今期8回目?の芦ノ湖釣行。北東風どころか、無風のピーカン。
今週は台風が太平洋沿岸を通過した影響での大陸からの寒気の流れ込みで
芦ノ湖も連日冷たい北東風に吹き荒らされ水温もGW前レベルまで低下。
サクラマスの棚はこのところバラけ気味だったが、この変動でさらに木っ端微塵。
今日はできれば岸沿いのドシャローを攻めたいほどだった。実際、開始から1、3
色で沿岸を流し始めたが、無風ピーカン+陸っぱり、キャスティングボートの多さ
からすぐに断念。
<いくらなんでも、これでは釣れる気がしない>
前日にレッドコアでも釣れているので、オーソドックスに7,8色攻めに復帰。
ルアーはGW中に製作した自信の新作アワビ+これもGW中に新調したOX6センチ。
速度は4キロ固定。反応は8~10もあるが、12~14mにそれらしき反応。
反応が目立ったのはトリカブトと島を結ぶラインあたり。
朝のうちはこの棚でも頻繁に当たるが、レインボーばかり。新作アワビは予想以上の
働き。4キロでもキビキビと振幅の小さい安定した泳ぎ。よしよし。
ただ、乗らないアタリが多いのは少し気になったが、速度が速めと天気を考えれば
仕方ないか・・。
ま、選んで釣れる状況でもないし、そのうちサクラが混じるだろう。と思っていた午前
8時。イケスにはヒメ交じりで7~8匹。最大の1匹のみOXで、残りは新作アワビ。
そして事は起こった。
山ノ神の先端を通過。水深22mライン。7色左舷がバットまでグンと入って戻らない。
ラインが無くなる!!てな感じだが、その入り方に生命感なし。根掛かりはしないはず。
しかし、現実に何かに引っ掛かっている。これは、と、現実を直視して8色右舷をまずは
回収っと。えっ、、こっちも掛かってる!!!
ダブルヒット!!!!!根掛かりの。(涙)
山ノ神だけでなく、桟橋の沖には湖底に向かって鎖やロープが張られているらしい
です。トローラー各位はご注意を!(知らなかった・・・。)
期待の新星はデビュー戦で湖の藻屑と消えてしまった。
2度と同じ物は手に入らないのがハンドメイドルアーの難しいところ。特にアワビは。
もう、今日はこれでテンション急降下。あとは結局1匹も追加できず。
当たっても乗らず。乗ってもすっぽ抜け、の悪循環。
<山のホテルのつつじでも見て気を取り直すか>
さて、
少し風が出てきた(南東)ので平岩前を通って箒に抜ける沿岸沖の25mライン。11時。
よっしゃ来たー!ホルダーから抜けねーよー!!やっぱ、悪いことだけじゃ終わらない
ねーー、と本気で考えつつハンドルを回し始めたその瞬間。スッとテンションが無くなる。
ついていない日とはこんなものである。
今期は良い魚と出会える度に「運だなー」と感じてきた。そろそろ運の負債をクリアして
おかないと、次の幸運はないのかもしれない。
さて、次の幸運をモノにするために、もう一丁アワビを削りますか。
まだ勝負アワビからは1本削っただけなので。
トローリングのシーズンも、まだまだこれから(と信じたい)。