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2008年04月08日

サクラの季節

4月6日(日)ほぼ一ヶ月ぶりの芦ノ湖。またも新月の釣行となった(やはりちょっとは関係あるのかな、と思ってきた)。サクラはコンスタントに釣れてはいるが、このところレッドコアでの釣果を聞かなくなった。おそらくワカサギの接岸がピークなのだろう。午前5:30分すぎ、無風の鏡のような湖面に乗り出す。冷気が澄み切り、なんとも気持ちが良い朝だ。早朝到着時の気温は1.5度。表水温は8度を下っていそうだ。このところは箒~百貫コースの深めを叩くのが主流で、多くのトローラー諸氏が連日叩いて回っているようだが、しばしレッドコアは沈黙しているようだ。一方でヒメトロで掛かったり、ハーリングで掛かったりと一貫性がないので戦略は立てづらい。とりあえず基本線を外して反対周りで行くことにした。左舷7色アワビ、右舷5色アワビ。小島・大島を舐めて山のホテル、成蹊、山神、龍宮、プリンス、和田の角、蛙石。平均ペースは3~3.2キロ。あれっ、ピクリともしない。魚探にも影も形もない。湖面には産卵を終えて弱ったりご臨終のワカサギがドッサリ漂っている。が、トラウトのライズはなく、鏡のまま。難しい。自分がサクラなら、わざわざ苦労せずとも弱ったワカサギを拾い食いするよなぁ。この状況は、多分表層を引いても釣れない。ここまでの掛け上がり絡みも通用してないし・・。とにかく、これまでのデータは通用しない。前回同様、日陰の寒さが身にしみてきてサイドチェンジ(少しは学習しなさいって!)。
立岩から禁漁区沖へ。ついに魚探で敵機らしき影を捉える。15メートルライン。本命っぽい。沖目の深棚、なるほど、反応は実績どおりだ。右舷はここで8色へ。問題はそこを攻めても釣れないということだが、いる所を攻めなければ撃沈もできないわけで。禁漁区中間で僚船大ベテランのA澤さんと情報交換。「10色でデカイのバラしたよ!」先々週に1本釣っている方の話なだけに、乗ってみる価値はある。そうは言ってもこの季節10色までしかリールに巻いてないし、バッキングラインまで出して引っ張るのは好きではないので右舷9色とする。
結局何も起こらず百貫の沖ブイまで到達。本命らしき反応を時おり魚探が捉えるが当たらない。ここでS川ガイドとすれ違うが、いつものごとく、S川ガイドの後ろには船団が・・。口頭での情報交換は控える。と、S川さん、手を50センチぐらい(に見えてしまう!)に広げて何かジェスチャーしている。「えっ、獲った?!」後で聞いたら、これはこちらに「獲った?」と聞いていたいたらしい。でも、その直後、S川さん、獲ってたんですね。。さすがです。
沖ブイから箒に近くなったあたりで、飽きてきたってのもあるが、「口を使わないなら・・」とリアクションバイト試みることにした。自分の場合はS字スラロームやSTOP&GOをよく試みるが、中のホンマスがルアー回収中の巻き上げにやる気満々でチェイスしてくるのを何度か見ていて、サクラ系にはダッシュ作戦が有効に思える。速度3.0キロからしばしスロットルを開いて4.3キロへ、そして3キロまで戻す。と、普通はテンションが戻るはずのロッドが、逆の動き、というか、叩かれたように引き込まれる。絵に描いたように9色(StillBreaker)が沈黙を破った。ロッドを持つと、9色先での激しいヘッドシェイクが明確に伝わってくる。ドラグを適量に締めながら一定のテンションで騙しだまし巻き上げる。とにかく水面までは不気味なほど従順に上がってきた。と、さすがにリーダーに入った瞬間、20ヤード向こうで銀色の弾丸が派手に横走りを披露してくれる。「うおーー!」思わず歓声を上げつつの最高のファイト。シーバスロッドさながらにロッドで魚をコントロールしつつ寄せる(このロッド、肉弾戦での取り回しがトロロッド離れしている!)。浮かせてテコの原理でスイとネットに滑らせて収める(そうそう、ヘラ鮒みたくですよ)。
「あれっ、獲っちゃったよ。」的な真っ白な気分。圧倒されるその魚体にしばし見惚れる。先月の清潔感あふれる魚体にも感動したが、この迫力、そうそう、これがサクラだよ!メタボでもない力強い太さ、美しさ。まさに至高のターゲットの姿でありました。というわけで7:30でミッション完了。帰りがてら一流ししようかな、とやっていると師匠から入電。「どうすか?」「えっ、なんで知ってるの、釣れたこと」「え、S川さんが釣れたから情報入れようと思って掛けたっすよ。」と、S川さんが釣ったのは自分が掛けた6分後だった模様。時合ってあるんですね。その時間にこのポイント通っててよかった。。ほんと運も必要です。この魚を獲るには。魚の写真は後日、入手してからUP予定。サイズも。とりあえず、今夜の小生の酒の肴の写真で代替しときます。サクラの季節サクラの季節





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