三度目の正直
朝から冷たい北風と濃霧。朝一は島の周りを探るが完全にスカ。やがて霧が薄れ、山のホテル前から東岸を進む。とにかく静かで魚探反応も皆無。岸寄りでワカサギを漁っているのか厳しい感じ。と、阿部さんゲットの入電。やってる事は同じ。ぐっと集中力が高まる。と、データ通りのメソッドで蛙石で竿先を叩くような力強い回遊系の当たり。が、残念ながら乗らず。釣れる時はこれがあっさり乗ってくれるんだろうけど、とここ数年の苦労パターンがよぎる。樹木園まえを回って立岩から沖に払い出す。と、逆風の中、竿がのされる当たり。ドラグがジーと鳴った途端にすっと戻る。泣。二回連続は厳しい。この厳しい中で三度目があるのか?あるまでゆっくり粘るのみと思った。もう一周回るか悩んだが、阿部さんにあやかってポイント移動とした。この判断が奏功し、三度目の当たり。一番地味な当たりだったが、しっかりフッキング。遠くに浮上したので冷や冷やしたが無事にゲット。時に8時40分。
今季はついてる。判断が良い方に転ぶし、前回に続き朝のうちに獲れている。粘りで撮る一本は格別だが、やはり疲弊する。そも、この一本は釣行日を明日から今日に変更したことの運から始まり、このサクラ、昨秋にムーチングの仕掛けを切って生き伸びた形跡まであった。いろんな歯車が噛み合ってようやく出会える魚。感謝せずにはいられない。
状況はあれほど凄かったワカサギの群れがトローリングコースのボトムに映らなくなった。まだ沖に出ている気配は薄いが、いよいよ爆発近いか。印象的な出来事で、魚探反応に合わせ二色緊急タナ上げすべく高速で巻いているところにガーンと当たった。フッキングしなかっだが、どんだけ永力あるんだ、と驚く。爛漫のサクラの季節が楽しみ過ぎる!
今季は仕事の都合など釣行回数が限られてきたが、この先はそんなこと言ってられないなー。
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