夏ヒメ七月編
台風が梅雨前線を蹴散らし一気に暑くなった昨日。芦ノ湖は無風で日の出からギラギラとした陽光が照りつけるタフコンとなった。
ヒメの群れは先月からかなり移動しているが、出船前のブリーフィングを受けているので魚を探す手間はなかった。しかし、今のポイントは自分の引き出しにはない未知のエリア。勉強になる。逆に情報を聞いてなければ苦戦間違いなしだったか。
さて、朝に夜光で二本釣れたが日が刺すようになると群を通してもカスリもしない。で、ルアーをいろいろ変えるも悪循環に。この展開は厳しいが、幸い群は安定しているので試行錯誤はやり易い。やがてそよ風も吹き雲も出て来たところで夜光に戻す。
群は朝は水深12メートル前後に多く、15出しを基本で責めたが9時過ぎごろから水深15〜17レンジにいい感じの群。なぜか経験的に喰いそうな感じの群という気がする。ここからは18出しに下げて一段下の群を狙う。と、写真のごとく食い気のある群に当たるとダブルも堪能。と、10時過ぎまでの1時間で数が伸び、今日の目標10匹に達し終了。
この時期はとにかく冷却を徹底。クーラーに入れる前は当然として、調理でもまな板から皿まで全て冷やすことでバリッとした刺身になる。カルパッチョ作ってみたがヒメの小味ぶりが発揮され、贅沢な美味さ。初夏の旬菜がまた増えた。辛口の冷えた白ワインなら言う事なし。パルメジャーニのスライスと岩塩など粗塩があればさらに良さげ。
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