今季コアトロ最終戦

GoFishing!

2010年09月12日 13:09

今年のエンドレスな酷暑。
いまだ衰えず。中禅も容赦ない照りつけで日中は地獄。
ただし気温は23度と至って快適なので日陰は天国。
さて、9月になっても真夏の中禅に最終戦へ。
9月11日(土)5時~
前回利用させていただき、すっかり
気に入ったコタンさんから出船。
日の出は1時間近く遅くなったかな。
朝の気温は15度ぐらい?涼しく快適。

最終戦、しかも9月はおまけみたいなもの。
今日は理屈や戦略はなく、好きな曳き方をして味わおう
と思っていた。素のコア引き4キロ台。
・70ヤードツノox7センチ
・80ヤードハンドメイドあわび6センチ

この季節、本命サイズは既に婚姻色。ヒメも同様。
狙うは食性の高い尺クラスの銀ピカ本鱒。
ホンマスのムニエル最高!の図式を。

大尻湾をフランス尾根に沿って出て行く。
反応は12~14mタナ。
食性高い個体を狙うには、ずっと浅目を引く方が
よいと判断した次第。
5時、セットと同時にツノにヒット。思惑通り。
銀ピカのホンマス。引きも素晴らしい。
尾根先端から金波方面へ。
80ヤードアワビにアタリ。
これまたナイスファイト、グッドコンディションの
銀ピカホンマス。
大崎、70ヤードツノ、またしてもムニエル最高的。
ここまではヘッドライトの明かりの中での戦い。
いよいよ夜明け。



秋の気配が濃厚な夜明け。しかし、、、

ツガ方面が気になり丸山まで行かずにUターン。
透明な空気の中、突き刺さってくる朝日の逆行の中進む。
ツノ大ヒット、ロッドホルダーがミシミシと軋む音で気が付く
が持つ前に抜け。
その後、ツノ、アワビと当たるが乗らない。
強い太陽光線のせいか?逆行は不利??
フランスまで差し掛かってそんな気がした。
しかもフランスから立木方面、水況が極めて悪い。
フランス沖でUターンして三角屋根を目指す。順光。
案の定、ツノにヒット。
ずしりとした重量感のあるミドル級のファイト。
取り込み後、仕掛けを流している途中でアワビにもヒット。
少しスリムだが尺クラス。

と、6時までの1時間、まさに朝マヅメを堪能。
釣り方も気持ちのよい釣り方で、魚のコンディションも良く
言うことなし。
中禅らしい朝マヅメがあるとすると、その後は、やはり
中禅らしい完全無視が始まる。



まあ、風があろうと波があろうとそんなに釣れるわけでは
なにのだろうが・・・。本当に当たらない。
こうなると、12~15mをダイレクトに攻める必要が
出て、それがドジャーや前竿という戦術になるわけだが、
今日は素の4キロ台を貫徹して、その時を待つ。
が、さすがに8時半でギブ。
ブラウンでも、とズルズル始めるが、出会えず。
たいしたことないレイクが2匹のみ(即リ)で今季終了。
10時半に上がり、あとは昼間でワカサギを試すが・・・
10m前後の膨大な群れはチビスケ。針掛かり以前のサイズ。
12、13mに群れを見つけると、ボチボチ釣りになる。
チビ主体なら、相当な数がいることは判明したが、この水温
では、まだまだか。

現状、この水温でイケスに泳がせられるのはホンマスだけ。



<メーターレイクすら格納できそうなSASUKE号のイケス>

昼飯前にレイクホテルの温泉に浸かって、日光を後にした。
今季もパッとした釣果に恵まれなかった中禅だったが、
その楽しみは、やはり奥が深い。



<ザ・ムニエルな獲物たち=味も最高であった!>

ということで、リールも仕舞い、ロッドも押入れへ。
これからは、いよいよヒメトロへ。



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