行動しているのか、空想する。
そのファンタジーの中でルアーの泳ぎのイメージができるか。
地形に沿ってビッシリと身を寄せるワカサギの群れから、チョロチョロ
と外れたやつなのか、ヨロヨロと弱って漂っているやつなのか?
ファンタジーが固まると、自分なりの釣り方、釣れるポイントが思い浮かんでくる。
思ったポイントを面でもなく、線でもなく、点で撃つ。
キャスティング組をかわしながら、アプローチして、通して、回収し、
移動する。面倒な釣り。
昼に霧が晴れた。いざ、とばかり観光船航路絡みのポイントから攻める。
ワカサギの溜まり場も随分と変わってきている。プリンス前あたりも
ワカサギは見えない。いよいよ終盤か。
霧が晴れて、晴天になるまでにはそれほど時間がない。わずかばかりの
曇天と適度な西風が続く間に・・・と。1時15分。割と早く答えは出た。
強烈なワカサギの群れを岬の突端で捕捉。沖に逃げるカーブで通す。
そろそろ。ドンピシャでロッドが吸い込まれ、ようやくの今シーズン
第1号を手中に収めることに成功した。
サイズ抜きに、とにかく嬉しい1本目!今までで最多ガッツポーズした
ような気がする。ほんと今年は苦労したような気がする。
それにしても、このコダワリ写真館。なかなかウケるのだが、ここまで
してもらえれば魚冥利に尽きるのではないだろうか。
稚魚放流からたったの1年、桜咲くこの季節に神々しいまでの輝きを放ち
この秋には散っていく儚い存在。その最高に輝いている瞬間。
駒ケ岳バックというのもステキだ。
このサイズでも、捌いた包丁は脂でびしょ濡れ。刺身は今までで最高レベル
で言うことなし。すっと口に溶ける脂の甘美なこと・・・。
娘の入学祝にも結婚記念日にも食卓に上げることができなかった究極美味を
ようやくにしてGET。
いつもながらサポートしてくださる福井ボートさんに大変感謝だが、今日は
思わず芦ノ湖先輩にも深々と一礼して箱根を後にした。
車を買い替えて、ミュージックキャッチャーの1枚目には、いきものがかり
の桜咲く街物語を録音しておいた。サクラが釣れたら、その1曲目の
SAKURAを聴きながらドライブして帰ろう、と思っていたのだが、よう
やく実行できた。
やっと自分にも春が来たか。さてさて、トローリングの出番はこれから!
2011年04月10日
記念日
4月10日(日)
ちょうど1年前にメモリアルフィッシュを釣り上げた
記念すべき日。
あの衝撃以来、なんだか釣りが変わってしまった。
それを超えようと思うあまり普通の釣り方ができなく
なっているというか、遊び心がでてしまうというか。
1本を確実に獲りたい、という気持ちに変わりはない
のだが、いや、一層強まってさえいるのだが。
しかし、今日は記念日だし、限定でモンスター狙いで。
朝は濃霧で8時まで待機。午前プレイヤーには辛い。
出船からミノーでヒメトロコースを貫く。
ミノーイングでの釣果が証明するように、依然として
接岸モードで沖には出ていない様子。
が、確率は圧倒的に低くとも、ヒメを捕食している
モンスタークラスに絞る。もちろん無謀は承知。
百貫までノーピク。湖横断で龍宮沖を目指す。
旗ブイを過ぎて山神方面へ転針。
9時、水深36m。泳層10~12m(推定)。
ミシッミシッと2回スティルブレイカーが引かれるが
乗らず。
「フーーッ」ため息。
その後、大島先端でようやくのヒット、も重くない。
40クラスの銀ピカホウライ。
先週から3本連続で深場のホウライが続く。
その後、勝負の10時30分~11時30分まで当たらず。
ミノーの中層引きの厳しさか・・・。
何度もツノに変えたいと思った。
が、そんな煩悩は捨て、この釣りを楽しみ尽くす。
最後の勝負、とて島から犬の墓に向かう線上のブイ手前。
終了まで15分。再びスティルブレイカー、グーッと入り
スーっと戻ってきた。
終了。
まあ、ミノーなので掛かりは悪くなるが。そこをカバーする
運までは持っていない今の自分。
記念日はスカ!
でも混んでいて午前中まったくダメで、暖かくなって曇りで
風の感じなんかも、あの日に似てるんだよなー。
午後もやりたかった。
が、決定的に違うのは、今年は、その後に地上の桜を花見
していること。去年は花見の後に切符切られて、その反動運で
翌週にサクラゲットしているのだ。
やはり季節が1週間は確実に遅い。
来週からが本番!!!!!と気合。

<地上の桜を愛づる、釣り後の一時>
ちょうど1年前にメモリアルフィッシュを釣り上げた
記念すべき日。
あの衝撃以来、なんだか釣りが変わってしまった。
それを超えようと思うあまり普通の釣り方ができなく
なっているというか、遊び心がでてしまうというか。
1本を確実に獲りたい、という気持ちに変わりはない
のだが、いや、一層強まってさえいるのだが。
しかし、今日は記念日だし、限定でモンスター狙いで。
朝は濃霧で8時まで待機。午前プレイヤーには辛い。
出船からミノーでヒメトロコースを貫く。
ミノーイングでの釣果が証明するように、依然として
接岸モードで沖には出ていない様子。
が、確率は圧倒的に低くとも、ヒメを捕食している
モンスタークラスに絞る。もちろん無謀は承知。
百貫までノーピク。湖横断で龍宮沖を目指す。
旗ブイを過ぎて山神方面へ転針。
9時、水深36m。泳層10~12m(推定)。
ミシッミシッと2回スティルブレイカーが引かれるが
乗らず。
「フーーッ」ため息。
その後、大島先端でようやくのヒット、も重くない。
40クラスの銀ピカホウライ。
先週から3本連続で深場のホウライが続く。
その後、勝負の10時30分~11時30分まで当たらず。
ミノーの中層引きの厳しさか・・・。
何度もツノに変えたいと思った。
が、そんな煩悩は捨て、この釣りを楽しみ尽くす。
最後の勝負、とて島から犬の墓に向かう線上のブイ手前。
終了まで15分。再びスティルブレイカー、グーッと入り
スーっと戻ってきた。
終了。
まあ、ミノーなので掛かりは悪くなるが。そこをカバーする
運までは持っていない今の自分。
記念日はスカ!
でも混んでいて午前中まったくダメで、暖かくなって曇りで
風の感じなんかも、あの日に似てるんだよなー。
午後もやりたかった。
が、決定的に違うのは、今年は、その後に地上の桜を花見
していること。去年は花見の後に切符切られて、その反動運で
翌週にサクラゲットしているのだ。
やはり季節が1週間は確実に遅い。
来週からが本番!!!!!と気合。
<地上の桜を愛づる、釣り後の一時>
2011年04月03日
復興へ仕切り直しの第1戦
4月2日(土)快晴 朝2度、昼12度 南西一時強く
ようやく芦ノ湖の湖上に浮かぶことができた。
これまでと何も変わらない季節の巡りを体感できた。
釣れだした感はあるが、基本的にはワカサギ接岸期特有
のトローリング暗黒期の真っ只中。季節的には平年より
遅めに推移しているようだ。箱根の下では桜もようやく
開花してきたので、これからサクラ前線が山を登って
くるだろう。
この日は昼には気温も上がり、午後は水温上昇が+に
働きそうな感じだったが、午前中は食いが立つ気配も
なくお寒い内容で終了。せめて水温9度を超えるまで
は、こんな感じが例年のパターンではないだろうか。
めったに午後まで釣り出来る状況にない自分としては
悔しい我慢の時期である。(ただ午後まで曳いてもスカ
というのも定番パターンであるのは衆知のとおり)
こんな時期にトロで狙って獲っている人は、やはり
スゴ腕。盛期では漫然とやっていても一定確率で掛かる
こともあるが、この時期にはそれは望めなく、きっちり
とした仮説に基づいてピンポイントで攻略しなければ
釣果は出ないと感じる。そして、自分ごときはなかなか
このカーテンを押し開くきっかけすら掴めない。
にせよ、毎年恒例で訪れる自然のサイクルの中に今年も
ルアーを通せたというのはしみじみと幸せを感じるし、
掛かるかも、という可能性にわくわくする半日であった。
やはり釣りはいいなー、と思った次第。
さて、戦況の方。
今日は、状況掴めぬ中なので、ある程度4月前半の走り
、本格期に向けて活性の高い個体が沖へ出始める時期と
想定。いや、少し早いが、それを先取りしてやろうと欲
を出して半日攻めた。
魚探は基本もぬけの殻だが、時折沿岸やや沖でも単体
反応が6~10mさらに15m前後と確認できた。
15m前後、というのは気になるが、ヒメトロ屋の見解
ではヒメではない反応もいくつか。
とりあえず朝からは左右とも夜光でスタートし、快晴と
なってからはツノ系に移行。
暗黒期+深棚狙い+スピードも敢えて速め、ということ
もあり、基本ノーピクが続く。掛かればサクラ、という
釣りが現時点では可能。放流ニジは、まだ湾内で凍えて
いるであろう。ボーズ覚悟の釣り、上等である。
AM8:00 山のホテル沖。
もう1年ほどノーピクが続いているような気分。
突然にして80ヤードにセットしたフェンウィックの
ロッドがギュイーーンと引き込まれて戻らない。
それまでの眠気交じりの平穏から一転する、この瞬間が
トローリング。
素晴らしいファイトのドキドキの80ヤード巻き上げ。
船縁まで姿は確認できず、40前後らしいスピーディー
かつトリッキーなファイト(一番嫌な相手!)。
ネットに銀ピカの魚体を納めたときは「オッケー!」と
思った。
が例によって1つまばたきをすると、それはホウライマス
であった。この、うんざりするような恒例行事もまた
今年も楽しめたことを素直に喜びたい。
この日は勝負時間と思っていた10:30頃、狙っていた
ポイントでヒット、も再び80ヤードでホウライ!!!
と、結果は寒々しかったが、次回への期待感と「やはり
釣りはいいなー」との思いで昼には箱根の山を降りた。
今年はどんな形でどんなサクラと出会えるのか、それとも
出会えないのか。下界の桜を花見しつつ、思いを馳せる
春がもうすぐとなりつつある。
なお、ホウライであるが、とてもメタボでかつ、身は
真っ赤であった。自分は食べていないので味は不明。
ようやく芦ノ湖の湖上に浮かぶことができた。
これまでと何も変わらない季節の巡りを体感できた。
釣れだした感はあるが、基本的にはワカサギ接岸期特有
のトローリング暗黒期の真っ只中。季節的には平年より
遅めに推移しているようだ。箱根の下では桜もようやく
開花してきたので、これからサクラ前線が山を登って
くるだろう。
この日は昼には気温も上がり、午後は水温上昇が+に
働きそうな感じだったが、午前中は食いが立つ気配も
なくお寒い内容で終了。せめて水温9度を超えるまで
は、こんな感じが例年のパターンではないだろうか。
めったに午後まで釣り出来る状況にない自分としては
悔しい我慢の時期である。(ただ午後まで曳いてもスカ
というのも定番パターンであるのは衆知のとおり)
こんな時期にトロで狙って獲っている人は、やはり
スゴ腕。盛期では漫然とやっていても一定確率で掛かる
こともあるが、この時期にはそれは望めなく、きっちり
とした仮説に基づいてピンポイントで攻略しなければ
釣果は出ないと感じる。そして、自分ごときはなかなか
このカーテンを押し開くきっかけすら掴めない。
にせよ、毎年恒例で訪れる自然のサイクルの中に今年も
ルアーを通せたというのはしみじみと幸せを感じるし、
掛かるかも、という可能性にわくわくする半日であった。
やはり釣りはいいなー、と思った次第。
さて、戦況の方。
今日は、状況掴めぬ中なので、ある程度4月前半の走り
、本格期に向けて活性の高い個体が沖へ出始める時期と
想定。いや、少し早いが、それを先取りしてやろうと欲
を出して半日攻めた。
魚探は基本もぬけの殻だが、時折沿岸やや沖でも単体
反応が6~10mさらに15m前後と確認できた。
15m前後、というのは気になるが、ヒメトロ屋の見解
ではヒメではない反応もいくつか。
とりあえず朝からは左右とも夜光でスタートし、快晴と
なってからはツノ系に移行。
暗黒期+深棚狙い+スピードも敢えて速め、ということ
もあり、基本ノーピクが続く。掛かればサクラ、という
釣りが現時点では可能。放流ニジは、まだ湾内で凍えて
いるであろう。ボーズ覚悟の釣り、上等である。
AM8:00 山のホテル沖。
もう1年ほどノーピクが続いているような気分。
突然にして80ヤードにセットしたフェンウィックの
ロッドがギュイーーンと引き込まれて戻らない。
それまでの眠気交じりの平穏から一転する、この瞬間が
トローリング。
素晴らしいファイトのドキドキの80ヤード巻き上げ。
船縁まで姿は確認できず、40前後らしいスピーディー
かつトリッキーなファイト(一番嫌な相手!)。
ネットに銀ピカの魚体を納めたときは「オッケー!」と
思った。
が例によって1つまばたきをすると、それはホウライマス
であった。この、うんざりするような恒例行事もまた
今年も楽しめたことを素直に喜びたい。
この日は勝負時間と思っていた10:30頃、狙っていた
ポイントでヒット、も再び80ヤードでホウライ!!!
と、結果は寒々しかったが、次回への期待感と「やはり
釣りはいいなー」との思いで昼には箱根の山を降りた。
今年はどんな形でどんなサクラと出会えるのか、それとも
出会えないのか。下界の桜を花見しつつ、思いを馳せる
春がもうすぐとなりつつある。
なお、ホウライであるが、とてもメタボでかつ、身は
真っ赤であった。自分は食べていないので味は不明。
2011年03月31日
それでも春来たる
早いもので三月も最終日。地震の影響で仕事も生活も落ち着くまで時間を要したが、幸い我が家も周辺も被害はなく、現状不都合ない状態。
支援できることはしながら、経済活動は活性化を急ぐべし。
自分も四月からは釣りも再開したい。春が通り過ぎる前に捕まえないと。
それにしても原発。
環境破壊も甚大。釣り人もみな、こんなことで自分のフィールドが損なわれたら堪らぬと感じているだろう。芦ノ湖は不安ないが、中禅寺湖あたりや東北の多くの名川は心配。利根川水系すら影響がある。海は言うまでもなく一つながり。
環境問題であるはずの温暖化対策のメインが原発推進というのはやはり違和感がある。
支援できることはしながら、経済活動は活性化を急ぐべし。
自分も四月からは釣りも再開したい。春が通り過ぎる前に捕まえないと。
それにしても原発。
環境破壊も甚大。釣り人もみな、こんなことで自分のフィールドが損なわれたら堪らぬと感じているだろう。芦ノ湖は不安ないが、中禅寺湖あたりや東北の多くの名川は心配。利根川水系すら影響がある。海は言うまでもなく一つながり。
環境問題であるはずの温暖化対策のメインが原発推進というのはやはり違和感がある。
2011年03月06日
甘くねーな
今季開幕戦3月5日(土)
氷点下6度、晴天無風、雪代流入もあり急激に水温低下。
絵に描いたような厳しいコンディションながら、
今季はトローラーはかなりの高確率でゲットしている
との前評判+自分自身、開幕戦には強いという自負も
あり、まー釣れるでしょう、的に出動。

<海外からの観光客諸氏は、これが見たいわけですね>
朝はすべてが凍結。
初回はライン出しにも問題ないが、一度水にぬれたレッドコア
を巻き取ると、次からはガビガビでリーダーが出て行かない。
下手にニジなんぞ掛かると往生する。
この時期は例年、ニジは3色あたりまでで、その下をやることで
釣り分けがし易い。
4色、5色でスタートし、様子を見る。
ファーストヒットは平岩5色。
放流小ニジ。
やばい、5色でニジはやばいぞ。
一色落して6色へ。
箒で4色にまずまずのヒット。
サクラかも、とわくわくしながらファイトしていると6色に
ナイスヒット!
4色は微妙だが、6色は放流ニジ以外確定でしょ!
とばかり4色側は放置。
6色を回収。船縁に来て素晴らしいファイトを繰り広げるが
残念ながらピンシャンのニジ。赤身でワカサギを飽食。
良いヒントにはなるが、ここにはサクラ留守か?
そこから先は本当に修行。日が昇ったこともあり、キラキラの
サンシャインが照りつける。暖かい、眠くなる。
さすがに水温、天候が違いすぎ、作戦を組み立てなおす。
ツノ、夜光、アワビと色々投入するも・・・。
禁漁区、立岩、亀ヶ崎、湖尻湾、ノーピク!
九頭竜、樹木園、和田の角、満船状態でろくに入れず。
甘くねーナー。
それにしてもワカサギは接岸を意識して固まりつつも、
まだまだバラけた群れも見られ、状況は悪くないはず。
しかし、例の個体反応がない。ワカサギについていそうな気配
がないのだ。気が付けば敵影探索モードに突入していたが
どこにもいない!
例年なら沖でふらふらしている個体も相当数いそうなものだが。
ボトムのワカサギの群れを直撃する7,8色作戦も敢行したが
反応なし。
結局、昨年と同じく一桁メートルの水深まで攻め込んだが
根掛かりによる激しいドラグ音を聞くばかりであった。

<意気消沈の開幕戦>
だが、わくわく感は強いなー。今日からまた水温も上がって行く
だろうし、次回が楽しみ。
今日、かなりノーピクタイムを貯金したので、1本の嬉しさは
爆発しそう。
釣れる可能性があるだけで、釣れた時の喜びを想像できるだけで
耐えられるなー、何事も。
氷点下6度、晴天無風、雪代流入もあり急激に水温低下。
絵に描いたような厳しいコンディションながら、
今季はトローラーはかなりの高確率でゲットしている
との前評判+自分自身、開幕戦には強いという自負も
あり、まー釣れるでしょう、的に出動。
<海外からの観光客諸氏は、これが見たいわけですね>
朝はすべてが凍結。
初回はライン出しにも問題ないが、一度水にぬれたレッドコア
を巻き取ると、次からはガビガビでリーダーが出て行かない。
下手にニジなんぞ掛かると往生する。
この時期は例年、ニジは3色あたりまでで、その下をやることで
釣り分けがし易い。
4色、5色でスタートし、様子を見る。
ファーストヒットは平岩5色。
放流小ニジ。
やばい、5色でニジはやばいぞ。
一色落して6色へ。
箒で4色にまずまずのヒット。
サクラかも、とわくわくしながらファイトしていると6色に
ナイスヒット!
4色は微妙だが、6色は放流ニジ以外確定でしょ!
とばかり4色側は放置。
6色を回収。船縁に来て素晴らしいファイトを繰り広げるが
残念ながらピンシャンのニジ。赤身でワカサギを飽食。
良いヒントにはなるが、ここにはサクラ留守か?
そこから先は本当に修行。日が昇ったこともあり、キラキラの
サンシャインが照りつける。暖かい、眠くなる。
さすがに水温、天候が違いすぎ、作戦を組み立てなおす。
ツノ、夜光、アワビと色々投入するも・・・。
禁漁区、立岩、亀ヶ崎、湖尻湾、ノーピク!
九頭竜、樹木園、和田の角、満船状態でろくに入れず。
甘くねーナー。
それにしてもワカサギは接岸を意識して固まりつつも、
まだまだバラけた群れも見られ、状況は悪くないはず。
しかし、例の個体反応がない。ワカサギについていそうな気配
がないのだ。気が付けば敵影探索モードに突入していたが
どこにもいない!
例年なら沖でふらふらしている個体も相当数いそうなものだが。
ボトムのワカサギの群れを直撃する7,8色作戦も敢行したが
反応なし。
結局、昨年と同じく一桁メートルの水深まで攻め込んだが
根掛かりによる激しいドラグ音を聞くばかりであった。
<意気消沈の開幕戦>
だが、わくわく感は強いなー。今日からまた水温も上がって行く
だろうし、次回が楽しみ。
今日、かなりノーピクタイムを貯金したので、1本の嬉しさは
爆発しそう。
釣れる可能性があるだけで、釣れた時の喜びを想像できるだけで
耐えられるなー、何事も。
2011年02月26日
オープン戦
と言っても、球春ではなく、釣春。
いよいよ11年シーズン開幕間近となった。
芦ノ湖の特別解禁で少し肩慣らし。
今年は6時スタートとなっていた。
これは嬉しいこと。
春一番が吹き荒れた翌朝。
快晴、無風の芦ノ湖。しかも朝はマイナス3度と
前日比で極端に寒い。
例年通りの7時解禁だと厳しいタフな一日だったろうな。
特別解禁恒例で最近すっかりやらなくなってしまった
ショアキャスティングであぞぶ。たまには地に足付けた
釣りもいいなー。でも、この気温で湾外だと周辺の魚を
釣ってしまえば、あとは魚が回って来る感じもなく10時
には飽きて箱根神社に初詣に。
「今年も良い魚と出会えますように!!」
さて、今年の状況だが、ブラウン豊作?
1投目から放流モノが来て、「まあ特別解禁はこんなもん
だよなー」と思っていたら。
日が出てからワイルドなやつが2本登場。計ブラ3本。

<49センチ&48センチ>
こんなの釣れると、オープン戦なんて言ってられないなー
とテンション上がる。
スプーンで岩陰のリフトフォールで誘う。

<顔のアップ。メタリックブルー系のお嬢さんたち>
で、レインボーだが、化け物級は来なかったが、ミドル級は
3本。みんな衝撃的なファイト、強かった!!
トロ盛期に楽しませてくれるかな、と期待したい。

<こういう体高の奴らがガツンと来てくれる>
なんか模様が普通のレインボーではない。
今年はこんな魚が多いのだろうか・・・。

<こっちの魚の方が特徴わかり易いだろうか>
一見、婚姻ヒメかと。でも強いから良しとする。
チビニジは朝のうち結構釣れたが、こちらは普通に
虹鱒の模様をしていたので安心。
さてさて、いよいよ来週開幕か。
楽しみなシーズンになりそうだ。
今日はサクラの検量はあったのだろうか。
ブラウンを1本だけ頂いてきたので、今夜は春を先取りだ。
いよいよ11年シーズン開幕間近となった。
芦ノ湖の特別解禁で少し肩慣らし。
今年は6時スタートとなっていた。
これは嬉しいこと。
春一番が吹き荒れた翌朝。
快晴、無風の芦ノ湖。しかも朝はマイナス3度と
前日比で極端に寒い。
例年通りの7時解禁だと厳しいタフな一日だったろうな。
特別解禁恒例で最近すっかりやらなくなってしまった
ショアキャスティングであぞぶ。たまには地に足付けた
釣りもいいなー。でも、この気温で湾外だと周辺の魚を
釣ってしまえば、あとは魚が回って来る感じもなく10時
には飽きて箱根神社に初詣に。
「今年も良い魚と出会えますように!!」
さて、今年の状況だが、ブラウン豊作?
1投目から放流モノが来て、「まあ特別解禁はこんなもん
だよなー」と思っていたら。
日が出てからワイルドなやつが2本登場。計ブラ3本。
<49センチ&48センチ>
こんなの釣れると、オープン戦なんて言ってられないなー
とテンション上がる。
スプーンで岩陰のリフトフォールで誘う。
<顔のアップ。メタリックブルー系のお嬢さんたち>
で、レインボーだが、化け物級は来なかったが、ミドル級は
3本。みんな衝撃的なファイト、強かった!!
トロ盛期に楽しませてくれるかな、と期待したい。
<こういう体高の奴らがガツンと来てくれる>
なんか模様が普通のレインボーではない。
今年はこんな魚が多いのだろうか・・・。
<こっちの魚の方が特徴わかり易いだろうか>
一見、婚姻ヒメかと。でも強いから良しとする。
チビニジは朝のうち結構釣れたが、こちらは普通に
虹鱒の模様をしていたので安心。
さてさて、いよいよ来週開幕か。
楽しみなシーズンになりそうだ。
今日はサクラの検量はあったのだろうか。
ブラウンを1本だけ頂いてきたので、今夜は春を先取りだ。
2010年12月05日
一瞬、師走モードの芦ノ湖
12月4日、出張の疲れを引きずりつつ芦ノ湖へ。
行ける時は行かないと、もう12月。
なんだか、すっかり月1アングラーになってしまった。
まあ、春に万難排して通うためには秋冬は我慢も必要
ってことで仕方ないが。
さて、台風並みの大荒れ直後。
朝は風が残り出船待機。
7時半近くなってミノーイング大会のみなさん共々
出船。
先月の大荒れ後は、棚が安定し、シーズン最盛期を演出
してくれたが、現況では、どうなるか。
とにかく、魚探に映らない、何も。
どこへ行った?
時折、8~10、10~12に魚群、まさか・・。
大風のせいで一瞬、12月モードになったか?
12月の難しさは群れによって大きく棚が分かれる
状況。
とりあえず実績ダナの60号23~25mで進む。
最近、すっかり職人並みのA部さん情報を頼りに
ポイントへ入ると、うむ、ここは20~22に感。
そうこうしていると魚探の表示が薄くなってくる。
しまった、バッテリー切れか・・・。
その後間もなく画面消失。
ここでもあたり無く、恐らく濁りで食いが悪いのかな
と思った。きっとそれもある。が、揚げてみると
チビが付着。
げっ、と思いポイント移動。
龍宮へ。
ここはポツポツ。
広く探り、時々ダブルヒット。棚は常に25mが当たる。
が、ヒットするとエンジンが止まったり、でなかなか
ダブルゲットの図式が成立せず。

<龍宮沖での快心のダブル!!この日はこれと箒沖と2回のみ>
やがて快晴、無風となりヒメトロ日和となるが、当たらなく
なる。こちらは棚がバラけたことを意識しつつも魚探なしで
手も足もでない。
片方を深ダナに固定し、一方は徐々に上げていく。
12mまで揚げた時にアタリ、バラシ。
その後続かず、10mでようやく1本。
他の魚がイケスでひっくり返っている中、浅棚の魚は元気に
泳ぎ回る。
が、浅棚攻撃も後は続かず。
ルアーカラーも次々と変えるが効かず。
棚が絞れないヒメトロの難しさを久々に痛感。
しまいには11時ごろ百貫のどう考えても水深35mはある
はずの場所で根掛かり。メートル級ブラウン来た!と確信
したが、ビクともしない。どうしても仕掛けは回収したい
のでかなり頑張ったが、痛恨の切れ!ペラだけは回収。
がっくし。

<師走入りしたヒメ。少し痩せてきた?>
トラブル続きもあり、実釣3時間ほどで釣れてはいるの
だが、感覚的には相当苦戦した感じ。今日の穏やかな快晴で
もう一度11月モードに戻ってくれればよいが・・。
いずれにせよ、最終戦まで、まだまだ楽しめそうだ。
今日もルアーはバッセルを使用。貝を作るのが面倒、という
こともあるが、カラーローテーションができる、というのが
金物の魅力。特にバッセルは赤→ピンク→オレンジ→黄→緑
→青とニュアンスを微妙に変えていけるので愛用。
昔使っていたピュアは赤、オレンジの2パターンしかでき
なかった。それでも釣れたが。
ミノーイング大会で釣れたブラウンを見て、ちょいとルアー
マン魂に火がついたので、次回はミノーイングやろうかな。
さて、エレキのバッテリーは生きているのだろうか???
行ける時は行かないと、もう12月。
なんだか、すっかり月1アングラーになってしまった。
まあ、春に万難排して通うためには秋冬は我慢も必要
ってことで仕方ないが。
さて、台風並みの大荒れ直後。
朝は風が残り出船待機。
7時半近くなってミノーイング大会のみなさん共々
出船。
先月の大荒れ後は、棚が安定し、シーズン最盛期を演出
してくれたが、現況では、どうなるか。
とにかく、魚探に映らない、何も。
どこへ行った?
時折、8~10、10~12に魚群、まさか・・。
大風のせいで一瞬、12月モードになったか?
12月の難しさは群れによって大きく棚が分かれる
状況。
とりあえず実績ダナの60号23~25mで進む。
最近、すっかり職人並みのA部さん情報を頼りに
ポイントへ入ると、うむ、ここは20~22に感。
そうこうしていると魚探の表示が薄くなってくる。
しまった、バッテリー切れか・・・。
その後間もなく画面消失。
ここでもあたり無く、恐らく濁りで食いが悪いのかな
と思った。きっとそれもある。が、揚げてみると
チビが付着。
げっ、と思いポイント移動。
龍宮へ。
ここはポツポツ。
広く探り、時々ダブルヒット。棚は常に25mが当たる。
が、ヒットするとエンジンが止まったり、でなかなか
ダブルゲットの図式が成立せず。

<龍宮沖での快心のダブル!!この日はこれと箒沖と2回のみ>
やがて快晴、無風となりヒメトロ日和となるが、当たらなく
なる。こちらは棚がバラけたことを意識しつつも魚探なしで
手も足もでない。
片方を深ダナに固定し、一方は徐々に上げていく。
12mまで揚げた時にアタリ、バラシ。
その後続かず、10mでようやく1本。
他の魚がイケスでひっくり返っている中、浅棚の魚は元気に
泳ぎ回る。
が、浅棚攻撃も後は続かず。
ルアーカラーも次々と変えるが効かず。
棚が絞れないヒメトロの難しさを久々に痛感。
しまいには11時ごろ百貫のどう考えても水深35mはある
はずの場所で根掛かり。メートル級ブラウン来た!と確信
したが、ビクともしない。どうしても仕掛けは回収したい
のでかなり頑張ったが、痛恨の切れ!ペラだけは回収。
がっくし。

<師走入りしたヒメ。少し痩せてきた?>
トラブル続きもあり、実釣3時間ほどで釣れてはいるの
だが、感覚的には相当苦戦した感じ。今日の穏やかな快晴で
もう一度11月モードに戻ってくれればよいが・・。
いずれにせよ、最終戦まで、まだまだ楽しめそうだ。
今日もルアーはバッセルを使用。貝を作るのが面倒、という
こともあるが、カラーローテーションができる、というのが
金物の魅力。特にバッセルは赤→ピンク→オレンジ→黄→緑
→青とニュアンスを微妙に変えていけるので愛用。
昔使っていたピュアは赤、オレンジの2パターンしかでき
なかった。それでも釣れたが。
ミノーイング大会で釣れたブラウンを見て、ちょいとルアー
マン魂に火がついたので、次回はミノーイングやろうかな。
さて、エレキのバッテリーは生きているのだろうか???
2010年11月07日
収穫期到来

20メートルラインあたりで各ポイントに好反応。
朝一からダブルヒット、ダブルゲットが相次ぐ。
23メートル出しの方では鮮やかな食い上げが見られ、上ずれとは認識しながらも楽しいので、そのまま。
秋晴れ無風でもあり紅葉の中、ヒメトロらしいヒメトロが楽しめた。
ちょうど2時間で定数にてゲームセット。
尾又で25〜28全長で27〜30と型もよかった。
ただいま庭先で干物製作中。
芦ノ湖のヒメトロ最高!
2010年10月09日
開幕度77%
本当に今年は異常に暑く長い夏だったわけだが、
湖沼においてもその影響は計り知れない。
例年、今頃は最盛期に入ってくる芦ノ湖のヒメマスだが
今季はなかなか開幕!という雰囲気にならない。
ワカサギも例年に比べると遅れたし、厳しい状況のようだ。
が、脂も乗って、美味な仕上がりらしい。
忙しいこともあったが、ずっと良い時期を待ち侘びていた
ということもある。10月に入ったことだし、これ以上は
待てない、てなことで芦ノ湖へ。雨、北東やや強風。
自分のヒメトロ哲学からすると、普通は行かない条件だが。
さて、ヒメマスの状況だが、先週までは婚姻モノばかりで
2年魚が少なかったが、今週に入ってその比率が逆転しつつ
あるようだ。現在が産卵遡上のピークで、漁協のみなさんは
採卵が大変で嬉しい?悲鳴が上がっているようだ。
また次の世代も大いに期待!
なんとサクラマスの採卵、孵化にも取り組まれているようで
これまた純粋箱根のサクラマス登場に期待大!
で、実地検分。
秋シーズンの最初ということで、あっちこっち見て回ることに
主眼を置いた。基本的には問題なし!これからバンバン釣れる
はず。基本的なヒメトロコースには必ず魚はいるし、棚も安定
している。ただ、現状は水温のせいか食いが悪いのと、群れが
まとまってこない。連発とかダブルは望みにくい状況。これから。
今日は水深15~17mが本命。
60号で20~23出し。追い風も向かい風も1.8キロで通した。
ルアーは赤金使用(紅サシも使用)。好きなブルー系は雨では機能せず。
本来はシェルなのだろうが、虎の子のシェルスターをヒメトロで
切られて以来、金物でどうしてもダメな時しかシェルは使わない
ようにしている。
結果は10時上がりで銀毛(食べごろサイズ!)10本に対し
婚姻3本と、比率で言えば77%。ボチボチ開幕と言ってよい
かな。この雨で、さらに遡上は進むであろう。
ただ、今日は半分以上バラしており、理由がリールのギア比が
高すぎたのと試作フックの相性が悪かったことによる口切れが
ほとんど(婚姻は口切れではバレないので、たぶん掛けた分は
水揚げしている)なので、実際にはもっと銀毛の比率が高いと
思う。
改良チップが手に入らなくなって、少し試行錯誤中。
小さいスプーンに合わせて小さいフックでは、どうしても口切れ
するし・・・。やはりドジャーでぶん回すしかないのか。

銀毛の諸君。太り具合は良好!
婚姻君たちもすべてオスで、白子のムニエル、究極美味を堪能!!!
さてさて、収穫の秋へと季節は移る。
漁協kさんが先月亡くなられたとのこと。驚いた。
人懐っこい笑顔がもう見れないのかと思うと寂しい。
釣りに対して純粋で、芦ノ湖の釣り環境を良くしようと
情熱をお持ちの方だった。本当に残念だ。
ご冥福をお祈りします。
湖沼においてもその影響は計り知れない。
例年、今頃は最盛期に入ってくる芦ノ湖のヒメマスだが
今季はなかなか開幕!という雰囲気にならない。
ワカサギも例年に比べると遅れたし、厳しい状況のようだ。
が、脂も乗って、美味な仕上がりらしい。
忙しいこともあったが、ずっと良い時期を待ち侘びていた
ということもある。10月に入ったことだし、これ以上は
待てない、てなことで芦ノ湖へ。雨、北東やや強風。
自分のヒメトロ哲学からすると、普通は行かない条件だが。
さて、ヒメマスの状況だが、先週までは婚姻モノばかりで
2年魚が少なかったが、今週に入ってその比率が逆転しつつ
あるようだ。現在が産卵遡上のピークで、漁協のみなさんは
採卵が大変で嬉しい?悲鳴が上がっているようだ。
また次の世代も大いに期待!
なんとサクラマスの採卵、孵化にも取り組まれているようで
これまた純粋箱根のサクラマス登場に期待大!
で、実地検分。
秋シーズンの最初ということで、あっちこっち見て回ることに
主眼を置いた。基本的には問題なし!これからバンバン釣れる
はず。基本的なヒメトロコースには必ず魚はいるし、棚も安定
している。ただ、現状は水温のせいか食いが悪いのと、群れが
まとまってこない。連発とかダブルは望みにくい状況。これから。
今日は水深15~17mが本命。
60号で20~23出し。追い風も向かい風も1.8キロで通した。
ルアーは赤金使用(紅サシも使用)。好きなブルー系は雨では機能せず。
本来はシェルなのだろうが、虎の子のシェルスターをヒメトロで
切られて以来、金物でどうしてもダメな時しかシェルは使わない
ようにしている。
結果は10時上がりで銀毛(食べごろサイズ!)10本に対し
婚姻3本と、比率で言えば77%。ボチボチ開幕と言ってよい
かな。この雨で、さらに遡上は進むであろう。
ただ、今日は半分以上バラしており、理由がリールのギア比が
高すぎたのと試作フックの相性が悪かったことによる口切れが
ほとんど(婚姻は口切れではバレないので、たぶん掛けた分は
水揚げしている)なので、実際にはもっと銀毛の比率が高いと
思う。
改良チップが手に入らなくなって、少し試行錯誤中。
小さいスプーンに合わせて小さいフックでは、どうしても口切れ
するし・・・。やはりドジャーでぶん回すしかないのか。

銀毛の諸君。太り具合は良好!
婚姻君たちもすべてオスで、白子のムニエル、究極美味を堪能!!!
さてさて、収穫の秋へと季節は移る。
漁協kさんが先月亡くなられたとのこと。驚いた。
人懐っこい笑顔がもう見れないのかと思うと寂しい。
釣りに対して純粋で、芦ノ湖の釣り環境を良くしようと
情熱をお持ちの方だった。本当に残念だ。
ご冥福をお祈りします。
2010年06月13日
ようやく今期1号
先日の同じ日に60upの金銀両メダル、というのには
衝撃を受けたアングラーは多いと思うが、久しぶりに
気合が入った。あのサクラの野性味、凄み。
が、自分は特にブラウンの方にも魅了された。
芦ノ湖のブラウンすげーと。
今期は魚の層が安定しない中、ブラウンがふらふらと回遊
気味でサクラ狙いに混じることが多かったようだが、自分
にはまったく縁なし。正直、かなりブラウン釣りたいと思
っていた。でも、サクラ終わってからね・・。と、でも
ブラウン最盛期に入っており、今を逃しては・・という
強い焦りの中の釣行。
朝から霧の中で小雨。サクラを狙うには絶好。
というわけで朝一はサクラ狙い。
いよいよサーモクライン期の安定した釣りに入ってきたが、
サクラの食性はガクンと落ちている。とにかく直球は厳しい。
変化球攻めを自分なりにいろいろやるが、縁なし。
9時過ぎには晴れてきてサクラ断念。心の声がずっとブラウン
狙え、と囁き続けていたのだろうなあ。岸寄りにボートを
進める。
まだまだトロシーズン続くので、レッドコアラインの保護の
ためズル引きはせず、ギリ、ボトム近辺をミノーでトレース。
安定したボトムではなく、主要ポイントの駆け上がりに沿って
とか馬の背横切りとか、沖から直行とか。
これが、なかなか面白く、主要ポイントではほとんど当たる。
以下ボート水深15mライン、80、90ヤード、2.8k
・カヤアラシ~百貫:駆け上がり沿い、大ヒットも乗らず
・カエル石:ブラウン40中盤クラス、ネット入れミスでバラシ
・三本杉:その日リベンジ!でブラウン45センチ
・和田の角:入れて秒殺ヒットも途中すっぽ抜け
・庭石:素晴らしいファイトもニジ(ビューティフル41センチ)
で午前終了。午後はサクラ狙いでもう一周するがアタリなし。
やはり、湖全般に10時以降はアタリが遠のくようになってきた。
朝夕勝負のようだ。今朝のような状態が最適なんだな・・。

<ようやく出た今期ブラウン1号!>
少しスリム?だがアタリからファイトも素晴らしく、美しさにも
納得の1本。出てほっとした&嬉しい。
水揚げ時、ワカサギを吐き出しており、ボトム近辺でのワカサギ
捕食パターンがいよいよかと思わせる。
次はどっちのメダルを狙うんだ???
衝撃を受けたアングラーは多いと思うが、久しぶりに
気合が入った。あのサクラの野性味、凄み。
が、自分は特にブラウンの方にも魅了された。
芦ノ湖のブラウンすげーと。
今期は魚の層が安定しない中、ブラウンがふらふらと回遊
気味でサクラ狙いに混じることが多かったようだが、自分
にはまったく縁なし。正直、かなりブラウン釣りたいと思
っていた。でも、サクラ終わってからね・・。と、でも
ブラウン最盛期に入っており、今を逃しては・・という
強い焦りの中の釣行。
朝から霧の中で小雨。サクラを狙うには絶好。
というわけで朝一はサクラ狙い。
いよいよサーモクライン期の安定した釣りに入ってきたが、
サクラの食性はガクンと落ちている。とにかく直球は厳しい。
変化球攻めを自分なりにいろいろやるが、縁なし。
9時過ぎには晴れてきてサクラ断念。心の声がずっとブラウン
狙え、と囁き続けていたのだろうなあ。岸寄りにボートを
進める。
まだまだトロシーズン続くので、レッドコアラインの保護の
ためズル引きはせず、ギリ、ボトム近辺をミノーでトレース。
安定したボトムではなく、主要ポイントの駆け上がりに沿って
とか馬の背横切りとか、沖から直行とか。
これが、なかなか面白く、主要ポイントではほとんど当たる。
以下ボート水深15mライン、80、90ヤード、2.8k
・カヤアラシ~百貫:駆け上がり沿い、大ヒットも乗らず
・カエル石:ブラウン40中盤クラス、ネット入れミスでバラシ
・三本杉:その日リベンジ!でブラウン45センチ
・和田の角:入れて秒殺ヒットも途中すっぽ抜け
・庭石:素晴らしいファイトもニジ(ビューティフル41センチ)
で午前終了。午後はサクラ狙いでもう一周するがアタリなし。
やはり、湖全般に10時以降はアタリが遠のくようになってきた。
朝夕勝負のようだ。今朝のような状態が最適なんだな・・。
<ようやく出た今期ブラウン1号!>
少しスリム?だがアタリからファイトも素晴らしく、美しさにも
納得の1本。出てほっとした&嬉しい。
水揚げ時、ワカサギを吐き出しており、ボトム近辺でのワカサギ
捕食パターンがいよいよかと思わせる。
次はどっちのメダルを狙うんだ???
2010年06月03日
2010年05月29日
あべこべ だが刺身旨し
この時期にこんな写真では、ついに匙投げてヒメトロ
に走ったか・・・。となるわけだが、決してそうでは
ない。サクラ超本気モードで攻めた結果。

<ヒメ×1ダース(28~33センチ)>
しかもかなりグッドコンディション揃い。
かなり激しいファイトを見せてくれた。
今日は水深12~13mを狙った。
レッドコア、ツノ。
スピードも12mに到達可能なギリギリの速さ。
さすがに4キロとかは出せないが、決してスロー
ではない。
なのに、なぜか、ヒメに大うけ。
中禅用に新規調達したツノを試験投入したのだが
それがよかったのか?
ともあれ、曇り小雨で活性的には申し分ない日だった。
朝一は魚探状況等からワカサギ捕食層を考え60ヤードから。
ニジメインにヒメが混じる程度。

<7時半ごろのイケス。この後、ニジはクリアしてヒメだけ貯金>
ようやくトローリングシーズンになった。ニジも格段に強い
ファイトをしてくれ、美しい魚も多くなった。ベストシーズン!
で、この後、70~80ヤード攻めに。
ヒメばかり掛かるようになる。
これを続ければ、いつかサクラが来る!と信じて曳くも・・・。
レッドコアでヒメばかり釣れるので逆にヒメトロでサクラが来るか?
ってのも実は考えていたことだった。
あべこべ発想で30分ほどヒメペラに69ミリ夜光+サシてんこ盛り
を10m層で曳いてみたが、サクラどころかニジが釣れただけ。
あっと言う間にレッドコアでの粘りの釣りに復帰。
しかしその後もバラシや抜け等も含めヒメばかり。
結局、午前上がりでヒメ1ダースという副産物。
が、この副産物、言うまでもなく極上品。

<食べるという要素であれば、至高>
結局、表層かミドルかディープか、何も掴めなかった一日
だったが、ヒメを捌いてみると、時間、場所、棚、でワカサギ
を飽食している個体の傾向は掴めた。
が、やっぱりサクラとは違うんだよなー。きっと。
それにしても、今年の初夏のヒメトロは素晴らしそうだ。
サクラの呪縛から抜ければ、楽しい6~7月が目の前に・・。
※ヒメをたくさん釣っての所感。
やはり、この手の釣りだとロッド特性が大きく現れる。
スティルブレイカー、ほぼ100%水揚げ。
それに対して・・・。まあ、90ヤードとか厳しい
受け持ち棚ではあったのだが。
に走ったか・・・。となるわけだが、決してそうでは
ない。サクラ超本気モードで攻めた結果。
<ヒメ×1ダース(28~33センチ)>
しかもかなりグッドコンディション揃い。
かなり激しいファイトを見せてくれた。
今日は水深12~13mを狙った。
レッドコア、ツノ。
スピードも12mに到達可能なギリギリの速さ。
さすがに4キロとかは出せないが、決してスロー
ではない。
なのに、なぜか、ヒメに大うけ。
中禅用に新規調達したツノを試験投入したのだが
それがよかったのか?
ともあれ、曇り小雨で活性的には申し分ない日だった。
朝一は魚探状況等からワカサギ捕食層を考え60ヤードから。
ニジメインにヒメが混じる程度。
<7時半ごろのイケス。この後、ニジはクリアしてヒメだけ貯金>
ようやくトローリングシーズンになった。ニジも格段に強い
ファイトをしてくれ、美しい魚も多くなった。ベストシーズン!
で、この後、70~80ヤード攻めに。
ヒメばかり掛かるようになる。
これを続ければ、いつかサクラが来る!と信じて曳くも・・・。
レッドコアでヒメばかり釣れるので逆にヒメトロでサクラが来るか?
ってのも実は考えていたことだった。
あべこべ発想で30分ほどヒメペラに69ミリ夜光+サシてんこ盛り
を10m層で曳いてみたが、サクラどころかニジが釣れただけ。
あっと言う間にレッドコアでの粘りの釣りに復帰。
しかしその後もバラシや抜け等も含めヒメばかり。
結局、午前上がりでヒメ1ダースという副産物。
が、この副産物、言うまでもなく極上品。
<食べるという要素であれば、至高>
結局、表層かミドルかディープか、何も掴めなかった一日
だったが、ヒメを捌いてみると、時間、場所、棚、でワカサギ
を飽食している個体の傾向は掴めた。
が、やっぱりサクラとは違うんだよなー。きっと。
それにしても、今年の初夏のヒメトロは素晴らしそうだ。
サクラの呪縛から抜ければ、楽しい6~7月が目の前に・・。
※ヒメをたくさん釣っての所感。
やはり、この手の釣りだとロッド特性が大きく現れる。
スティルブレイカー、ほぼ100%水揚げ。
それに対して・・・。まあ、90ヤードとか厳しい
受け持ち棚ではあったのだが。
2010年05月18日
休暇が合わん
仕事が多忙な中、このあたりで勝負!と前々から休暇を
仕込んでいるのだが、今期はことごとく釣りには不向き
な天候。
今日も大晴天。しかも大風。

まあ、折角の休暇なので、少し癒されむ。

山のホテルのツツジも美しそうだ。が、湖上からはよく見えない。
リニューアル後の山のホテルも泊まってみたいものだ。
あまりの強風と日中のアタリのなさに2時過ぎには早上がり。
前回同様でニジ×7のみ。
ニジでも良いからヒレピンのトローリングらしい魚を釣りたいなあ。
途中、ブラウンの誘惑に負けてズル引きでもしようかと思ったが
魚探探索の限りでは、まだまだボトムには落ちていない感じ。
全般に魚が浮いていて困る。まあ、表水温が最適温度近辺だし。
水生昆虫もハッチし続けているし。
が、前回といい今回といい、無駄ではない。自分の引き出しを
増やすべく、今まで釣れたことないルアーばかりを使っての釣果。
いろいろと学ぶところがあった。
このところずーっと魚らしい魚を釣っていないが、こういう下積み
の先にしか結果は出てこないもの。
きっと、この修行が役に立つ。
これまで釣れた魚もそうだったから。
仕込んでいるのだが、今期はことごとく釣りには不向き
な天候。
今日も大晴天。しかも大風。
まあ、折角の休暇なので、少し癒されむ。
山のホテルのツツジも美しそうだ。が、湖上からはよく見えない。
リニューアル後の山のホテルも泊まってみたいものだ。
あまりの強風と日中のアタリのなさに2時過ぎには早上がり。
前回同様でニジ×7のみ。
ニジでも良いからヒレピンのトローリングらしい魚を釣りたいなあ。
途中、ブラウンの誘惑に負けてズル引きでもしようかと思ったが
魚探探索の限りでは、まだまだボトムには落ちていない感じ。
全般に魚が浮いていて困る。まあ、表水温が最適温度近辺だし。
水生昆虫もハッチし続けているし。
が、前回といい今回といい、無駄ではない。自分の引き出しを
増やすべく、今まで釣れたことないルアーばかりを使っての釣果。
いろいろと学ぶところがあった。
このところずーっと魚らしい魚を釣っていないが、こういう下積み
の先にしか結果は出てこないもの。
きっと、この修行が役に立つ。
これまで釣れた魚もそうだったから。
2010年05月08日
バトンをリレーしてしまった
晴天続きでタフッた連休後半からずーっと待ち望まれた
恵みの雨。その翌日釣行で、文句なしの釣り日和かと
期待したが、雨当日に、すでにSs木さんがモノにして
いたとは!ついに年間大物賞のバトンをリレーしてしまった。
去年と同じくSs木さんに!
おめでとうございます!
「たまたま」と謙遜されていましたが、さすがです!
今年も「対象外」となった通知を漁協から受け取る羽目に
なった(しかも今年は手渡し)が、清々しい気持ち。
年券は欲しいけど、釣った魚こそが最高のトロフィーなので。
次はいよいよ60の声を聞くしかなくなったかと。
まさか59.8とか出ないでしょ・・・。(笑)
朝一は濃霧で無風。幻想的な雰囲気の中の釣り。
水温も14度。暖かい朝。霧の中でもポツポツ当たる。
ようやくハイシーズンに入りつつある、という雰囲気。
が、それも霧の魔法がかかっている間だけだった。

<霧のカーテンがサーっと開くと、そこにはピーカン地獄が>
空気はクリスタルクリア、陽光きらめく鏡の湖面をさすらう
いとをかし。
なんとも気持ちのよいクルージングであった。
ちょいと今日は戦法を変えてみたのだが、間違ったのか
放流したてのニジばかりであった。でも楽しかった。
ようやくトローリングっぽさが出つつある。

<朝一の獲物は放流くんたちONLY>
ピーカン後も反応が良かったのは意外にアワビだった。
本日の使用ルアー:fumi工房アワビ59ミリ など
日中でもコーン、ガツーンと頻繁に明確なアタリが来るが、さすがに
ピーカンの時間帯はノリが悪くなってしまった。
が、アタリが来るだけ偉い、というくらいの状況だった。
この先は朝夕が勝負か。
日中はブラウン狙いが面白い季節になってきた。
釣りたいなあブラウン。
でも、その誘惑に負けるとサクラが釣れない。ような気がする。
あーーサクラ釣りたい・・・。
恵みの雨。その翌日釣行で、文句なしの釣り日和かと
期待したが、雨当日に、すでにSs木さんがモノにして
いたとは!ついに年間大物賞のバトンをリレーしてしまった。
去年と同じくSs木さんに!
おめでとうございます!
「たまたま」と謙遜されていましたが、さすがです!
今年も「対象外」となった通知を漁協から受け取る羽目に
なった(しかも今年は手渡し)が、清々しい気持ち。
年券は欲しいけど、釣った魚こそが最高のトロフィーなので。
次はいよいよ60の声を聞くしかなくなったかと。
まさか59.8とか出ないでしょ・・・。(笑)
朝一は濃霧で無風。幻想的な雰囲気の中の釣り。
水温も14度。暖かい朝。霧の中でもポツポツ当たる。
ようやくハイシーズンに入りつつある、という雰囲気。
が、それも霧の魔法がかかっている間だけだった。
<霧のカーテンがサーっと開くと、そこにはピーカン地獄が>
空気はクリスタルクリア、陽光きらめく鏡の湖面をさすらう
いとをかし。
なんとも気持ちのよいクルージングであった。
ちょいと今日は戦法を変えてみたのだが、間違ったのか
放流したてのニジばかりであった。でも楽しかった。
ようやくトローリングっぽさが出つつある。
<朝一の獲物は放流くんたちONLY>
ピーカン後も反応が良かったのは意外にアワビだった。
本日の使用ルアー:fumi工房アワビ59ミリ など
日中でもコーン、ガツーンと頻繁に明確なアタリが来るが、さすがに
ピーカンの時間帯はノリが悪くなってしまった。
が、アタリが来るだけ偉い、というくらいの状況だった。
この先は朝夕が勝負か。
日中はブラウン狙いが面白い季節になってきた。
釣りたいなあブラウン。
でも、その誘惑に負けるとサクラが釣れない。ような気がする。
あーーサクラ釣りたい・・・。
2010年05月02日
新緑の芦ノ湖(5月2日)
いよいよ五月。
芦ノ湖にもようやくすこしづつ暖かい季節が。
天皇桜も満開で、後はツツジが鮮やかな新緑の
季節を迎える。

暖かい日が恋しいなあ、で過ぎ去った4月だったが
いきなり、このピーカン。まあGWらしくてよい。
結局、16時上がりまで雲が掛かることはなかった。

四月の異常な寒さのおかげで、山桜もロングラン。
必要以上に岸に近づいて、野鳥のさえずりや山桜、ミツバツツジ
などに見惚れる。こんな文人的釣行では、なかなか
釣果の方は・・・。
結局ニジ×5で終了。本気で狙ったんだけど、一応。
何か魚運が戻るまじないでもないものかなあ。
帰りの渋滞もぎりぎり回避できて、目に青葉なGWの
一日をエンジョイさせてもらった。
そういえば、今シーズン、FENWICKのロッドには1匹も
掛かっていないのでは??初日に1アタリ、エースアワビ
ロスト、それ以来沈黙しているような・・。
お祓い必要か?
芦ノ湖にもようやくすこしづつ暖かい季節が。
天皇桜も満開で、後はツツジが鮮やかな新緑の
季節を迎える。
暖かい日が恋しいなあ、で過ぎ去った4月だったが
いきなり、このピーカン。まあGWらしくてよい。
結局、16時上がりまで雲が掛かることはなかった。
四月の異常な寒さのおかげで、山桜もロングラン。
必要以上に岸に近づいて、野鳥のさえずりや山桜、ミツバツツジ
などに見惚れる。こんな文人的釣行では、なかなか
釣果の方は・・・。
結局ニジ×5で終了。本気で狙ったんだけど、一応。
何か魚運が戻るまじないでもないものかなあ。
帰りの渋滞もぎりぎり回避できて、目に青葉なGWの
一日をエンジョイさせてもらった。
そういえば、今シーズン、FENWICKのロッドには1匹も
掛かっていないのでは??初日に1アタリ、エースアワビ
ロスト、それ以来沈黙しているような・・。
お祓い必要か?
2010年04月22日
驟雨
この冷たい雨は何だ?今シーズンは仕事が忙しい中、明日あたりがピークだろうと早くから明日を休暇にしておいた。それなのに。でも行かなければ釣れない。サクラが狙える可能性がある、そんな湖に浮いていられる喜びを誰よりも感じていたい。純粋にサクラと出会いたいという気持ちに少しも変わりはない事を再確認する冷たい雨の夜。