2013年03月23日
エース沈す
今朝は風の吹き出しに期待しつつもなんとなくこんな感じでいい時間が過ぎていく。今日はワカサギ接岸を意識して岸寄りからスタートしたが、この鏡面では厳しい。この後、百貫から沖を進む。6色3.5キロ。沖で突然に入るのはそもそも気持ちいいが、この時期、その誘惑に負けると釣れない人になってしまう。などとボーッとしているとミシミシバキバキとロッドがひしゃげるような音で我に帰る。スティルブレイカーがバットから揉み込まれているのを見たのはあの日以来。ロッド保持した腕はしかし意外に落ち着いていた。重さに耐えていると、まずは先制攻撃で10ヤードほど走られる。クーッたまらん、この手応えに何年も飢えていたのだ。だましだまし巻き取り、リーダーまで来た。当然に反撃は計算している。案の定、一気に潜行、タテに走り、ドラグで耐え、えっ?突然にプッツリとリーダー切れ。新品のグランドマックスでファーストヒット。ルアーを飲まれていたか?スローの釣りを想定して1.7号にしたのが裏目ったかも。普通の負荷なら余裕なのだが。顔が見られなかった悔いも大きいが、エースツノを失った。ここ三年、あまり釣ってないが、釣れたのはすべてエースだった。これからのシーズンに向けて痛すぎるが、仕方ない。次のエースを育てよう。
それにしても、こういうのを逃すとダメになる。その後、七時間ノーピクで本日は終了。気持ち入れ直してまた頑張るさ。面白くなってきた!
iPhoneから送信
2013年03月17日
ほぼ射程圏か
今日は朝から晴れて南風。
バッテリーを忘れてきたので久しぶりに魚探なしの釣り。
朝から主要ポイントを探るもアタリなし。無理せず平坦で水温の上がりやすい場所のフラットボトムをイメージしてトレース。天候、水色から判断し、あっさり目のツノを。5色でファーストヒット。キレイなニジ。さらにイワナ。しかもワカサギを吐き出した。よし、ターゲットは射程圏か。続けざまにヒット!今度は小さいがサクラ。よし、確実に捕食ステージをロックオン。が、次はなぜか放流ニジ。気を取り直して二周目。再びイワナ。そしてギャーっと入る。よし、本命か、と上がってきたのは放流デカマスのスレ掛かり。がっくし。
ここで午前船の時間切れ。
サクラはあと一年の成長を期待して放流としたが、自分の元へ来て欲しいものだ。少なくとも自分と波長の合うサクラなので、いけるかも?。
成熟せずに越年するのはかなり難しいらしく、漁協でもいろいろ尽力されているようだ。成長の遅い固体にはそんな夢が詰まっているわけです。釣り人としてもその夢、追いたい!
ともあれ、リリースすると、次に同じ魚種でもっとデカいのを返してくれるのが自分的な芦ノ湖の法則。
というわけで、次にますます期待。釣るぜい、かっちょいいのを
iPhoneから送信
2013年03月10日
自重
ここまで準備しておいて出撃を見合わせるのは残念だが、春の嵐。無理は禁物。蓄えたエネルギーで仕事をやっつけて来週釣りだ!庭でもやるかな。
三月は海も湖も暗黒から春の走りへとあるときから変化する時期。芦ノ湖もワカサギの接岸を契機にトラウトも動く季節。だがトローリングは一時的に釣れなくなる時期になる。今年は、そのカーテンはいつ開くのか。ドキドキの四月へ思いを馳せながら、三月を楽しもう。
iPhoneから送信
2013年03月06日
励み
解禁以来、平日でも各ホームページ、ブログなどで釣果をチェックする楽しみが増えた。今週も笹川さんに佐々木さんとラッシュで見ていて嬉しい。他の魚、他のお店も含め、みなさんいい顔をされているのを見ると仕事の励みになります。
通勤電車にて
iPhoneから送信
通勤電車にて
iPhoneから送信
2013年03月03日
2013年03月02日
祝解禁2013!(^-^)/
今年も無事に芦ノ湖が解禁。去年、社内の人事異動で最悪に忙しい仕事になり、連日午前様のような状況でなかなか釣りにも出られなかった。ちょっと釣りから離れただけで大袈裟だが、なんだか自分の人生を掠め取られたような気持ち。今年は特に期待できそうだし、何としてでも行ける限り行こう。無限の体力があればなーと思う。まぁ無理せずしかし結果も出していければ最高。まずは一匹!!
で、今日の釣果は?感動の瞬間に向けて苦難を順調に貯金した、って感じ。朝にヒメ二つ。以上。汗。
固体数はいるのだろうが簡単に釣れる相手ではなし。条件揃わないとアタリもないのがこの時期のサクラ狙い!でもブレずに引き続けたことには充実感あり。やはり釣りはいい。芦ノ湖はいい!久しぶりに自分に戻った気がした。
さ、次は頑張ります。
iPhoneから送信
2013年03月02日
祝解禁2013!(^-^)/
今年も無事に芦ノ湖が解禁。去年、社内の人事異動で最悪に忙しい仕事になり、連日午前様のような状況でなかなか釣りにも出られなかった。ちょっと釣りから離れただけで大袈裟だが、なんだか自分の人生を掠め取られたような気持ち。今年は特に期待できそうだし、何としてでも行ける限り行こう。無限の体力があればなーと思う。まぁ無理せずしかし結果も出していければ最高。まずは一匹!!
で、今日の釣果は?感動の瞬間に向けて苦難を順調に貯金した、って感じ。朝にヒメ二つ。以上。汗。
固体数はいるのだろうが簡単に釣れる相手ではなし。条件揃わないとアタリもないのがこの時期のサクラ狙い!でもブレずに引き続けたことには充実感あり。やはり釣りはいい。芦ノ湖はいい!久しぶりに自分に戻った気がした。
さ、次は頑張ります。
iPhoneから送信
2012年06月09日
ラッキーセブン
が、どうやらまだ七回裏らしい。この前の日曜からラッキーチャンスがめぐってきている。
情報から組み立てを得ることもできるし、朝から雨だし空いてるし、釣るなら今、という絶対的なチャンスになった。
だから釣れるってものではないが、自分にもいつか掛かると信じる気持ちを失ってはいけないと改めて思い知った。
13ヶ月ぶりに掛かったサクラは当たりからして荒っぽいスピード感。大人しく上がってきたので警戒はしていたが船べりから一気に真下に垂直に潜行し、リーダーを出し切ってみせる。スティルブレイカーでスピード溢れるファィトを楽しむが、垂直な戦いなのでテンションが抜けて冷やっとしたりラインに巻かれたりと緊張しっぱなし。
が、縁ある魚はバレないもの。
どうにかこうにか今年もサクラを手に出来た。苦労した分、嬉しさは三倍!魚も生殖腺が見えないほど若いので、まだまだ行ける!
今回は、本当に直近の実績に素直な狙いで釣らせてもらった。六月の道を切り開いてくれた皆さんに大感謝です。
一本釣れてはボート屋さん、漁協の皆さん、アングラーの皆さん、多くの人への感謝の気持ちにさせてくれる、そんな魚です。
なので釣れてよかった。
iPhoneから送信
iPhoneから送信
2012年05月27日
27日芦ノ湖
下界では蚊も登場し、夏のような晴れた一日。
芦ノ湖でも静穏快晴。のんびりとした、しかし釣りにはタフな一日。
今季はとにかくレッドコアラインすら交換できていないほど準備不十分
のまま迎え、釣りが佳境になるにつれ、仕事なども忙しくなる悪循環。
それでも、釣りに出る以上は、その時に備えてできる限りのことはする。
と言っても、毎回新品のリーダー、新品のフックに交換するくらいのこと。
昨夜は今季初めてミノー用のフックを製作した。
このところムーチングでサクラの釣果がでていることを踏まえ、底から
2m絶ちあたりをノロノロ流してやろうかと。
と、行く前のイメージはできており、AM釣行をミノーで通す決意はあった。
が、現場に行かないと解らないのが釣り。
朝から岸際表層ではワカサギがビシビシ追われている。かつては4月中とか
GWに見られた光景だが・・。トロでこの状況にアジャストすることは難しく
どっちにしても難しいのなら当初プランで通す。
朝から両方ともミノー。岸際を7色、沖側を4~5色、スロー。
岸際はボトムから2~3mのイメージ。沖側は中層狙い。
ファーストヒット、平岩の手前の岬。7色がぎゅーっと入る。
ボトム付近で掛けた時の特有の入りとファイトを楽しんだが、揚がって来たのは
こやつ。そうか、そうだよな、もう夏色だ。

本命の平岩に入るのを邪魔されただけだったか。
その後、箒手前で再び入るも乗らず。
ムジナ、百貫、立岩、小杉Uターン、樹木園~プリンス~竜宮、
沖渡りで百貫、箒~トリカブト~三石 当たらず。
が、島周りでアタリが戻る。が、ウグイ2連発。
そして、大島の裏から航路を渡りかけたところで7色に竿を叩く当たり。
手応え十分も、強い抵抗に耐えているうちにスポッ。
今季は魚になーんか縁がない感じ。掛かりどころが悪かったか。
さらに小島の表側に出ると、今度は根掛かり級のビッグヒットも
これもスッと軽く。いい感じのブラウンっぽかったが・・・。
ここまで来るとブラウンの顔が見たくなる。
イヤイヤ、ものの順番としてサクラを釣るまではブラウンを欲しがっては
いけない!
が、箱根湾入り口でまたもや7色がグーっと入る。
入り方が底モノ系だったのでまたウグイ?と思いきや、ウグイサイズの
ブラウンだった。ちょっと溜飲下がる。

アングル上、頭でっかちに見えるが40ちょい位の成長途上。
やっぱブラウンはいいわ。今年初ブラ。結局サクラより先になってしまった。
そんなこんなで、結局のところ中層は放流ニジ1匹のみ。
7色の方も、当たりのほとんどは地形上でたまたまボトムコンタクトした
ポイントに限られていた。
まー、ほんと打つ手なし!
が信じて引いていればドカーンって来そうな、そんな夢を持ってやらないと。
芦ノ湖でも静穏快晴。のんびりとした、しかし釣りにはタフな一日。
今季はとにかくレッドコアラインすら交換できていないほど準備不十分
のまま迎え、釣りが佳境になるにつれ、仕事なども忙しくなる悪循環。
それでも、釣りに出る以上は、その時に備えてできる限りのことはする。
と言っても、毎回新品のリーダー、新品のフックに交換するくらいのこと。
昨夜は今季初めてミノー用のフックを製作した。
このところムーチングでサクラの釣果がでていることを踏まえ、底から
2m絶ちあたりをノロノロ流してやろうかと。
と、行く前のイメージはできており、AM釣行をミノーで通す決意はあった。
が、現場に行かないと解らないのが釣り。
朝から岸際表層ではワカサギがビシビシ追われている。かつては4月中とか
GWに見られた光景だが・・。トロでこの状況にアジャストすることは難しく
どっちにしても難しいのなら当初プランで通す。
朝から両方ともミノー。岸際を7色、沖側を4~5色、スロー。
岸際はボトムから2~3mのイメージ。沖側は中層狙い。
ファーストヒット、平岩の手前の岬。7色がぎゅーっと入る。
ボトム付近で掛けた時の特有の入りとファイトを楽しんだが、揚がって来たのは
こやつ。そうか、そうだよな、もう夏色だ。

本命の平岩に入るのを邪魔されただけだったか。
その後、箒手前で再び入るも乗らず。
ムジナ、百貫、立岩、小杉Uターン、樹木園~プリンス~竜宮、
沖渡りで百貫、箒~トリカブト~三石 当たらず。
が、島周りでアタリが戻る。が、ウグイ2連発。
そして、大島の裏から航路を渡りかけたところで7色に竿を叩く当たり。
手応え十分も、強い抵抗に耐えているうちにスポッ。
今季は魚になーんか縁がない感じ。掛かりどころが悪かったか。
さらに小島の表側に出ると、今度は根掛かり級のビッグヒットも
これもスッと軽く。いい感じのブラウンっぽかったが・・・。
ここまで来るとブラウンの顔が見たくなる。
イヤイヤ、ものの順番としてサクラを釣るまではブラウンを欲しがっては
いけない!
が、箱根湾入り口でまたもや7色がグーっと入る。
入り方が底モノ系だったのでまたウグイ?と思いきや、ウグイサイズの
ブラウンだった。ちょっと溜飲下がる。

アングル上、頭でっかちに見えるが40ちょい位の成長途上。
やっぱブラウンはいいわ。今年初ブラ。結局サクラより先になってしまった。
そんなこんなで、結局のところ中層は放流ニジ1匹のみ。
7色の方も、当たりのほとんどは地形上でたまたまボトムコンタクトした
ポイントに限られていた。
まー、ほんと打つ手なし!
が信じて引いていればドカーンって来そうな、そんな夢を持ってやらないと。
2012年05月14日
13日芦ノ湖

結果は惨敗だったが、いろいろと考えるところあった。
やはり、気持ちがのんびりしていると待ちの釣り
「いつか掛かるだろう」「いつか好機が来るだろう」になってしまう。今、釣るには、結果を出すには何をすべき、という攻めの姿勢がないと、なかなか獲れないということを今更ながら痛感。
前回の反省ができてない!
待つより攻めの方が辛いわけでも楽しくないわけでもない。どんどん攻めた方がよい。
この釣りで釣れるにはすべての条件がその一瞬にシンクロする必要があるが、多くの場合、最も合理的なメソッドを固めてそのタイミングだけを待つ、という事になる。が、その前提となる湖の状況、サクラが喰ってくる状況(ストーリー)が構築できず苦戦している。
さて、今日は一週間前とは別の湖のようだった。ツツジも咲いた!魚探反応は朝一箱根湾内から沖の5m前後にボコボコと反応。ベイトも確認できる。が、くれぐれもヘラブナの群れを追ってはならない。
現在、サクラは餌をしっかり食べられているという。
では、どこでどんな状況で食っているか。1日として同じ日はない、とはいえ、いきなり沖の浅場でガンガンベイトを追っているか?(ニジと連合軍で?)
悩んだが、まずは沿岸漁業でゆっくり目に湖を一周。
箱根湾内で6色スローで掛かったのは放流ニジ。それだけ。
時既に遅しか、と思いつつ沖を攻める。が反応は予想外にバッチリ。
ツノで様々なタナ、ツノの色、大きさ、速さ、いろいろ試すがヒットパターンに至らず。最後はドジャーで深場を狙った
が反応なし。
10時以降は反応ボコボコのエリアをダイレクトに狙ったがニジが2本釣れただけ。何かが違った。
ニジはワカサギを飽食していたが、マッチ棒サイズのワカサギばかり。
サクラとは捕食ステージが違いそうだ。しかし、いい入りでいいファイトも楽しませてくれ、ようやくトロらしい気分を味わえた。サクラの難しさは大多数を占めるニジと必ず何か違う行動をしているというあまのじゃく的なとこ。ギョタン無視くらいのしっかりとしたストーリーを持って臨みたい。
引き出し的にはシェルやミノーも出していくか。あまのじゃく的に見えてストーリーがあれば核心に迫れるとか。
結局釣れて判明する事実が大きく、その数が少なくなると推理が難しさを増す。O成さんの一本を次に繋げないと。
2012年05月06日
遊覧船に乗ってみた(オススメ)
昨日の家族サービスの不首尾に見るに見かねた某大明神のお告げにより
今日は駒ヶ岳ロープウエイ&遊覧船でバッチリ家族サービスの予定。
が、朝一部屋から見える芦ノ湖は晴れて穏やか。心さざめく。
やがて風が出て曇って南から霧が、また、時に晴れ間、あー釣れそう。
などと言いながら小鳥の声を聞きながら樹木園方面へ散歩。
残念ながらロープウエイは霧と強風のため運休。
仕方ないので、箱根園の水族館へ。なかなかコンパクトだが楽しく
過ごせる素晴らしい水族館。

<これはイトウね。ブラウンも芦ノ湖から獲ってきた?って沢山泳いでいる>
そういえば、今年はサクラマスの魚体を一度も見ていない(人が釣ったやつも)。
例の水槽に入れて眺めたいものだ。駒ケ岳を透かし見るショットとか。
昼には霧が晴れたので遊覧船へ。
これが快適、気持ちいい。最高。
釣りしてて怖いこともあるが操舵室は3名のクルーがおられ、ばっちり
ソナーでぼくら釣り人の動向も監視されている様子。
ブリッジから眺める360度のパノラマは、なかなかの高さで雄大。
たまには観光もオススメです。

<見慣れた母港もこう見えます!>
と、お陰さまで楽しいGWでありました!
今日は駒ヶ岳ロープウエイ&遊覧船でバッチリ家族サービスの予定。
が、朝一部屋から見える芦ノ湖は晴れて穏やか。心さざめく。
やがて風が出て曇って南から霧が、また、時に晴れ間、あー釣れそう。
などと言いながら小鳥の声を聞きながら樹木園方面へ散歩。
残念ながらロープウエイは霧と強風のため運休。
仕方ないので、箱根園の水族館へ。なかなかコンパクトだが楽しく
過ごせる素晴らしい水族館。

<これはイトウね。ブラウンも芦ノ湖から獲ってきた?って沢山泳いでいる>
そういえば、今年はサクラマスの魚体を一度も見ていない(人が釣ったやつも)。
例の水槽に入れて眺めたいものだ。駒ケ岳を透かし見るショットとか。
昼には霧が晴れたので遊覧船へ。
これが快適、気持ちいい。最高。
釣りしてて怖いこともあるが操舵室は3名のクルーがおられ、ばっちり
ソナーでぼくら釣り人の動向も監視されている様子。
ブリッジから眺める360度のパノラマは、なかなかの高さで雄大。
たまには観光もオススメです。

<見慣れた母港もこう見えます!>
と、お陰さまで楽しいGWでありました!
2012年05月06日
子供の日in芦ノ湖
サクラマスを狙うアングラーにとってゲン担ぎや神頼みはあたりまえ。
思えば前回釣れたのはゴールデンウイークに子供を同船させた時。
子供の日に子供を乗せれば間違いないだろう、とまたもや他力本願の発想に。
建付けは家族サービスと言いながらも、チビ達も3時起きさせて箱根へ。
5時出航。富士下ろしっぽく吹いて荒れているのもあり、子供達はしばし
車で寝かせておき、自分だけ一回りしてくる。
明らかに濁っているし、湖面には落ち葉やサクラの花びらなどが大量に
浮いている。まだまだ大荒れの影響が残っているようだ。
今日は、基本的に好きな曳き方をしよう、と7色ツノ、5色アワビキールで
4.2キロぐらい。一周して5色が一度ジ、と言っただけ。これはまずい。
で、頼みの家族を乗せて改めて出航。
が、計算違い。風は止んだが、ピーカン無風で夏のような日差し。
3時起きのチビ達はダウン。元気なし、ご利益なし。

<見えないが、上の子は完全にダウン、熱中症っぽかった>
結局この日の惨状は、
・禁漁区沖、3色羊角アクアロケットでジーーも抜け
・和田の角、5色アワビキール、ヒットも子供ファイト中にバレ
午前終了で家族は無情に箱根園の動物園へ・・・。
チビ達にニジすら釣らせてやることができなかった。
午後
・トリカブト、6色ツノ8センチでニジゲット(坊主逃れ)
15時終了
強制帰還命令により宿へ。

夕方の芦ノ湖。部屋から見える百貫・・・。
これからが釣れるんだよ、と、思ふ。
が、子供達も部屋で休んで元気が少し復活して、まあ良かった。
明日は家族サービスに専念しないと。
何も今日はできなかったので。
釣りのおさらい
基本的にツノが良い時期だと思うが、濁りによって深場は不発。
7色はほぼ一日通してノーピクだった。濁っている今だけとは思う。
ツノで浅いところ、とやっていれば家族サービスも成立したか?
が、ツノも色は選びそうな状況だった。自分は完敗。
午前は魚探真っ白。もちろん人によっては釣れていた様だし
前日に比べれば良かったという話も。
午後は2時過ぎから単体反応が頻発。
10m前後と6m前後に大別。
ヒドイ目には遭ったが、面白くなってきた。
思えば前回釣れたのはゴールデンウイークに子供を同船させた時。
子供の日に子供を乗せれば間違いないだろう、とまたもや他力本願の発想に。
建付けは家族サービスと言いながらも、チビ達も3時起きさせて箱根へ。
5時出航。富士下ろしっぽく吹いて荒れているのもあり、子供達はしばし
車で寝かせておき、自分だけ一回りしてくる。
明らかに濁っているし、湖面には落ち葉やサクラの花びらなどが大量に
浮いている。まだまだ大荒れの影響が残っているようだ。
今日は、基本的に好きな曳き方をしよう、と7色ツノ、5色アワビキールで
4.2キロぐらい。一周して5色が一度ジ、と言っただけ。これはまずい。
で、頼みの家族を乗せて改めて出航。
が、計算違い。風は止んだが、ピーカン無風で夏のような日差し。
3時起きのチビ達はダウン。元気なし、ご利益なし。
<見えないが、上の子は完全にダウン、熱中症っぽかった>
結局この日の惨状は、
・禁漁区沖、3色羊角アクアロケットでジーーも抜け
・和田の角、5色アワビキール、ヒットも子供ファイト中にバレ
午前終了で家族は無情に箱根園の動物園へ・・・。
チビ達にニジすら釣らせてやることができなかった。
午後
・トリカブト、6色ツノ8センチでニジゲット(坊主逃れ)
15時終了
強制帰還命令により宿へ。

夕方の芦ノ湖。部屋から見える百貫・・・。
これからが釣れるんだよ、と、思ふ。
が、子供達も部屋で休んで元気が少し復活して、まあ良かった。
明日は家族サービスに専念しないと。
何も今日はできなかったので。
釣りのおさらい
基本的にツノが良い時期だと思うが、濁りによって深場は不発。
7色はほぼ一日通してノーピクだった。濁っている今だけとは思う。
ツノで浅いところ、とやっていれば家族サービスも成立したか?
が、ツノも色は選びそうな状況だった。自分は完敗。
午前は魚探真っ白。もちろん人によっては釣れていた様だし
前日に比べれば良かったという話も。
午後は2時過ぎから単体反応が頻発。
10m前後と6m前後に大別。
ヒドイ目には遭ったが、面白くなってきた。
2012年05月04日
2012年04月28日
溜め息
が出るほど素晴らしいサクラ鱒が出ている芦ノ湖。今季は仕事が忙しくて指をくわえて見ているしかない状況。つらい。同じ境遇の人も多いと思うが、遊ぶためにも仕事頑張るしかないですね。GWは楽しみたいなー。が、後半になりそうな感じ。釣りはマイペースで、行けた時に楽しむしかない!
2012年04月15日
もうすぐか春

現実にはまだまだ厳しく、今日午前も虹鱒3とヒメマス1。
今日のちょっとだけ春な兆し。
ユスリカ出る
朝から鶯がにぎやか
三色で掛けた虹がワカサギを吐き出した
一度バットまで入る(笑
旨そうなヒメが釣れた(卵巣発達中)
まだまだ木も芽吹いておらず、トローリングの春はちょっと先か。
写真は先週のものだが、ずっとこんな感じ。ツキの流れ来ないかなー。
2011年10月29日
秋シーズン始動

ようやく釣れ始めたようだが、現状はターンオーバーが酷くてこずった。昼前に北東風が強まってから活性が上がったので天気もポイントかも。
魚のコンディションは写真の通り文句なし。
最高の秋晴れと、旬の旨そうなヒメマス。秋の芦ノ湖は、やはりイイ!
2011年08月08日
箱根夏祭り
8月5日は鳥居焼き祭り。
家族サービスのため箱根へ。
昼間はユネッサン。観光客が減っている説とは
大違いで、山手線を風呂にしたかのような激コミ。
おまけにスライダーに何度も並んでいたら、肩を
酷く日焼けしてしまった。
朝から午後までずっと山伝いに霧が上がってくる
展開だったが、ひそかに日も照っていたらしい。
子供達は泳ぎたかったらしいが、とても泳げる
ようなスペースはなし。
フーフー言いながら芦ノ湖へ移動。
プリンスにチェックインし一休み。

<部屋から見る「箱根園前」のポイント>
ワカサギ船が何艘か浮いている。
これを見ていると、釣りの虫が騒ぎ出す。
それにしても、なんとも魅力的な湖。
ちょうど部屋からは対岸に静寂の百貫の鼻が見える。
この直後、大雨に。
数年前、花火を霧で見逃した不吉な思い出が・・・。
しかし、今日はついている!
夕方には雨が上がり、風も西寄りに変わり霧の心配が去った。
完璧なコンディションで花火鑑賞ができた。

<名物の鳥居焼きと水上花火>
山に響き渡るシャープな破裂音と水中で炸裂する重低音、ともに
素晴らしく、山上湖の澄み切った空気の中、極彩色の夏模様を堪能。
箱根の夏、素晴らしいねー!
さて、翌日は子供達が寝ている間にちょっとだけ釣り。
久しぶりに手応えのあるヤツを釣りたくなって、ズル引き。
出船後すぐに濃霧に襲われ、しんどかったが、立岩まで来たら
晴れてきた。
10時までにニジ3、ブラ1。他にも幾つか当たって、結構
楽しめた。

<この時期、ブラウンはイケスの水温に耐えられないので即時
リリース=純粋なゲーム>
一方で、ニジはこの時期ならではの食味がある。
腸管までビッシリとエビを食べており、全身が赤味を帯びている。
当然、旨い!

<ザ、夏ニジ!>
放流モノのレギュラーサイズだが、3本ともご覧の赤身だった。
オレンジではなく、赤。
さて、一時の釣りを楽しんだ後は家族サービスへ戻る。

前日のユネッサンとは対照的に箱根園プールでスイーイスイ。
極楽。
大人も子供も腹いっぱい遊んだ芦ノ湖の休日であった。
家族サービスのため箱根へ。
昼間はユネッサン。観光客が減っている説とは
大違いで、山手線を風呂にしたかのような激コミ。
おまけにスライダーに何度も並んでいたら、肩を
酷く日焼けしてしまった。
朝から午後までずっと山伝いに霧が上がってくる
展開だったが、ひそかに日も照っていたらしい。
子供達は泳ぎたかったらしいが、とても泳げる
ようなスペースはなし。
フーフー言いながら芦ノ湖へ移動。
プリンスにチェックインし一休み。
<部屋から見る「箱根園前」のポイント>
ワカサギ船が何艘か浮いている。
これを見ていると、釣りの虫が騒ぎ出す。
それにしても、なんとも魅力的な湖。
ちょうど部屋からは対岸に静寂の百貫の鼻が見える。
この直後、大雨に。
数年前、花火を霧で見逃した不吉な思い出が・・・。
しかし、今日はついている!
夕方には雨が上がり、風も西寄りに変わり霧の心配が去った。
完璧なコンディションで花火鑑賞ができた。
<名物の鳥居焼きと水上花火>
山に響き渡るシャープな破裂音と水中で炸裂する重低音、ともに
素晴らしく、山上湖の澄み切った空気の中、極彩色の夏模様を堪能。
箱根の夏、素晴らしいねー!
さて、翌日は子供達が寝ている間にちょっとだけ釣り。
久しぶりに手応えのあるヤツを釣りたくなって、ズル引き。
出船後すぐに濃霧に襲われ、しんどかったが、立岩まで来たら
晴れてきた。
10時までにニジ3、ブラ1。他にも幾つか当たって、結構
楽しめた。
<この時期、ブラウンはイケスの水温に耐えられないので即時
リリース=純粋なゲーム>
一方で、ニジはこの時期ならではの食味がある。
腸管までビッシリとエビを食べており、全身が赤味を帯びている。
当然、旨い!
<ザ、夏ニジ!>
放流モノのレギュラーサイズだが、3本ともご覧の赤身だった。
オレンジではなく、赤。
さて、一時の釣りを楽しんだ後は家族サービスへ戻る。
前日のユネッサンとは対照的に箱根園プールでスイーイスイ。
極楽。
大人も子供も腹いっぱい遊んだ芦ノ湖の休日であった。
2011年06月18日
箱根鱒寿司研究会
レッドコアにポツポツと大型が混じるようになってきた
ヒメマス。
37.5って、微熱ではなくヒメマスのサイズとしては
芦ノ湖では特筆もの。そんなのは釣れないだろうが、
30センチ台前半でも初夏の旬菜ヒメマス寿司になる。
と、食欲に駆られヒメトロで出漁。
今季はレッドコアやっていても、なかなかヒメのまとまった
群れは捕捉できていなかった。現状も同様で、水温もまだ
低目に推移しており、棚もバラけている。
まあ、単発、出会い頭の釣り。
アタリも頻繁に来るわけではないので、朝から4発連続で
ニジだったのには心が折れかけた。

<この調子なら、サクラ掛かっても獲れるな・・・?>
その後、2本バラシ、ようやく今季初ヒメをGETした
時には正直かなりホッとした。
この時期なので10mより上に展開している魚も多いはず。
が、不思議と喰うのは深棚ばかり。
棚を固定してからは少しヒメトロらしくなってきたが
やはり単発。ポイントも絞れずで午前中8本で終了。
が、型が良いので8本もあれば大満足!
寿司だけでなくムニエルも塩焼きもいけそう。

ヒメたちのコンディションは最高潮。まさに今が獲りごろ!
数日晴れて水温も上がれば棚も安定し、釣りやすくなる
だろう。特に今週は雨が多くてバラけていたかもしれない。
で、最近ヒートアップしている押し寿司研究。
いろいろと研究結果のレシピを聞いてきて自分も研究
に参戦してみた。

<プッシュ!この状態で20分ほど置いてみた>
本日のレシピ
エッセンスとして梅こぶ茶を使ってみたがgood!
酢飯は愛用のまさ子さんの酢でさっぱりと。
大葉の刻みと白ごまで香ばしく仕立てた。

初めてにしては上出来では?
お味は史上最強だった。
写真で一人分だが、我が家も秒殺でありました!
ヒメマスやはり食味番長。
芦ノ湖の初夏を味わう梅雨の一日。
ヒメマス。
37.5って、微熱ではなくヒメマスのサイズとしては
芦ノ湖では特筆もの。そんなのは釣れないだろうが、
30センチ台前半でも初夏の旬菜ヒメマス寿司になる。
と、食欲に駆られヒメトロで出漁。
今季はレッドコアやっていても、なかなかヒメのまとまった
群れは捕捉できていなかった。現状も同様で、水温もまだ
低目に推移しており、棚もバラけている。
まあ、単発、出会い頭の釣り。
アタリも頻繁に来るわけではないので、朝から4発連続で
ニジだったのには心が折れかけた。
<この調子なら、サクラ掛かっても獲れるな・・・?>
その後、2本バラシ、ようやく今季初ヒメをGETした
時には正直かなりホッとした。
この時期なので10mより上に展開している魚も多いはず。
が、不思議と喰うのは深棚ばかり。
棚を固定してからは少しヒメトロらしくなってきたが
やはり単発。ポイントも絞れずで午前中8本で終了。
が、型が良いので8本もあれば大満足!
寿司だけでなくムニエルも塩焼きもいけそう。
ヒメたちのコンディションは最高潮。まさに今が獲りごろ!
数日晴れて水温も上がれば棚も安定し、釣りやすくなる
だろう。特に今週は雨が多くてバラけていたかもしれない。
で、最近ヒートアップしている押し寿司研究。
いろいろと研究結果のレシピを聞いてきて自分も研究
に参戦してみた。
<プッシュ!この状態で20分ほど置いてみた>
本日のレシピ
エッセンスとして梅こぶ茶を使ってみたがgood!
酢飯は愛用のまさ子さんの酢でさっぱりと。
大葉の刻みと白ごまで香ばしく仕立てた。
初めてにしては上出来では?
お味は史上最強だった。
写真で一人分だが、我が家も秒殺でありました!
ヒメマスやはり食味番長。
芦ノ湖の初夏を味わう梅雨の一日。
2011年06月05日
釣りにおける1つの目標
釣行前日、2本のロッドにミノーをセットしながら
自問自答していた。
6月。サクラの呪縛から逃れ、頭をブラウンに切替るには
潮時ではある。最近のブラウン好調の流れがブラウン好き
の心を刺激しないはずもなく。
しかし、6月初旬というのは、1発大物を狙うには時期で
はある。特に、旬期になかなか天候に邪魔され、個体数の
わりに釣れない5月が続いた今季だ。サクラも勝負すべき。
結論は、各岬のポイントはBTTでブラウン狙い。それを
直線的につなぐコースは3キロ前半まで上げて少し中層狙い。
なんとも中途半端な・・。
6月4日(土)
朝から暖かく、霧、のち快晴。無風から弱い南風へ。
晴れて以後は真夏。サクラ狙いが成立する状況ではなかった。
思えば早朝は沖でサクラ。日が出てからBTTが理屈だった。
が、結果的に今日は縁の巡り合わせがあったということか。
山の緑が力強く、野鳥も賑やかなこの時期。霧の静かな早朝
というのもこの時期ではつきもの。事前に決めた作戦で、中間
ラインではポツポツ小ニジが掛かる。10センチミノーぐらい
ではニジ避けにはならない。各岬周辺では当たらなかったが
トリカブトでようやくアタリ。ウグイ。グッドコンディション
で夏を感じさせる。サクラを呼ぶ縁起物としてイケスにお招き
しておく。
白浜は入り口を中層で横断し、平岩へ。
時に6:30
尾根の水深で17mラインを一直線に横切る。
狙っていた15mより少し沖を通ったことになるが・・・。
尾根の掛け上がりか掛け下がりか頂点か、判別は難しいが、
おそらく尾根を少し過ぎたところにそいつは潜んでいたと思う。
箒の手前のラインに沿って少し右に逸れようとした時に右舷
スティルブレイカーが絶叫する。80ヤード、2.8キロ。
音は完全に根掛かり並みだが、一定の出方ではなく、締め込む
ような緩急がある。
「来た!」エンジン合わせの必要もなく、左舷を30ヤード巻き
上げ、あとは放置。ファイトに入る。
ボトムより浮いたところで喰わせているのでサクラの期待も
あったが、潜水艦に間違えてフッキングしたかのような手ごたえ
からブラウンが容易に想像できた。
リーダーはフロロ8ポンド20ヤードの直結。
ミノー曳き用システム。信じて戦う。
リーダーに入って水面下での魚体の輝きを見た時点では「ブラウン
か、やはり」とだけ。
そこから一直線に深場へと潜行する。止めようがないトルク。
ロッドも満月のまま水面下へ引き込まれる。
その応酬をリーダー20m×4往復ぐらいはやっただろうか。
「並みのブラウンじゃない。ワイルド確定!」心が躍る最高の戦い。
それでもなお体力には余裕がありそう。
完全に弱らせるまで待つのあきらめ、船縁で廻しながら
円運動中にネットに収める作戦とした。
が、ネットに入れようとしてそのデカさに恐れ入った。
「やべえぞ!」
獲った。1つの目標クリア。
スポーツフィッシングに精進する人間は、必ず幾つかの目標を抱いて
いると思う。それは達成してしまえば通過点になってしまうのかも
しれないが。夢を掴み、その先の幻を追うのが釣り師というもの。
スポーツである以上、ターゲットは手強ければ手強いほど価値が
高く、人間側に不利な条件であればあるほど好ましい。
芦ノ湖のワイルドブラウン。その60を超えることは、自分の1つの
目標だった。芦ノ湖の環境の素晴らしさに加え、わずかな禁漁期を
除き、多くの釣り人が餌釣りも含め入れ替わり立ち代り攻め続ける
エリア。それを何年もの間、かいくぐり、生き延び巨大化した狡猾
なヤツ。その美しさと獰猛さが同居した何とも魅せられる魚体。
いずれ掛かるだろう、ずっと思っていた。が、なかなかそれは達成
できなかった。先日も60クラスは獲ったが、成魚放流の痕跡が
残る60は自分の目標とするターゲットではなく、検量すらしな
かった。
それにしても、狙った釣り方で、大好きな平岩で、ファイトも最上級
で言うことなしの形で釣れたことが何より嬉しかった。

(写真提供:タッちゃん)毎度感謝!
いつもの水槽にまったく収まりきれていない・・・。
そういえば4キロ計も振り切れた!
そういえば、4年連続の年間大物賞エントリーができたが、さて
逃げ切れるだろうか。80とかで抜かれるのなら喜んで。

BrownTrout 66.3cm 4200g
抱卵からの回復期で4キロ超え、そしてあのファイト。
芦ノ湖のブラウン、素晴らしい。
さてさて、夢は次のステージへ!
サクラも60超えないとね。
自問自答していた。
6月。サクラの呪縛から逃れ、頭をブラウンに切替るには
潮時ではある。最近のブラウン好調の流れがブラウン好き
の心を刺激しないはずもなく。
しかし、6月初旬というのは、1発大物を狙うには時期で
はある。特に、旬期になかなか天候に邪魔され、個体数の
わりに釣れない5月が続いた今季だ。サクラも勝負すべき。
結論は、各岬のポイントはBTTでブラウン狙い。それを
直線的につなぐコースは3キロ前半まで上げて少し中層狙い。
なんとも中途半端な・・。
6月4日(土)
朝から暖かく、霧、のち快晴。無風から弱い南風へ。
晴れて以後は真夏。サクラ狙いが成立する状況ではなかった。
思えば早朝は沖でサクラ。日が出てからBTTが理屈だった。
が、結果的に今日は縁の巡り合わせがあったということか。
山の緑が力強く、野鳥も賑やかなこの時期。霧の静かな早朝
というのもこの時期ではつきもの。事前に決めた作戦で、中間
ラインではポツポツ小ニジが掛かる。10センチミノーぐらい
ではニジ避けにはならない。各岬周辺では当たらなかったが
トリカブトでようやくアタリ。ウグイ。グッドコンディション
で夏を感じさせる。サクラを呼ぶ縁起物としてイケスにお招き
しておく。
白浜は入り口を中層で横断し、平岩へ。
時に6:30
尾根の水深で17mラインを一直線に横切る。
狙っていた15mより少し沖を通ったことになるが・・・。
尾根の掛け上がりか掛け下がりか頂点か、判別は難しいが、
おそらく尾根を少し過ぎたところにそいつは潜んでいたと思う。
箒の手前のラインに沿って少し右に逸れようとした時に右舷
スティルブレイカーが絶叫する。80ヤード、2.8キロ。
音は完全に根掛かり並みだが、一定の出方ではなく、締め込む
ような緩急がある。
「来た!」エンジン合わせの必要もなく、左舷を30ヤード巻き
上げ、あとは放置。ファイトに入る。
ボトムより浮いたところで喰わせているのでサクラの期待も
あったが、潜水艦に間違えてフッキングしたかのような手ごたえ
からブラウンが容易に想像できた。
リーダーはフロロ8ポンド20ヤードの直結。
ミノー曳き用システム。信じて戦う。
リーダーに入って水面下での魚体の輝きを見た時点では「ブラウン
か、やはり」とだけ。
そこから一直線に深場へと潜行する。止めようがないトルク。
ロッドも満月のまま水面下へ引き込まれる。
その応酬をリーダー20m×4往復ぐらいはやっただろうか。
「並みのブラウンじゃない。ワイルド確定!」心が躍る最高の戦い。
それでもなお体力には余裕がありそう。
完全に弱らせるまで待つのあきらめ、船縁で廻しながら
円運動中にネットに収める作戦とした。
が、ネットに入れようとしてそのデカさに恐れ入った。
「やべえぞ!」
獲った。1つの目標クリア。
スポーツフィッシングに精進する人間は、必ず幾つかの目標を抱いて
いると思う。それは達成してしまえば通過点になってしまうのかも
しれないが。夢を掴み、その先の幻を追うのが釣り師というもの。
スポーツである以上、ターゲットは手強ければ手強いほど価値が
高く、人間側に不利な条件であればあるほど好ましい。
芦ノ湖のワイルドブラウン。その60を超えることは、自分の1つの
目標だった。芦ノ湖の環境の素晴らしさに加え、わずかな禁漁期を
除き、多くの釣り人が餌釣りも含め入れ替わり立ち代り攻め続ける
エリア。それを何年もの間、かいくぐり、生き延び巨大化した狡猾
なヤツ。その美しさと獰猛さが同居した何とも魅せられる魚体。
いずれ掛かるだろう、ずっと思っていた。が、なかなかそれは達成
できなかった。先日も60クラスは獲ったが、成魚放流の痕跡が
残る60は自分の目標とするターゲットではなく、検量すらしな
かった。
それにしても、狙った釣り方で、大好きな平岩で、ファイトも最上級
で言うことなしの形で釣れたことが何より嬉しかった。
(写真提供:タッちゃん)毎度感謝!
いつもの水槽にまったく収まりきれていない・・・。
そういえば4キロ計も振り切れた!
そういえば、4年連続の年間大物賞エントリーができたが、さて
逃げ切れるだろうか。80とかで抜かれるのなら喜んで。
BrownTrout 66.3cm 4200g
抱卵からの回復期で4キロ超え、そしてあのファイト。
芦ノ湖のブラウン、素晴らしい。
さてさて、夢は次のステージへ!
サクラも60超えないとね。
2011年05月14日
徒労リング、なんちゃって
とは、今日思いついた駄じゃれ。
絶対に今週土曜はチャンス!と思っていたのだが
現実は厳しい。
自然は、必ずしもこちらの読み通りとはいかない。
特にサクラマスの気持ちになろう、解ろうとした
ところで、到底それは不能なキテレツな存在。
要約すれば、平日の間の荒れ続き、ワカサギは
チリジリ。様々な棚でニジマスが釣れるが、どれも
ワカサギは食べれていない。胃から出てくるのは
落ち葉とか枝とか、荒れの酷さを表している。
ということで、サクラや野生化したマスはどこかで
ワカサギを喰っているのだろう。が、その場所や
状況が掴めずじまいで今日は終了。
そこさえ、掴めれば・・・。
とりあえず、状況が落ち着けば最盛期であることは
間違いない。

<初夏らしい素晴らしい湖上散歩>
最近、ピーカンだと目にダメージが酷いので、サングラスを
プロテクションが1段高いやつに変更した。これは効果的。
様々な用途を考えがちだが、トロ屋のレンズは、完全にプロテクト
重視に絞るべきだと痛感。OAKLEYのポラだとレベル3が
運転で使える限界。トンネル内は外した方が無難だが。

<今日の惨状>
どうでもいいようなコンディションのチビニジばかり。
でも、今年の魚、引きはいいね!味もイイらしいし。
7時までの釣果。日が昇ってからはバッタリ。
風が出たので普通は釣れそうな感じだったのだが、
自分はダメだった。人によっては7時から釣れたようだが。
修行修行・・。
そんな修行以外に得るもののない釣りだったが、1つだけ
収穫があった。近所にもあちこちお裾分けで大変感謝された。

<コシアブラ>
一度、長野で食したことがあったが、中々手に入らない山菜。
ちょーーー旨かった。
獲ってきてくれたご両人、本当にありがとうございました!
絶対に今週土曜はチャンス!と思っていたのだが
現実は厳しい。
自然は、必ずしもこちらの読み通りとはいかない。
特にサクラマスの気持ちになろう、解ろうとした
ところで、到底それは不能なキテレツな存在。
要約すれば、平日の間の荒れ続き、ワカサギは
チリジリ。様々な棚でニジマスが釣れるが、どれも
ワカサギは食べれていない。胃から出てくるのは
落ち葉とか枝とか、荒れの酷さを表している。
ということで、サクラや野生化したマスはどこかで
ワカサギを喰っているのだろう。が、その場所や
状況が掴めずじまいで今日は終了。
そこさえ、掴めれば・・・。
とりあえず、状況が落ち着けば最盛期であることは
間違いない。
<初夏らしい素晴らしい湖上散歩>
最近、ピーカンだと目にダメージが酷いので、サングラスを
プロテクションが1段高いやつに変更した。これは効果的。
様々な用途を考えがちだが、トロ屋のレンズは、完全にプロテクト
重視に絞るべきだと痛感。OAKLEYのポラだとレベル3が
運転で使える限界。トンネル内は外した方が無難だが。
<今日の惨状>
どうでもいいようなコンディションのチビニジばかり。
でも、今年の魚、引きはいいね!味もイイらしいし。
7時までの釣果。日が昇ってからはバッタリ。
風が出たので普通は釣れそうな感じだったのだが、
自分はダメだった。人によっては7時から釣れたようだが。
修行修行・・。
そんな修行以外に得るもののない釣りだったが、1つだけ
収穫があった。近所にもあちこちお裾分けで大変感謝された。
<コシアブラ>
一度、長野で食したことがあったが、中々手に入らない山菜。
ちょーーー旨かった。
獲ってきてくれたご両人、本当にありがとうございました!