4月21日芦ノ湖。朝の気温2度&3週連続の濃霧!!
いよいよトロシーズン開幕か?と緊急参戦するも、
いきなりがっくし、の濃霧。
しばし待機し、さほど深くならなそうなので出船したが
基本的に霧が深いうちは食いが立たない。
<それにしても箱根に春来る>
<箱根全山に山桜、ミツバツツジ、モクレン、野鳥の囀り>
芦ノ湖の最高の季節。あとは湖中のサクラを満開に!
魚探状況は先週から明らかに進展あり。15m前後には
ワカサギの群れは映らない。一部を除けば、さらに浅瀬に
入っても同様。ワカサギの群れ絡みでの捕食が厳しい状況
になっているのは明らか。
ただし、現状は弱って漂っているワカサギを表層付近で喰う
ことが容易であり、事実、リーダー出し途中でヒットする
魚がもっともコンディションに優れていた。
このエサがなくなれば、いよいよだろう。目下はまさに
狭間、というところ。週末雨のようだが、天候回復後に
暖かさが来れば一発かもしれない。
さて、群れの捕食が厳しくなったところで、あぶれている
奴を狙おうと、少し沖目で深棚をやったが、残念ながら
不発。表層やれば、という話だが、サクラは騙されてくれない。
ニジラッシュになるようだ。ほっとけメソッドが最強かも
しれないが、トローリングでほっとけは無理。
昼前には沖の方でも単体反応が出始めたので沖をちょい速めで
ひいてみたが、やはりカスリもせず。
<午前のイケス>
<だがしかし、釣れて来るニジはトロらしい魚に!!>
午後は、8mラインまで寄って各地を攻めてみたが、ほとんど
ワカサギすら見えず。終了間際に見つけた湾内のワカサギの群れ。
10mを5色デッドスローで攻撃。
暖かく穏やかな夕刻。
最後のドラマ、ドラグを引き出す重々しいアタリ!
ついつい嬉しくて笑ってしまったが、上がってきたのは金色。
ウグイ?イワナ?おーーっ。
ブラウンかー。
<芦ノ湖ではレアな赤系の衣裳をまとった美しきブラウン>
ネットに沿って弧を描いてしまうので頭でっかちに見えて
しまうが、実際は体高も含め美しいプロポーションのブラウン。
常時湾内のボトムに張り付いているらしく、下側のヒレが
恐ろしく発達していやがる。
先に持ち帰り用にニジを1本血抜きしていたので、この子は
リリース。赤系、食べてみたかったが・・。しかし、ブラウンは
逃がせば必ず次にもっと大きい奴が釣れる。わらしべ長者作戦。
サクラでなくてずっこけたが、これはこれで。
仕事休んでサクラ釣れずで、職場のみんなには面目ないが、
一日思い切って遊んだ充実感を味わうことができた。
来週、GW前の一週間、頑張って仕事するけん!