いよいよ釣れだしたか。
いよいよ、サクラ登場頻度が増してきた。
開花したかと思うとすぐに満開になって、気が付くと葉桜になってしまう
あたり、本当にこの魚はサクラと称するにふさわしい味わいである。
ので、手遅れにならないうちに花見とばかり芦ノ湖へ。
本当は今週は休養週と思っていたのだが・・。
状況は、というと、ワカサギは終盤だが接岸が続いている。
で、魚探に何もうつらないあたり、相当に魚は上ずっている。
ミノーイング好調がそれを裏付けているであろう。
今日は結果的に午前11時上がりでニジ5;ヒメ1で終わったが
2色×3キロ後半がメインであった。
この棚なので今日のピーカンで日中は厳しかった。
日が昇ってアタリが遠のくと「あーあ」的な気分になるが、そこへ
予想外の強風が吹き出した。最初は「お、チャンス」と思ったが、その後
北東の強風は突風交じりになり、次第にうねりも強くなる。
しまいには横風での操業は不能な状態。
それでも、と今日は立岩より湖尻寄りを重点的にやった。
湖尻の場合は湖尻から富士下ろし的に吹き出して来る。波をかぶりながら
風上に向かって突き進む。今日は沖の表層狙いで決めて進む。
2色羊角キール(三山)、3色OXツノで4キロ。中央よりやや西岸寄りを進む。
しばしの沈黙航海の後、3色にアタリ。が、乗らず。食いが浅い。
回収して再度ラインを出し始めていると、左舷側2色スティルブレイカーに
ド級のアタリ。今回はこっちもアンバサダー9000を使用していたのだが、
凄まじいギー音にビックリした。時に6:40。
ロッド保持。ゴンゴンゴンッという手ごたえ!(この意義は大きいのだ)
ドラグ絞ってハンドル回すも、滑るどころか引き出されていく。重く速い!
そこで思ったが、波をかぶるほどの向かい風の中である。このまま
ファイトすれば確実に船は押し戻されて180度回転する。
止むをえん!最初からクラッチ切りだ!と、ごそごそとクラッチなんぞを切って
さーーーーファイト!「ん・・・軽い・・・・・(涙)」
回収すると三山工房純正採用の頑強なフックにそれっぽい鱗が1枚わざとらしく
刺さっている。おひおひ、まじかよ、とあきれたが、よくよく考えるとキールタイプ
の振り幅の大きい動きがミスバイトを誘発し、変なところに掛かったのかもしれ
ない。マイGOD!状況的に無理はあるが、立派なニジだったに違いないと自分
に言い聞かせる。
直後魚探を見ると5mに思いっきり本命っぽい(あくまでも思い込みだが)感あり。
とすると、敵はこのあたりに複数機で布陣しているか???
こんどは追い風で攻略だ、とばかりにリスクを犯しながらもUターン攻撃など
をかけるが、その後は当たらず。
それにしても、沖の表層に出ているという事実は極めてエキサイティング。
結局、自分はこれで終わってしまったが、先日2本目が出た日に「次は俺だ」
と言っていたi田さんが見事に仕留めてくれた(さすがに荒れた日に強い!)。
このポイント、実は先週に16m水深の8m付近に複数の単体反応を確認して
おり、今日は朝一にそのラインを攻めたのだが反応なし。きっとさらに沖に出て
いたのかな。
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