釣りも1ヶ月間夏休みとなったが、夏だか秋だかわからない昨今。
そろそろ休みは終えて再開することとした。
さんざ悩んだが、今期最後となる中禅寺湖へ。
ホンマスは著しく不調のようだが、ま、万が一のチャンスは十分に
あると思うので、自分のツキに賭ける。
道中は雷雨でイロハ坂まで激しく降っていたのだが、中禅寺湖は
比較的静かであった。肌寒いほどだが、景色は別に秋めいてもいない。
が、夜明けは明らかに遅くなった。4時半でも全然暗い。
今日は空いていた。
いつもシンガリを務めていた国道側も今日なら行ける。
が、何故か山側へ。悲しいサガで、今期は山でしか釣っていないので・・。
これが失敗だったが、まあそれはそれで。
今日の雰囲気=抜群!
遠く阿世潟を望む。。(結局山行っちゃうんだよなー)
反応ゲキ少な!!!!
まばらな反応は時に5mラインにも。
単発は12,13,14m。
5:30ようやく折り返し大日を東側に回り込んだ駆け上がりから離れていく
コースでファーストヒット。
スティルブレイカー50ヤード+OX6センチ。4.2キロ。
30センチクラス。
パッとしない状況の中7時を過ぎ、今さら山側へ。
まいった。丸山から金谷ワンドまで反応ビシビシ!
なかなか喰わない。
ダルマ石沖でようやくヒット。7時。
同タックル、70ヤード、3.7キロ。
30センチクラスだが、ばっちりと婚姻色。ヒメかと思った。
というか、婚姻ヤマメそのもの。(美しい)
このサイズで成熟してしまうのは、なんかやるせない。
これまでリリースしてきたのは無駄だったようだ。
結局、今さらで喰ってこない上に、ワンドはヒメトロ船団が集結している。
よって、一気に大日へ渡航。
金谷方面から大日の東側に向けてアプローチしていくと、駆け上がりに
さしかかるころに、再びスティルブレイカー(さっきとまったく同じ内容)が
グンと入る。8時。
こいつも35クラス。
ここからは山側の駆け上がりをガッツと攻める。
そして10時。上野島を東へ抜けてアセガタへ向かうコース。
アセガタワンド手前の岬をかすめて小寺崎へと変針。
3.7キロを4キロへとスピードアップすると同時に
またもスティルブレイカーが「根掛かり?」ってくらいに入る。
70ヤード、一瞬のダッシュ、OX6センチ。
重い!「デカホン確定??」
いやいや、駆け上がりなんでわかんないねー。
てこずらせて浮いてきたのはブラウン。三角に尖った背びれが
水を切る。で、猛然と突っ込む。リーダーに入ってはラインを
出しては戻しの綱引き状態。何度も何度も。
死ぬまで戦う系のファイター。
小さな顔に、素晴らしい体高。
赤みが強い色彩。おー、これが中ブラかー。と感動。
高水温でリリースできず。メスの卵持ちでした。
身はサーモンそのもの。
50行ってないが、祝、初中ブラ!!
ちょいと痺れた。
結局、イケスで浮いてしまったこの魚の処理のために桟橋に戻り、本日は終了。
今年も中禅寺3回は行ったので、とりあえず悔いなし。
さ、秋は何を釣るかなーと楽しみである。