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2011年04月03日

復興へ仕切り直しの第1戦

4月2日(土)快晴 朝2度、昼12度 南西一時強く
ようやく芦ノ湖の湖上に浮かぶことができた。
これまでと何も変わらない季節の巡りを体感できた。
釣れだした感はあるが、基本的にはワカサギ接岸期特有
のトローリング暗黒期の真っ只中。季節的には平年より
遅めに推移しているようだ。箱根の下では桜もようやく
開花してきたので、これからサクラ前線が山を登って
くるだろう。
この日は昼には気温も上がり、午後は水温上昇が+に
働きそうな感じだったが、午前中は食いが立つ気配も
なくお寒い内容で終了。せめて水温9度を超えるまで
は、こんな感じが例年のパターンではないだろうか。
めったに午後まで釣り出来る状況にない自分としては
悔しい我慢の時期である。(ただ午後まで曳いてもスカ
というのも定番パターンであるのは衆知のとおり)

こんな時期にトロで狙って獲っている人は、やはり
スゴ腕。盛期では漫然とやっていても一定確率で掛かる
こともあるが、この時期にはそれは望めなく、きっちり
とした仮説に基づいてピンポイントで攻略しなければ
釣果は出ないと感じる。そして、自分ごときはなかなか
このカーテンを押し開くきっかけすら掴めない。

にせよ、毎年恒例で訪れる自然のサイクルの中に今年も
ルアーを通せたというのはしみじみと幸せを感じるし、
掛かるかも、という可能性にわくわくする半日であった。
やはり釣りはいいなー、と思った次第。

さて、戦況の方。
今日は、状況掴めぬ中なので、ある程度4月前半の走り
、本格期に向けて活性の高い個体が沖へ出始める時期と
想定。いや、少し早いが、それを先取りしてやろうと欲
を出して半日攻めた。
魚探は基本もぬけの殻だが、時折沿岸やや沖でも単体
反応が6~10mさらに15m前後と確認できた。
15m前後、というのは気になるが、ヒメトロ屋の見解
ではヒメではない反応もいくつか。
とりあえず朝からは左右とも夜光でスタートし、快晴と
なってからはツノ系に移行。
暗黒期+深棚狙い+スピードも敢えて速め、ということ
もあり、基本ノーピクが続く。掛かればサクラ、という
釣りが現時点では可能。放流ニジは、まだ湾内で凍えて
いるであろう。ボーズ覚悟の釣り、上等である。

AM8:00 山のホテル沖。
もう1年ほどノーピクが続いているような気分。
突然にして80ヤードにセットしたフェンウィックの
ロッドがギュイーーンと引き込まれて戻らない。
それまでの眠気交じりの平穏から一転する、この瞬間が
トローリング。
素晴らしいファイトのドキドキの80ヤード巻き上げ。
船縁まで姿は確認できず、40前後らしいスピーディー
かつトリッキーなファイト(一番嫌な相手!)。
ネットに銀ピカの魚体を納めたときは「オッケー!」と
思った。
が例によって1つまばたきをすると、それはホウライマス
であった。この、うんざりするような恒例行事もまた
今年も楽しめたことを素直に喜びたい。
この日は勝負時間と思っていた10:30頃、狙っていた
ポイントでヒット、も再び80ヤードでホウライ!!!

と、結果は寒々しかったが、次回への期待感と「やはり
釣りはいいなー」との思いで昼には箱根の山を降りた。
今年はどんな形でどんなサクラと出会えるのか、それとも
出会えないのか。下界の桜を花見しつつ、思いを馳せる
春がもうすぐとなりつつある。

なお、ホウライであるが、とてもメタボでかつ、身は
真っ赤であった。自分は食べていないので味は不明。





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この記事へのコメント
ttp://bit.ly/nzSO5Y 芦ノ湖天然ワカサギ セシウム71Bq/kg, 同ヒメマス57Bq/kg

注意された方がいいと思います。政府のいい加減な基準以下だからといって。
Posted by たろ at 2011年07月29日 12:49
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