脂ノリノリ
一見、痩せてきたように見えたが、すべてのヒメマスが究極の食味であった。
塩焼きの腹は脂ジャブジャブ。
これを追い求めてヒメトロやってんだよなー。
しかも、通年やっていても毎年出会える状況ではない。
今年は食味においては当たり年と言うことだろう。釣果も決して悪くない。
刺身もこの通りの、ヒメとしてはほぼ理想状態。
今年は3月のサクラに始まり、晩秋に至るまで脂の乗った刺身を追い求めた
一年だったなぁ、というかそういうブログと化してしまった。食べるために釣って
いるんだな、やはり。結局、バス釣りなんか一度も行かなかった。多分、釣りを
初めて以来、こんな年はなかった。
それほどサクラマスにやられた一年だった。
そろそろ、いい加減に白身も釣らないと年が暮れてしまう・・。
さて、ついてにこの秋の印象に残ったフード。
究極ナンバー1!は、やはり伊万里牛か。すき焼きで一気に食べた。
全国にあるA5黒毛和牛の完全別格品と断言。先週あたりに千葉が誇る君津牛の
A5にてすき焼きをしたが、「味が違う」。値段は3分の1ほどだが。
写真の肉でグラム5~600円。なんせ、年金暮らしの田舎の親が恵んでくれるん
だから。(多分、相当に奮発してくれているんだが。ごちそうさん!)
ちなみに、このすき焼きを食べるための玉子。
ウコッケイの卵なり・・。これで作るプリンが旨かとよ。昔の味がする。
そうそう、最近の食べ物って、毎日何年間も食べているうちに慣れてしまっているが、
味がない香りがない。特に野菜だが、卵もそう。ひょっとして肉も。
魚は大丈夫だよね??
家庭菜園やりだして(今は小松菜、ホウレンソウ、白菜、レタスなどが採れている)
野菜の味を再発見。
伊万里牛の脂も甘いのだが、最高状態のヒメマスの刺身を食べて思ったことがある。
やはり、サクラの甘み、そして筋肉と脂の融合。これにとどめを刺す。
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