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Posted by naturum at

2010年04月03日

ノーピクの心得はできているか

金曜の嵐にはまいった。痛勤とはこのこと。
どうにか10時に会社に着いた頃にはヘロヘロ。
昼ごろには収まったが、それまでは芦ノ湖でも南よりの
風が散々に暴れたことだろう。
こんな後にはキャスティングで狙ったほうが正解かも
しれなかったが、この釣りにはまってしまうと、ロッドが
「入る」という出来事抜きでは釣りが成立しない。
自分の型にはめようとする考えそのものが間違っているのだが
これは仕方がない。季節が進む中で、いつか自分の型にはまる
時期が来るもの。しかし、本当に狙うなら、その時の釣り場の
状況に自分を合わせるのが正解。

今日は、そんな反省をさせられた一日であった。
まず、昨日の超暖かい南風から一転して朝は気温2度。
風はないものの午前中はずっと曇天で次第にシンシンと
冷え込むような感じ。活性が上がる要素がなかった。



<4月に入ったが、春ではない芦ノ湖>

朝一は鏡のような水面で、三石からずっと沿岸にライズ発生。
ライズの道に沿って進む。ヒメかな?小型のマスがユスリカに
出ているようなライズ。
4月に入り、ワカサギ接岸ピークも湖尻側から徐々に開けて来る
だろうと期待し、今日は西岸を進み、湖尻を重点的にやるつもり
だった。
が、嵐の後でゴミだらけ。濁り。最悪の状況。
しかもワカサギ、ガンガン接岸している!浮いてるのも1つしか
見なかった。
まず、湖尻狙いは失敗。湖一周で箱根湾、再び西岸へ。
各所ボトムトレースが面白そうな感じでまばらなワカサギの群れ
や、湖底にへばり付く巨大な反応も頻発。また、沖のフィッシュ
ボールや単体反応も依然として登場。9、10、12あたり。
ヒメは好反応連発で10~15。
大荒れで魚は浮いている様子もある。可能性に満ちた日ではある。
しかし、いかんせん前日とのギャップで冷え込みが厳しく、表層
も喰わない。中層も深場も当たらない。とにかく朝から微動だにせず。
湖一周に加え、ショアか沿岸か沖か、表層か中層か深場か、ツノ
か貝かミノーかスローかほどほどか速か、すべてをちょっとづつ
やっているうちに何もなく終わった感じ・・・。
例えばツノは2色と8色、つづいて3色と7色、次に4色と6色で
広範を探ったが、結局のところ、冷え込み、濁りという状況で無理
に自分の型にはめようと矛盾した釣りをしていた気がする。
2色WB9センチヒメで湖横断を試みたりもしたのだが・・。
この状況は冷静に考えれば中層と深層の2点待ちで貝のスローまたは
デッドスローというのが正解だったと思う。スローでやるなら場所も
ある程度絞り込むべき。やはり状況に釣りを合わせなければ、運だけ
ではない。やるべきことをやった上での運だ。

樹木園沖で6色アワビに重いアタリ。慎重なやり取り。
6色ならニジではないという思いがあった。超久々のアタリでもあり
膝に力が入らない、ドキドキして呼吸も乱れるほど。
良くファイトする流木だった。写真とろうかと思ったほどだ。

ノーピクのまま昼前上がりで箱根湾へ曳きながら戻る。
湾内。片付けようかな、と思った頃に6色アワビについに初のアタリ!
当然の事、魚。さほど大きくはなさそうだが、棚から言ってサクラの
小型ということもありえる。シャローがせまっており、後ろから観光船も
せまっていたのでクラッチ切りで万全のファイト。
で、得たものは放流ニジであった。しかも胃にはワカサギ入りであった。
そういう季節になりつつある。

昼からは少し暖まってきたが、寂しく下山。
この時期は寒暖が肝。特に寒い日は昼ごろと午後が有利な気がする。

それにしても、バラシで魚運が逃げた気がしていたのだが、本日、ツキの
流れが変わるできごとがあった。
定期券を買いにJRの駅まで行って、肝心のSUICAを忘れてきたことに
気が付き、「ちぇっ」と思いつつ、駐車場からから大通りへ右折で出る。
(実は右折禁止だったらしい)花見の飲酒運転を警戒中のポリに拿捕。
7000円納税。
よし!これで運が好転するに違いない!

芦ノ湖の春よ、そろそろ来てくれてもいいよ。  


Posted by GoFishing! at 23:59Comments(0)芦ノ湖