湯川ヤマメに少しこだわる

GoFishing!

2010年06月06日 17:44

軽井沢地区で入漁券が買えるつるや商店さんが休み、
玉屋食堂さんが準備中ということで、右往左往、調べて
ツルヤの前の不動産屋さんでどうにかこうにかゲット!
ご主人と釣り談義している間に11時を回ってしまった。
釣りに許された時間は子供達が「お昼食べ行こう」と
騒ぎ出すまで。
いつものことだが、いつも以上に今日は厳しい。
どうしてもヤマメに会いたいから。
イワナならいわゆるカディスで巻き返しを叩いていけば
日中でも会える確率があるのだが。湯川のヤマメほど
極端にイブニングしかも薄闇の中でしか釣れない魚は
ない。しかも偏食。

さらに悪いことに金曜放流だったらしく、長倉にも
鳥井原にも餌釣り軍団が大挙。
湯川の中でも軽井沢地区は森林区間でもあり餌釣りが
圧倒的。フライマンはよほどの事情がなければ選ばない
不毛の区間ではないだろうか。
が、軽井沢地区にこだわる。開き直って公園の裏の森の中へ。
野鳥のさえずり、春ゼミの合唱、最高!
子供たちの遊ぶ声も時折聞こえてくる。



<カディスが乱舞する森の渓>

1時間でも追分まで足を伸ばすか悩んだが、状況は
悪くなさそう。日中でもカディスがこれだけ飛んでいれば
可能性があるかも。
ライズはない。水中ステージでむさぼり食っているか。
浅いプール、岸より緩やかな流れに定位、というイメージで
場所を絞り込んでいく。空想で流す。
パイロットフライは#12アダムス。
岸ギリにアップクロスからオーバーハングの下をすり抜け、
メンディング1発でダウンへとフライ先行に。
小ぶりのヤマメが飛び出した!
がすっぽ抜け。出たのにびっくりした。
ライズを攻めるのとは、やはりわけが違う。
接触はしていないが、ライズの釣りと違って再度出る可能性
は低い。大物はまず2回は出ない。
が、小ぶりだったし・・。
と何度か流すと、、、、
出た!
あーーー嬉しい。
ブッシュの中での釣りなのでいつもは7フィートクラスを
使うが、今日はコントロール性を重視して8.3フィート。
ロッドに伝わる躍動感!
1匹のヤマメの生命感のきらめき。なんとも草食系の釣り。
そこがフライのかっこよさ。



<携帯のカメラでは・・・・発色が・・・>

コンディションはこれから。豊かな水生昆虫を貪り食って
立派な湯川ヤマメになっておくれ。



<フライで釣れた魚は可愛い説・・・>

釣りにはこの安物ネットで十分だが、撮影を考えると最悪
だなあ。しかし、ここまで資金が回らない。



<達者で暮らせよー。>

時にはハンターから鱒釣り人に戻るひとときも必要。
癒しの森のひととき。
そして、草食系釣り人は蕎麦を食しに行くのであった。


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